名称:東郷湖(東郷湖畔公園)
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町旭
公式・関連サイトURL:http://www.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/136
水辺のホテルから眺める美しい夕景。ここは南国ハワイ⁉……いいえ、鳥取県の「はわい温泉」です。漢字では「羽合」と書き、古くから存在するれっきとした地名です。
硫酸塩泉のお湯は東郷池の湖底から湧き出ていて、湖畔に浮かぶように旅館が立ち並んでいます。大手携帯会社のCMに登場したことでも話題になりました。この記事では、そんな鳥取のはわい温泉でリゾート気分を味わうときにおすすめの、周辺観光スポットをご紹介します。
目次
はわい温泉のおすすめ観光スポット8選!鳥取の「はわい」で湯ったり夢気分
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1. 露天風呂からも絶景!風光明媚な風景を楽しむ「東郷湖」
はわい温泉の目の前に広がる東郷池。上から見ると羽を広げた鶴のような形をしていることから、「鶴の湖」としても親しまれています。湖畔のお部屋や露天風呂から眺める湖の景色は格別!東郷池では漁業も盛んで、カワサギやフナなどを獲る4つの手網がはわい温泉ならではの風景として有名です。晴れた日には太陽の光がキラキラと揺らめき、とくに日没時には湖面が黄金色に輝きます。
JR松崎駅のすぐ近くの東郷湖畔公園には、2匹のコイの彫刻が目印の足湯があります。ここでは温泉たまご作りも楽しめるんですよ。公園内に網が完備されているので、持参した卵を10~20分お湯に浸けておくだけで、トロトロな温泉たまごが完成します。
2. いろいろなシチュエーションが楽しめる「足湯めぐり」
はわい温泉と対岸の東郷温泉には、合わせて7つの無料の足湯があります。前出の「こいの湯(毘沙門天の湯)」もその1つ。
ほかにも舟の形をした「弁財天の湯」や、バス停のベンチがそのまま足湯になった「寿老人の湯」、手作りパンが美味しいカフェの店内にある「大黒天の湯」など、それぞれユニークなところばかり!温泉街の中に溶け込んでいるので、観光や散策のついでに気軽に立ち寄ってみてください。
名称:足湯めぐり
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町はわい温泉ほか
公式・関連サイトURL:http://www.hawai-togo.jp/html/guide1_top.html
3. 本物にこだわる中国庭園!チャイナドレスも着られる「燕趙園」
「燕趙園(えんちょうえん)」は、国内最大級の中国庭園。鳥取県と中国の河北省が友好の証として建設されました。皇帝の庭園をコンセプトとしてた総面積約1万平方メートルもの本格的なテーマパークで、背後の東郷池を借景に28景もの見どころがあります。
設計から加工まですべて中国で製作されていて、建物も中国で仮組したものを解体して日本へ運びました。建物には2000を上回る色鮮やかな彩画が施され、これらも中国の画家が丁寧に描いたもの。日本のはわいにいて、中国をも満喫できてしまう観光スポットです。
女性にはチャイナドレスのレンタルもありますよ!鳥取のはわい温泉で異国情緒に触れてみるのも面白いですね。
名称:燕趙園
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1
公式・関連サイトURL:http://www.encho-en.com/
4. 織物と安産を祈る静かなで神秘的な「倭文神社」
東郷池北東の静かな山中にある「倭文(しとり)神社」。倭文は「しずり」「しどり」「しとおり」とも読みますが、いずれもは絹織物のことを指します。織物の神「建葉槌命(たけはづちのみこと)」と「棚機姫命(たなばたひめのみこと)」を祀った神社です
平安時代後期には伯耆国一宮だった由緒ある古社で、本殿は1818年に再建されたもの。大正時代には随神門右手の丘から高さ1.5m、直径15mの経塚が見つかり、そこから出土した埋葬品はすべてが国宝に指定されいます。木立に囲まれた閑かな神社の雰囲気はとっても厳か。
また、かつては女性の下照姫を主祭神としていたことから、安産の神や女性の守り神としても信仰されています。安産祈願に訪れる人は、神社の手前にある安産岩と夫婦石にも願掛けをしましょう。美しかったとされる下照姫にあやかり、女性が当社を参拝すると幸せが訪れるともいわれていますよ!
