千葉の絶景スポットおすすめ11選！自然豊かな関東の穴場を堪能

千葉のおすすめ絶景スポットをご紹介します。千葉県は首都東京に隣接している為に、東京のベッドタウンとして発展してきました。その為、開発も進んでおり、自然や田舎が少ないと思う人も多くいるのではないでしょうか？

実は、都内から少し離れた千葉県の置く、房総半島周辺を始めとして絶景地も数多く存在しています。また海に面する地域が多いため、夜景が見渡せる絶景地も多くこちらにも注目です。以下で詳しく見ていきましょう。

1.千葉ポートタワー

千葉ポートパーク内にあるタワーでは、千葉県の絶景が見える名所です。その高さは125mを超えるほどで、全体がハーフミラーのガラスに覆われていることが特徴。この千葉ポートパークに利用しているガラスは、熱線反射ガラスと言われるもので、何と5500枚以上ものガラスで覆われています。

この千葉ポートタワーは、見学のコースが自然に出来上がっており、まずは1階からエレベーターで4階の展望台で絶景の景色を眺めることから始まり、準に降りていくようになっています。千葉ポートタワーの3階部分にはカフェがあり、食事もできるように作られています。そして展望台からの景色はまさに絶景。タワー2階は「愛のプロムナード」といわれる場所があり、このフロア内には恋人の聖地認定記念のモニュメントを見る事もできるのです。さらに、絶景の「天空縁結びスポット」があり、2人で愛を確かめるのにふさわしいシチュエーションが用意されています。

2.海ほたる

「海ほたる」は東京湾アクアラインにあるパーキングエリア。千葉の絶景の名所になっています。パーキングエリアと言っても、その充実度はサービスエリア以上のクオリティ。昼間は周囲360度を見渡せるほどの東京湾の絶景を堪能でき、夜景の美しさは格別。テラスには、遠くの景色まで見る事ができるように、双眼鏡が付設されていますので、景色をより一層楽しめます。

また食事処にも注目です。海ほたるでしか味わえないグルメも存在しており、観光ついでのお楽しみのひとつと言えるでしょう。そして免罪店が設置されている事も人気のひとつで、高級ブランドのバッグなどを購入しに訪れる人もいるほど。車でアクセス可能。大型連休やお盆の時期は混雑するので余裕をもってお越しください。

3.きみさらずタワー

「きみさらずタワー」は千葉県木更津市に所在している太田山公園にあり、千葉の絶景ポイントとして知られています。きみさらずタワー自体、いたって普通の塔ですが、その高さは11ｍ程。太田山公園そのものが高台にある為に、千葉の絶景を堪能する事ができるのです。

千葉県が選定した「千葉眺望100景」の絶景にも選ばれているほどの景色で、このきみさらずタワーからは、木更津市の街中にもかかわらず、東京湾の対岸に新宿副都心や東京タワー、横浜ランドマークタワーといった眺望を拝む事ができます。

4.明治百年記念展望塔

「明治百年記念展望塔」はこの地域の絶景ポイントです。千葉県富津市にある富津岬（ふっつみさき）の最先端は絶景の景色の展望施設となっています。千葉の富津岬の「明治百年記念展望塔」は、千葉県立の公園にもなっており、絶景の景色が満喫できるほか、この展望塔自体も、五葉松をデザインした斬新な建物で作られています。美術的要素も堪能できるという事で人気の観光地。

湾を見下ろすと遠くに富士山をみることができ、夕暮れには富士のシルエットに変わる事で、普段とはまた違った景色を拝む事ができます。夜景も美しい場所ですので、昼間の景色との違いを確かめてみるのも良いかもしれません。この明治百年記念展望塔へ来るには、アクアラインを利用して来る方法がもっとも近道です。周辺の施設も色々あり、夏場には富津公園ジャンボプールで色々なアドベンチャープールが楽しめるほか、野外劇場や運動施設、キャンプ場もあるので、宿泊も楽しめますよ。

5.鋸山

千葉随一の絶景ポイントは、この千葉県安房郡と富津市の狭間にある「鋸山」の絶景でしょう。この千葉の鋸山は標高320ｍあまりと、決して高い山ではありませんが、頂上付近で見られる断崖絶壁は、「地獄覗き」と揶揄される程の絶景を見る事ができる千葉の絶景ポイントです。千葉の鋸山の岩質は凝灰岩で、古くから建築資材として利用されてきました。しかし、長年の採掘によって山が破壊され続けてきた事から、現在は環境保護の観点からも採石は完全に中止されており、貴重な観光資源として活用されています。

山頂まではロープウェーがあり、簡単に山頂までたどり着く事ができますが、標高がさほどない事から整備されている石段を登って山頂へと足を進める観光客も多くいるほどです。周辺は有名な日本寺であり、高さ30ｍ以上の「日本寺大仏」を見る事ができます。また「百尺観音」や「千五百羅漢」など貴重な石仏を見る事ができます。日本寺は、1300年以上にもなる名刹でもありますので、その歴史の古さを体感しておきましょう。

6.野島埼灯台

野島埼灯台は千葉の絶景地のひとつに数えられており、千葉県の房総半島の最南端にある野島崎にあります。この場所は「日本の灯台50選」と、国の「登録有形文化財」にも指定されています。白色の特有の八角形の柱のような形状をしており、岬の景観とマッチした映える景色が生まれます。

