毎年春に必ず訪れたくなっちゃう!愛媛のおすすめ桜の名所7選

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毎年春に必ず訪れたくなっちゃう!愛媛のおすすめ桜の名所7選

愛媛と言えば美味しい蜜柑の産地。愛媛のお花見は美味しそうな蜜柑と一緒に桜も愛でれるとっておきの場所です。愛媛には「陽光桜」と云う桜が在ります。別名「紅吉野」とも言い、桃色の花びらに少し濃い紅色のすじが入ったきれいな桜で、「ソメイヨシノ」より少しだけ早く満開を迎えます。

そんな桜たちの濃淡なグラデーションと蜜柑のオレンジの競演が楽しめるスポットは愛媛ならでは!今回は愛媛でのお花見を堪能できる厳選スポットをご紹介します。

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毎年春に必ず訪れたくなっちゃう!愛媛のおすすめ桜の名所7選

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1.「恋のパワースポット」松山城山公園

桜と松山城のコントラストは誰もが一度はレンズを向けたくなる光景ではないでしょうか。城内の桜の多くは「ソメイヨシノ」ですが、春は、色が濃くとても可愛い早咲きの「ツバキカンザクラ(椿寒桜)」から遅咲きの八重桜、「サトザクラ(里桜)」や「ハナソメイザクラ(花染衣桜)」等 約200本の桜の樹が生育しています。

秋には、ロープウェイ・リフトを降りた長者ヶ平に在る「シキザクラ(四季桜)」も楽しめます。二之丸の光の庭園が色とりどりに染まる頃、「シキザクラ」は開花し始めます。紅葉と共に楽しんでみるのも乙なもの。

3月下旬から4月上旬、そして秋と比較的長い期間サクラを楽しむことができる松山城。約200本在る桜の樹ですが、松山城内に1本しかない桜が存在します。それは「ハコダテニオイ(函館匂)桜」。そんなかくれ桜を探してみるのも新たな発見があるかも知れませんよ。

また、松山城は密かな「恋のパワースポット」。二之丸史跡庭園は趣ある庭園の中で、日露戦争時には、ある秘められたロマンスもありました。桜の花がきれいに咲く季節は新たな始まりを予感させられることでしょう。

2.ほっこりできる道後公園

道後公園(湯築城跡)は愛媛県のちょうど真ん中辺りに在る松山市に在ります。懐かしいチンチン電車や坊ちゃん列車が走る街としても知られており、明治期は公園、植物園などとして、昭和期は動物園としても利用されていました。憩いの広場や堀沿いの桜もいいけれど、当時を再現した武家屋敷と咲き誇る桜との競演の何とも風情なこと。色々な表情を覗かせる公園内をゆっくりと散策するのもいいですね。

花見で疲れたら、ぼっちゃん温泉で足湯三昧はいかがでしょうか。道後温泉は三千年の歴史をもつ日本最古の温泉。11か所の足湯・手湯がきっと、疲れた身体をほっこりと癒してくれることでしょう。

昔と今のよいところが上手く組み合わされている町はきれいに整備され、建ち並ぶお店には人で賑わっています。揚げたての“じゃこカツ”やみかんジェラートを頬張りながらライトアップされた夜桜を観に足を運んでみるのもいいですよ。

3.解放感あふれる開山公園(ひらきやまこうえん)

伯方島に在る開山公園は、桜と季節の花々が絢爛豪華に咲き乱れる桜の名所として知られています。ソメイヨシノを始めとする5種類の桜の淡い色合いが山全体に広がるこの季節は多くの人たちが訪れ、山頂に在る木造の展望台から360度に広がるパノラマを楽しむことができます。

瀬戸内海に浮かぶ島々とそこに架かる3つの橋(伯方・大島大橋や大三島橋、多々羅大橋)、遠くに見える岩城島を始め四国・中国山地まで見渡すことができる、ここ開山公園は、ただただ穏やかな時間がゆっくりと流れ、桜の時期になると夜桜用の提灯に明かりが灯り、近くのおでん屋さんも来てくれる癒しの空間です。

