名称: 田中家住宅
住所:徳島県名西郡石井町藍畑字高畑705
公式・関連サイトURL:http://www.shikoku.gr.jp/spot/802
幾度なる時代の歴史が語られる徳島県。
アジアで初めてベートーベンの交響曲第9番がコンサート演奏された歴史で有名になった鳴門市ドイツ館や、平家の落ち武者の歴史がかずら橋の由来に関係していると言われる祖谷のかずら橋など、平安から戦国、江戸時代、明治大正時代という歴史に関係がある史跡や関連施設が徳島には数多くあります。
そんな徳島の歴史にまつわる観光地の中から、ぜひ訪れたい6スポットをまとめました。徳島観光の参考にしてみてください。
目次
徳島の歴史スポットは藍染商の田中家住宅・鳴門ドイツ館はじめ6選
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1.阿波の藍染商の歴史を伝える「田中家住宅」
せっかく徳島来たから藍染体験にふらっと一人で寄ってみた。
— soa (@soa_xoxo) June 5, 2016
めちゃめちゃ綺麗。
水洗いすると青以外の色がどんどん落ちていくの。
Tシャツをやりたい。下半分だけ藍色にする。また今度来よう。
何が下手って私のアイロンのかけ方な。 pic.twitter.com/i3CyQzp5iO
徳島県の歴史スポットとして、阿波の藍染の商人の家の造りをご覧になってみてはいかがでしょうか?徳島の吉野川がしばしば氾濫していた流域にあった名西郡石井町は、稲作で大変苦労した歴史をもつ町。
その一方で、洪水によってもたらされる豊かな栄養を含む土が藍栽培に向いていたため、江戸時代の前から「阿波藍」が栽培されてきました。田中家は、江戸時代初期からずっと続いてきた藍商人の家系です。台風による洪水で田中家住宅も被害を受けて、3回の修復作業を経験。今の「田中家住宅」は1854年からおよそ30年の年月をかけて完成されたものです。
地元産の青石を用いた石垣がきっちり組まれていて、藍商の全盛期の面影を残します。また国の重要文化財に指定されるなど、歴史的価値ある観光スポットです。
2.ドイツとの友好の歴史を伝える「鳴門市ドイツ館」
お次にやって来ましたのはドイツ館。
— Yusuke_Orange (@SOUL_IN_ORANGE) November 19, 2016
ベートーベンさん8年振りでございます。 pic.twitter.com/G0AB7EQqrt
ドイツとの友好を示す鳴門市ドイツ館は、ドイツ兵の捕虜を収容した坂東俘虜収容所があった歴史を伝えるために作られた資料館です。第一次世界大戦(1914年から1918年)の戦時中に中国の青島(チンタオ)にいた1000名ほどのドイツ兵が、1920年まで収容されていました。
当時の収容所の所長であった松江豊寿らはドイツ兵たちの人権をできるかぎり尊重した自主的な生活を許していたそうです。そのためドイツ兵たちの活動が盛んで、特に音楽活動においては、ベートーベンの「交響曲第九番・合唱付き」を1918年に全楽章演奏したのは、アジアが初演でした。
鳴門市ドイツ館の周りにはドイツ村公園もあります。歴史の重さを感じることができるドイツ館に、ぜひお立ち寄りください!
