信玄公のお膝元で歴史散策とワインを堪能!甲斐市の観光スポット5選

画像出典:kjn / PIXTA(ピクスタ)

信玄公のお膝元で歴史散策とワインを堪能!甲斐市の観光スポット5選

風林火山の軍旗でおなじみの武将・武田信玄公のお膝元、山梨県甲斐市。甲斐市内には、時間を忘れてタイプトリップできる歴史的観光スポットや、自然の恵みを堪能できる観光スポットがたくさんあります。

首都圏からのアクセスが便利な観光地でありながら、ダイナミックな自然や甲斐の歴史や人々の営みを感じられる甲斐市の人気観光名所をピックアップしてみました。

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信玄公のお膝元で歴史散策とワインを堪能!甲斐市の観光スポット5選

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1.信玄堤公園

JR竜王駅から甲斐の町並みを観光しつつ約20分。戦国時代に信玄公の命により17年もの年月をかけて治水工事が行われて以来、400年以上の歴史をもつ「信玄堤公園」。今でも当時の面影を残し、戦国ロマンへと旅心をかきたてます。

甲斐の人々の生活を守ってきた堤は明治時代の改修堤ですが、信玄公の時代に植えられたといわれる欅(けやき)や榎(えのき)など、樹齢を重ねた大木が今なお雄々しい姿で残ります。

また甲斐市内を流れる釜無川は全国で一番早く鮎釣りが解禁されるとあり、季節になると多くの鮎釣り愛好者が集まる釣りの聖地です。観光のベストシーズンは春先と秋。紅葉のライトアップは幻想的でおすすめです。秋以外の季節でも年間を通して甲斐市民の憩いの場として親しまれ、いつ訪れても穏やかな時間が流れる心地の良い観光スポットです。

森林公園やスポーツ公園も整備されているので、ちょっと早起きして朝もやの中のお散歩を楽しむのもおすすめ。甲斐市の歴史と自然を感じながら、日頃の運動不足を解消してリフレッシュしちゃいましょう。

2.茅ヶ岳

甲斐市と北杜市にまたがる標高約1,700メートルの休火山「茅ヶ岳」。古くから「八ヶ岳」と混同されることが多かったことから、甲斐市民の間では「にせ八つ」の呼称で親しまれています。

「日本百名山」を著した作家であり登山家の深田久弥氏の終焉の地としても有名です。ツツジの群生や白樺林を抜けた先の山頂からは八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、南アルプスを見渡せます。天気が良ければ遠くに富士山を含む大パノラマを楽しめますよ。

ちなみに茅ケ岳山麓は国内トップレベルの日照量を誇り、降水量が年間極小という良質なブドウの育成にぴったり。この気候を利用して実ったブドウを醸造した「グレイス茅ケ岳(赤・白)」は、ぜひとも味わっていただきたい逸品。すっきりとした爽やかな飲み口が、男女問わず人気です。

3.敷島ワイナリー

甲斐市の観光で忘れてはならないのが甲州ワインですよね。JR竜王駅からタクシーで約10分、緑に囲まれた「敷島ワイナリー」では美味しい甲州ワインと共に、広大なブドウ畑などの豊かな自然を満喫しながらバーベキューを楽しめます(要予約)。

もちろん、ワイナリーでの楽しみの一つである工場見学や試飲も可能。地元・甲斐エリアで収穫されたブドウだけを使用したこだわりの甲州ワインのほか、甲州小梅を使用した甲州小梅ワイン、アルコールが苦手な方におすすめな100%ブドウジュースなど、甲斐産の素材を生かしたオリジナルの味が揃っています。

ちなみに敷島ワイナリーでは定期的なワイン勉強会のほか、季節ごとにブドウ畑見学ツアーや新酒試飲会などイベントを随時開催しいます。観光プランを立てるなら、半日以上は必要ですよ。たっぷり時間をとって、甲斐のブドウと甲州ワインの魅力を心ゆくまで堪能してくださいね。

4.山口温泉

思いっきり甲斐市観光を楽しんだ後はゆっくり温泉でリラックス!甲斐市内で人気の「山口温泉」は、ちょっと温め(約42度)の炭酸泉と淡い黄緑色のお湯の色が特徴の掛け流し、日帰り温泉です。

日中は「子供禁止」のルールがあるので、大人同士ゆっくりと語りながら疲れを癒すのにぴったりですよ。昭和の香り漂うレトロな雰囲気がまた観光気分を盛り上げてくれます。内湯と露天がありますが、やはりおすすめは観光地ならではの露天風呂。極上の炭酸泉にじっくり浸かって、日頃のハードワークの疲れを癒してくださいね。お風呂上がりは、もちろん定番のフルーツ牛乳やコーヒー牛乳で乾杯です!

ちなみに、観光地から少し離れた住宅街の中に位置するため、地元の人たちも多く訪れる観光スポットです。

5.矢木羽湖・敷島総合公園・梅の里

JR竜王駅からタクシーでほんの10分程度。矢木羽湖周辺は、自然が多く残る甲斐市のなかでも特に人気のネイチャー観光エリア。澄んだ湖を囲む山麓、斜面に広がる梅林、のどかな小径など甲斐市の自然の絶景が広がります。

湖のほとりに広がる斜面一面に枝垂れ梅や八重紅梅をはじめ、約1,200本もの梅が咲き誇る早春の景色は圧巻です。種類によって開花時期が異なるので、2月下旬から3月中旬にかけて長く楽しめます。

また梅の時期以外も四季を通じて甲斐市の自然の美しさを楽しめます。お出かけするのがおすすめの、甲斐市随一の景勝観光スポットです。

◎まとめ

新宿から甲府乗り換えで約2時間。歴史ロマンと雄大な自然、美味しいワインが待つ甲斐市は、週末リフレッシュにぴったりの首都圏観光エリアです。

冬場の観光なら、甲斐市の玄関口である竜王駅のイルミネーションも必見ですよ。電車を降りた瞬間から、甲斐の国へいざタイムトリップ!

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