遊歩道も整備されているのでハイキングやサイクリングがてら伯方島の桜を楽しむこともできますよ。

4.見事な枝垂桜の内子町

内子町には、町をぐるっと一周するように12か所の桜の観賞スポットが点在しています。

川沿いを覆いかぶさるように続く桜並木の枝垂桜や、県の天然記念物に指定されている世善桜、ライトアップが美しい夜桜が楽しめる鑑賞スポットなど見どころがめじろ押し。広いエリアに桜スポットが点在しているので、万全な下調べをしていきましょう。

5.「花の絨毯」禎瑞高丸の中山川堤防のシバザクラ(芝桜)

蛭子神社の北側を歩いて行くと甘い香りが漂ってきます。ピンクやマゼンダ、白色などの小さな花々がカーペットをひいたように愛媛県西条市に在る中山川の堤防沿いの一面を覆い尽くします。

天気のいい日は背後に石鎚山が顔を覗かせるのどかな田園風景ですが、かつては雑草が生い茂り、ごみの不法投棄が後を絶たなかったとか。そこで地元の人たちが景観を良くしようと2009年から芝桜を植え始めたのが始まりだそうです。それから毎年約2~3,000株ずつ植えられ、今では約3,500平方メートルを3万株の芝桜が埋め尽くすように咲き誇っています。

地元の方々の手で手入れされた芝桜は、年々広がり次の年はどんな景色を見せてくれるのだろうかと楽しみも尽きません。芝桜は桜の一種?と思われがちですが、厳格にいうとハナシノブ科の多年草です。桜が散った後を引き継ぐかのように咲きほころぶ「芝桜」。川の水面に映る芝桜も素敵ですよ。

6.一茶も俳句を詠むほどの桜「三角寺」

温暖な気候の印象がある愛媛県ですが、三角寺の在る平石山は湿った空気がたまりやすいため雨が多く、冬の季節は北側の林道が雪で真っ白になります。

また、1,200年の歴史を持つお遍路で有名な四国巡礼八十八箇所、愛媛県最後の札所でもある三角寺へ続く70段余りの自然石の石段を上がると、落ち着いた雰囲気の鐘楼門の鐘が見えてきます。梵鐘を撞いて境内に入ると静かな山寺が現れ、「これでこそ 登りかひあり 山桜」と一茶が詠むだけの事はあると納得する「ヤマザクラ(山桜)」が姿を現します。樹齢約400年と云う見事な桜の他にも境内には「シキザクラ(四季桜)」という、春と秋に年2回開花する桜が在ります。

特に秋の花は3月頃まで咲き続け、見る人を楽しませてくれるとのこと。桜の花が咲きこぼれるお花見の名所としても有名な三角寺は、古くから開運・厄除け・安産子安の観音さんとしても親しまれています。三角寺で一茶の時代に想いを馳せながら静かな時間を楽しまれてみるのも、また一興ではないでしょうか。

7.「The瀬戸内海の桜」岩城島積善山の三千本桜

瀬戸内の青い空と青い海に囲まれた「青いレモンの島」岩城島。温暖な気候に恵まれた岩城島の中央にそびえる積善山(標高370m)は、三千本に及ぶ桜の名所で知られています。

積善山にはスカイラインが通っているので車で頂上まで行けちゃいます。徒歩の方は「いわぎ桜まつり」の時期は無料シャトルバスがありますが、普段は1kmほど先の桜公園に向かって歩き登山口から山道沿いに植えられた桜並木を1時間半ほど眺めながら山頂に到着。山頂付近からは美しい夕日と共に淡い桜霧に包まれた瀬戸内の幻想的な世界をぜひご堪能ください。

満開を過ぎてからも積善山の桜は見もので、はらはらと舞う桜は日ごとに様相を変えていきます。麓のお不動さん周辺では竹あかりでライトアップされた桜は写真で見るよりもずっときれいです。そんな幻想的な積善山の夜桜もお楽しみください。

◎まとめ

愛媛の桜は瀬戸内の温暖な気候のように穏やかに咲き誇ります。風情ある景観と桜の花が見事にマッチした花見スポットも多数ありましたね。

桜が開花する3月下旬~4月上旬に愛媛に訪れた際は要チェック!自然と寄り添い互いを高めて行く、愛媛の桜を一度見に行きましょう。

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