名称:鳴門市ドイツ館
住所:徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2
公式・関連サイトURL: http://doitsukan.com
3.平家落ち武者伝説の歴史とも関係のある祖谷のかずら橋
祖谷のかずら橋は日本の三大奇橋として知られています。その歴史は平家の落ち武者とも関係が深いと言われるかずら橋。落ち逃れた平家がこの集落に住み、追手が迫ったときにすぐに橋を切ってしまえるようにかずらで作った橋を架けたという伝説があります。およそ、800年の歴史があるということでしょうね。
歴史を下って1646年の古文書「阿波国図」に、かずら橋がは7つあったと記されています。さらに歴史が下ると、大正時代には鉄のワイヤー製の吊り橋にいったん架け替えられました。しかし、1928年(昭和3年)には、祖谷の観光を盛り上げるために、かずら橋が復活したのです。
1970年代の国鉄(現在のJR)のキャンペーンで飛躍的に知名度が向上しました。今でも年間35万人の観光客が訪れるかずら橋。吊り橋で大きく揺れ、床も「さな木」と呼ばれる割木や丸太を荒く編んだだけなので、たいへんスリリングな体験ができますよ。
名称:祖谷のかずら橋
住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
公式・関連サイトURL:http://www.awanavi.jp/feature/kazurabashi.html
4.世界中の歴史的名画の陶板を展示する大塚国際美術館
徳島で世界の名画の歴史をたどるなら、日本最大級の大きさを誇る大塚国際美術館をおすすめします。大塚製薬の記念行事に合わせて設立された名画陶板の美術館です。
陶板に世界中の歴史に残る名画を原寸で復元して焼き付けた展示品があり、なかでもミケランジェロ作の『最後の審判』が再現したシスティーナ・ホールの展示物は忘れずに見ておきましょう。写真撮影も条件付きながら許可されています。
大塚美術館では、オリジナルの作品ではなく、復元した陶板アートを展示することで世界中の歴史的名画を一堂に集めることができたのです。
名称:大塚国際美術館
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
公式・関連サイトURL:http://www.o-museum.or.jp/
5.歴史ある徳島城跡の徳島中央公園
閉館ギリギリに徳島城跡(徳島中央公園)に到着! pic.twitter.com/aciM04xp7U
— ぐやま (@TripSan) November 18, 2016
歴史ある徳島城跡を明治39年に公園として開かれて以来、徳島市中心市街地のロケーションをいかして市民の身近な憩いの場となっています。徳島城は、旧徳島藩主の蜂須賀公の居城です。平成元年に徳島市政百周年に際して鷲の門を修復。さらに数寄屋橋の再現や、徳島城博物館のオープンによって城跡の公園として再興されました。
平成18年には、徳島城跡は国史跡指定にも選ばれています。徳島藩と蜂須賀家の歴史をたどることができる徳島城博物館や、旧徳島藩主蜂須賀公の庭である、日本の名勝旧徳島城表御殿庭園があります。入園料50円(2016年11月調べ)と、とてもリーズナブル。
上田宗箇作の枯山水庭と築山泉水庭の二つの庭からなる池泉廻遊式と観賞式を兼ねそなえた桃山様式の美しさを伝える名庭です。JR徳島駅から徒歩でおよそ10分と、アクセスも便利!お気軽にお立ち寄りいただけます。
名称:徳島中央公園
住所:徳島県徳島市徳島町城内1番外
公式・関連サイトURL:http://www.city.tokushima.tokushima.jp/shisetsu/park/chuo.html
6.展望台として美しい日和佐城
もう一つは日和佐城と稜線シルエットです(^^) pic.twitter.com/6jA27sQawz
— 🟦⬛️MOS🐉リアポ名古屋2024 次はかみこす締めは駅ビル (@GC8CBE5A) November 11, 2016
ウミガメが産卵の為に上陸することで有名な徳島県日和佐には、美しい日和佐城天守閣があります。日和佐駅の東前方にある標高65メーターの城山に建つ日和佐城天守閣は3層4階で、日和佐城跡に昭和になってから作られた建造物です。
もともとは1500年代の初めに土佐の長宗我部軍の阿波の南部への侵攻を防ぐために築かれたとされる歴史を持つ城で、日和佐の豪族日和佐肥前守が築いたと伝えられていますが、当時の城については歴史資料が少ないため多くの謎があります。
日和佐城天守閣は日和佐の海を一望できる絶好の展望台になっています。そこからの眺めは息をのむほどの景色ですので、一度立ち止まってみてください。
また周辺には「日和佐うみがめ博物館カレッタ」が点在。カレッタとはアカウミガメの学名のことで、博物館はウミガメを間近で見られるコーナーもあり、ウミガメ観光の中心となっています。
展望台で美しい景色を見た後は、そのままアカウミガメを見に立ち寄れるというお得感も、「歴史を感じることができる徳島ならでは」です!
名称:日和佐城
住所:徳島県海部郡美波町日和佐浦
公式・関連サイトURL:http://www.town.minami.tokushima.jp/kanko/spots/04hiwasazyo.html
◎まとめ
いかがでしたか。今回紹介した観光歴史スポット以外にも、徳島城跡の公園や日和佐城跡の天守閣など、まだまだ見どころが山ほどある徳島県です。
しっかり観光プランを立てて徳島県へ訪れてみてはいかがでしょうか。知られざる歴史の真実に触れられる旅になりますよ。
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