名称:ホートゥガー
住所:うるま市勝連津堅1327
公式・関連サイトURL:https://www.okinawastory.jp/spot/600010285
沖縄本島の平敷屋(へしきや)港からフェリーで約30分。勝連半島の5kmほど南に浮かぶ「津堅島(つけんじま)」は、ミネラル豊富で糖度が高い「津堅ニンジン」が有名です。その品質には定評があり、島内には多くのニンジン畑があることから「キャロットアイランド」とも呼ばれています。島内の至る所で見かける「ニンジン」を探しながら、島を散策してみませんか?フェリーや案内板、展望台、ベンチからマンホールまで、いろんな所で発見できますよ。きれいなビーチでマリンスポーツを楽しんだり、パワースポットを巡ったり。綺麗な海に囲まれた津堅島は手つかずの自然に恵まれ、島の人々は素朴で温かく、いつまでも滞在していたくなるような懐の深さがあります。津堅島ならではのリラックスタイムをお楽しみください。
目次
ニンジン畑が広がるキャロットアイランド!津堅島の観光スポット7選
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1. 絶景の先にあるパワースポット「ホートゥガー」
最初にご紹介するのは、島のパワースポット「ホートゥガー」です。「ホートゥ(鳩)」がきっかけで見つかった「ガー(泉)」というのが名前の由来。ホートゥガーへ向かう階段の先には美しい海が見えます。この景色を見るだけでも行く価値がある、まるで魂が吸い込まれるような絶景です!
崖下へ下りると、長い間、津堅島の水源として利用されていた泉と井戸があります。日照り続きで困っていた時、鳩たちが羽根を濡らしていたのを不思議に思った島民たちがその場所を掘ってみた所、水が湧き出てきたと伝わります。そばにあるのは、鍾乳石のご神体。男女が抱き合っている姿に見えることから、子孫繁栄のパワースポットにもなっています。
2. 白い砂浜と遠浅の海が美しい「津堅島ビーチ」
トゥマイ浜とも呼ばれる「津堅島ビーチ」には、白い砂浜にコバルトブルーの海が広がります。津堅島の周囲は7kmほどしかないため、港からビーチまで歩いても約20分。レンタルサイクルだと、わずか5分ほどで到着します。美しい風景を楽しめる津堅島ビーチは、観光客が少ない穴場的なスポットです。
透明度が高く、色鮮やかな魚たちが人を恐れることなく近寄ってくるので、シュノーケリングやダイビングにピッタリ!食事処や民宿もあり、パラソルやチェアなどのレンタルに、シャワーや更衣室も利用できます。マリンレジャーのあとは、昔懐かしい瓦屋根の集落を散策するのも味わいがありますよ。
名称:津堅島ビーチ(トゥマイ浜)
住所:うるま市勝連津堅
公式・関連サイトURL:http://www.okinawastory.jp/spot/600007161/
3. 見渡す限りニンジン畑!「津堅ニンジン」
津堅ニンジンは甘くて美味しい上に、カロチンやミネラル分を多く含んでみずみずしいのが特徴。一般の市場にあまり流通していないのですが、固定ファンが多く、県内だけでなく県外の飲食店からもオーダーがくるほど高い人気があります。
かつて、津堅島では主食の甘藷(さつまいも)と津堅大根をメインに、豆や野菜などを栽培していました。戦後になっていろいろな野菜を育ててみたところ、ニンジンの栽培に適していることに気づいたのです。島尻マージと呼ばれる水はけが良い赤土が、根菜類を育てるのに最適なのだとか。国のニンジン産地指定を受け、今日では島の基幹産業にまで発展しています。
津堅島の面積の約80%が畑で、そのうち約60%がニンジン畑!津堅島が別名「キャロットアイランド」と呼ばれている所以です。畑の中心に真っすぐ伸びる「キャロットロード」は島の道しるべ。津堅ニンジンのピューレや、シークヮーサー入りのニンジンサイダーは、津堅島のお土産に最適な島の名産品です。
名称:津堅ニンジン
住所:うるま市勝連津堅
公式・関連サイトURL:http://ritohaku.okinawastory.jp/reallife/tsukenjima/