この野島埼灯台は1870年に、フランス人技師の設計に基づいて建てられたもので、当初はレンガつくりの八角形の灯台でした。しかし、1923年に起こった「関東大震災」で根元からぽっきり折れてしまい、その2年後に復興される事になります。しかし、ふたたび終戦間近に破壊されてしまいますが、この房総半島の重要な要所であった為に、終戦後まもなくすぐにこの建物は建て直されました。この野島埼灯台は中に展望台が完備されており自由に立ち入ることができますよ。潮風香る海の絶景を十分に堪能してみてください。

7.一戦場公園展望台

一戦場公園展望台は千葉の鴨川市貝渚にある公園で、千葉の絶景地にもなっている場所です。また歴史スポットしても有名な場所で、源頼朝が石橋山合戦で敗れて逃れる際に、この地で地元の豪族と戦いになり勝利したおかげで、後の快進撃が始まったという歴史的経緯があります。この展望台は魚見塚展望台とも呼ばれており、その昔漁師が魚を見つける為のナブラを発見する為の拠点として利用していました。

当然、千葉の絶景と言われるだけあって、その眺望は素晴らしいもの。前原海岸や鴨川松島に仁右衛門島など、海の絶景は格別です。また蓄光タイルが散りばめられているため、21時からは1時間ほどのライトアップが見られるほか、千葉の鴨川の市街地の夜景なども見る事ができます。そして「誓いの丘」も有名な名所で、恋人たちがこの場所にカギを掛けると、永遠に結ばれるという愛のスポットにもなっています。

8.勝浦海中展望塔

勝浦海中展望塔は、千葉県勝浦市にある勝浦海中公園エリアにある展望台で、千葉の絶景スポットであるとともに、行楽施設としても人気の場所です。周辺の人気施設には、「海中展望塔」や、千葉県立中央博物館の分館とされる「海の博物館」、「海の資料館」。博物館、資料館では千葉県勝浦の漁業の歴史や展示物を見る事ができるほか、季節の展示物も見学する事ができます。

またレストランもあるので、海の絶景を眺めながらの食事も可能です。ここは少し変わった作りをしており、海にせり出した形の展望台になっているのがその特徴。東洋一の規模を誇る展望台とされており、最上階の展望台からは、勝浦沖の太平洋を一望できるほどの絶景が期待できます。また展望台最下層は海中にあり、24個も取り付けられている窓から海の中を眺めることができます。千葉の天候の悪いときは観察が難しい場合がありますので、お天気には注意が必要でしょう。

9.白子剃金海岸

都心から気軽に来られる千葉の「白子剃金海岸」は絶景だけでなく、夏場には海水浴客で賑わいを見せる絶景の海水浴場です。この千葉の剃金海水浴場は、その長さ80ｍとそこそこの広さがあり、都心からも近いとあって人気の場所ですが、サーフィンやマリンスポーツのたぐいは、一切禁じられていますのでご注意ください。また、周辺でのバーベキューなどの火器を扱う事も禁止されていますので、くれぐれも持ち込まないようにしましょう。

地元の千葉県白子町には温泉もあり、海水浴が行われていない時期でも、この温泉で楽しむ事ができ、足湯なども設置されています。またこの千葉県白子町には、夏に毎年開催されている面白いイベントがあり、「南白亀川イカダのぼり大会」の行事を楽しむ事ができますよ。

10.飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬展望館は、千葉県旭市上永井にある刑部岬の上永井公園のエリア内にあります。千葉の絶景地として知られる周辺地では、この千葉ゆかりのマンガ家『ちばてつや』の第人気漫画「あしたのジョー」のモニュメントが飾られている事でも有名。ちばてつやは、過去にこの飯岡に在住しており、その縁でこの石像が製作されたのだそうです。

この千葉県の上永井公園にある飯岡刑部岬展望館周辺では、珍しい絶景が見られる事でも知られており、国内でもまれな吉兆の証とも言われている「ダイヤモンド富士」の絶景が見られる場所としても非常に有名な場所です。この場所でダイヤモンド富士が見られるのは、毎年2月25から26日と言われており、千葉周辺を始め多くの観光客が集まってきますが、天候に左右されますので、お越しの際には天気予報を確認して行くようにしましょう。また夏場には浜辺の街のイベントとして、「砂の大恐竜展」や「旭市七夕市民祭り」といった絶景のイベントが開催されます。

11.屏風ヶ浦

千葉県の屏風ヶ浦は、この犬岩からつづく切り立った断崖が見られる絶景地。同じく千葉の刑部岬に続く海食崖の断崖絶壁は、「東洋のドーバー」ともいわれるほどの素敵なスポットで、この迫力ある景色を撮影するためにドラマやCMを始め、映画撮影やプロモーションビデオなどのロケ地にも利用される程の千葉の絶景地です。

高さ60mに及ぶ岸壁は関東ローム層と呼ばれるもので、波による浸食も激しく、かつてはこの周辺に源義経が都落ちした際に、一緒に付き従ったとされる片岡常春の居城、佐貫城がありました。しかし、九十九里浜周辺では浸食の被害が激しく、これらの浸食の為にその居城跡は今や沖合になっています。現在は、この美しい景色を守るために、テトラポットなどを沈めて波の浸食を防いでいる状態。絶景の景観も非常に大事な事ですが、地質学的にも非常に貴重な資料となる為に、千葉県では更なる保存が検討されています。

◎まとめ

千葉には九十九里浜や房総半島といった関東屈指の絶景スポットが多くあります。特に関東ローム層は、なかなか見られない地層ですので、貴重な資料とも言えるでしょう。特に千葉の絶景地は海に面した地域に多く見られ、特殊な地形が多く見られます。千葉ならではの地形が生みだす絶景の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

千葉の絶景スポットおすすめ11選！自然豊かな関東の穴場を堪能