名称:倭文神社
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町宮内754
公式・関連サイトURL:http://www.saninji.jp/98
5. 厄払いの聖滝!迫力満点だけどリラックスできる不動滝
温泉に浸かったり、東郷湖の景色を眺めてリラックスするのも良いですが、大自然の中でのリラックスを求めるなら「不動滝」がおすすめ!はわい温泉から東郷池をまたいで東方の山中にある不動滝は、安山岩の岩壁より流れ落ちる落差32mの二段滝です。
古くから不動明王を祀った修行の場でもあり、毎年7月7日に滝開きが行われます。厄年の男性がここで滝に打たれて厄払いをし、これにより「厄年」を躍進の意味を込めた「躍年」に変えることができるといわれています。もちろん女性にも同じ霊験があるそうですよ。
暑い夏場は涼しく、マイナスイオンを胸いっぱい吸い込むことができます。滝は迫力満点でありながら緑と水の音に囲まれて、心が研ぎ澄まされていくのを感じるでしょう。
名称:不動滝
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町漆原
公式・関連サイトURL:http://www.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/336
6. 伯耆の要衝として争奪戦が繰り広げられた「羽衣石城跡」
はわい温泉の南方4kmほどのところには、14世紀に地元の領主南条氏が築いた「羽衣石(うえし)城」という山城がありました。この城を無視して鳥取県内を東西に移動することは不可能だったため、戦国時代には尼子氏や毛利氏、織田氏といった大大名の間で何度も攻防戦が繰り返されました。
プリンのような形をした急峻な城山の頂上には、小さな模擬天守閣が建っています。もともとは昭和6年に南条氏の子孫が私費で造ったもので、平成2年に現在のものに建て替えられました。同時に中腹まで道路が通じ駐車場も整備されたので、見た目ほど時間もかからず山頂まで登れます。とはいえ山の中のお城なので、歩きやすい服装は必須ですよ。
本丸周辺からの眺望は素晴らしく、はわい温泉街や日本海まで一望のもとに付すことができます。はわい温泉周辺で随一の景観スポットといえるでしょう。
名称:羽衣石城跡
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町羽衣石
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2QJtGnm
7. 古墳群の上の展望台「ハワイ風土記館」
はわい温泉の北、東郷池と日本海の間に横たわる馬ノ山の丘陵上には「橋津古墳群」があります。5基の前方後円墳と19基の円墳が見つかっていて、前方後円墳に関しては東伯耆の最初期のものと考えられています。
馬ノ山の山頂には、もう1つ特徴的な「ハワイ風土記館」があります。お城と埴輪をイメージしたという5階建ての建物は、かつて毛利氏と対峙した羽柴(豊臣)秀吉が陣を張ったもと伝えられることに因んだもの。館内にはハワイ…もとい、羽合に関する古代から天文までさまざまなディスプレイがあります。
最上階は展望台になっていて、はわい温泉や東郷池、そして日本海の景色を360度のパノラマで眺めることができますよ。夜にはライトアップもされ、はわい温泉周辺のシンボル的な建物です。
名称:ハワイ風土記館
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町上橋津710−2
公式・関連サイトURL:http://www.hawai-togo.jp/html/guide1_fudokikan.html
8. ちょっと足を延ばせば白壁の蔵の街「倉吉」
白壁土蔵群で有名な倉吉は、はわい温泉から車で10分のところにあります。玉川沿いに幕末から昭和初期にかけての伝統家屋が約100棟も残っているんですよ!
とくに赤瓦一号館~十一号館までが観光の目玉で、今は飲食店やショップ、観光案内所などとして利用されています。ほかにも天保14年(1843)築の高田酒造や明治41年(1908)に銀行の支店として建てられた洋風の倉吉大店会なども見応えがあります。
「打吹玉川」として国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている倉吉の土蔵の街並み。はわい温泉に宿泊するならぜひ足を延ばしてほしい観光地です。
名称:倉吉(白壁土蔵群)
住所:倉吉市魚町新町1
公式・関連サイトURL:https://www.kurayoshi-kankou.jp/
◎まとめ
はわい温泉周辺のおすすめ観光スポットを8選ご紹介しました。鳥取県湯梨浜町の「湯」の字を担うはわい温泉周辺には、東郷湖を中心に自然や歴史が感じられる観光スポットがいろいろあります。鳥取のハワイで和の温泉と中国の庭園が楽しめるなんて、ちょっと贅沢ですよね。鳥取県を観光する際は、ぜひ一度はわい温泉に泊まってみてください。
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