4. 展望台もニンジン!「ニンジン展望台」
津堅島南西部の高台にあるのは、やっぱりニンジンの形をした「ニンジン展望台」。登れば360度の素晴らしい景観を楽しむことができ、設置されているベンチもニンジンと遊び心が満載。もちろん、展望台近くの芝生にあるベンチもニンジンで、子供たちに大人気です。
ニンジン展望台へ行くには、津堅島灯台を目指しましょう。展望台から海へ向かうと、天然記念物のクボウグスクの植物群落やパワースポットのホートゥガーなどがあるので、散策しながらゆっくり進むと良いでしょう。
名称:ニンジン展望台
住所:うるま市勝連津堅1327付近
公式・関連サイトURL:http://tsukenjima.com/?page_id=30
5. 珍しい植物が数多く見られる「クボウグスクの植物群落」
「クボウグスクの植物群落」は、津堅港から15分ほど歩いた所にあります。津堅島の西海岸に突き出た琉球石灰岩の「クボウグスク」は、聖地といわれていた拝所。その入り口に、クボウグスクの植物群落の標柱が立っています。
一帯はタブノキやヤブニッケイ、オオハイヌビワなどの常緑広葉樹をはじめ、クロヅグ、リュウキュウガキ、モクタチバナなどの低木などに覆われています。かつては奥まで行くことができましたが、今は「クボウグスクの植物群」としてうるま市指定の天然記念物となり、立ち入り禁止となっています。
名称:クボウグスクの植物群落
住所:うるま市勝連津堅1393-12
公式・関連サイトURL:http://www.city.uruma.lg.jp/bunka/2401
6. 沖縄最古の灯台「旧灯台跡」
旧灯台跡 pic.twitter.com/q6Z5Obd1L5
— shiromadara (@oogomadara) March 13, 2016
1896(明治29年)に建てられた津堅島灯台は沖縄で最初の灯台でしたが、第二次世界大戦の空襲で破壊されてしまいました。その後、村の復興の際の建材として利用されたこともあり、台座の石積みの内部に使われていたレンガのみが遺構として残っています。
津堅島灯台の遺構はただ古いというだけでなく、どっしりとした重厚感があって、在りし日の全体像が浮かんでくるよう。灯台跡から眺める水平線の眺めも壮観です。
名称:旧灯台跡
住所:うるま市勝連津堅
公式・関連サイトURL:http://tsukenjima.com/?page_id=41
7. 美しい熱帯魚に出会える「ヤジリ浜」
ヤジリ浜は、津堅島の北東部にある小さなビーチ。海岸線は弓状に広がっていて、海の青の濃淡が美しく映えています。観光客の姿はほとんど見られず、一部護岸はされているものの、天然の海岸の面影を感じさせてくれます。
200mほど沖にあるのは「アフ岩」と呼ばれる無人島。干潮時にはアフ岩まで歩いて行けるうえ、海水が取り残されたタイドプールでいろんな生き物を見ることができます。ここは満潮時でも水深3~4mほどと、シュノーケリングにピッタリ!美しいヤジリ浜で熱帯魚の泳ぐ姿を眺めながら、身も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょう。
名称:ヤジリ浜
住所:沖縄県うるま市勝連津堅
公式・関連サイトURL:http://tsukenjima.com/?page_id=37
◎まとめ
沖縄本島からフェリーに乗って約30分で行ける津堅島。島内は徒歩でも観光できますが、レンタサイクルで風を受けながらニンジン畑の中を駆け抜けるのも爽快です。また津堅島にはトゥーマイ浜をはじめ、マリンスポーツを楽しめる魅力的な砂浜があります。民宿に泊まれば、津堅島ならではの新鮮な魚や野菜をたっぷりと味わえますよ。観光客の多い沖縄の観光スポットに飽きたら、たまには小さなキャロットアイランドでのんびり過ごしてみませんか。
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