お花見を楽しむならここ！春の訪れを感じる長崎県桜の名所5選！

春の訪れを象徴する桜。開花の季節が近づくと、自然と期待でそわそわしてきますよね。今回はそんな期待に応えてくれる長崎県の桜の名所を５つ紹介します。長崎県周辺の開花時期は例年3月中旬～３月下旬頃。春休みを使って長崎に行こうかな……なんて考えてる方にピッタリですよ。

1.海と桜がベストマッチな桜の名所「西海橋公園」

長崎の桜名所として人気がある西海橋公園。佐世保市と西海市を結ぶ西海橋を一望できる見晴らしの良い公園です。西海橋公園は渦潮の名所で、例年多くの観光客でにぎわいます。

春になると約1,000本の桜が咲き乱れます。渦潮の青と桜のピンクのコントラストがベストマッチで、多くの写真愛好家たちが喜ぶ絶景スポットです。公園内にはアスレチックや展望台、草スキーなど家族連れで楽しめる施設もあります。無料の駐車場も多数あるので、ドライブがてらお花見に行くにも良さそうです。

公園周辺には「魚魚市場」や「いけすうず潮」など美味しい食事処があります。「花もいいけど団子も食べたい！」という方は、お腹もしっかり満たして行ってくださいね。

2.切ない歴史と桜の儚さがマッチする？？「島原城」

1618年に松倉重政が4～7年の歳月をかけて普請したと言われる島原城。安土桃山の建築スタイルを取り入れた優雅なお城です。明治の御一新で一度取り壊されましたが、美しい島原城を惜しんだ島原の人々の努力で1964年に天守閣が復活しました。それ以来、長崎の人気観光地および桜名所として毎年多くの人々が足を運びます。

城内には約250本のソメイヨシノが咲き、気品のある綺麗なお城とのマッチングが楽しめる素晴らしい名所です。5層の天守閣の周りをピンクで染める桜郡。元のお城も1618年から明治の御一新にて解体されるまで、同じように長崎の人々を癒してきたのだろうか……城の歴史を知ると、そんな想像もしてしまいます。島原城の歴史を想像しながら楽しむのもアリですね。

▶水の都・島原で長崎の歴史を学習。白く美しい島原城の観光ガイド！

3.長崎県ならではの桜が見られる「大村公園」

長崎県の桜の名所と言えば大村公園。日本の桜名所100選に選ばれただけあり、豪快な美しさが楽しめます。大村公園は大村藩主が作った玖島城（大村錠）跡の外堀を利用してできた公園で、園内にはソメイヨシノやオオムラザクラなど21種類2,000本の桜があります。

その多さと美しさには圧倒されずにはいられません。夜になるとライトアップされ、昼間と少し違った魅力も味わえます。昼も夜も楽しめる名所なので、花見観光の第一候補として覚えておきましょう。公園はインターチェンジから車で15分ほどの場所にあり、無料駐車場もあるためアクセスも便利です。

なお、本州以東で暮らす方にとっては聞きなれないかもしれな「オオムラザクラ」ですが、これは突然変異によりできた長崎を代表する桜。ひとつの花に60～200枚の花弁が着く驚きの桜です。

4.長崎地元民に人気の名所「橘公園」

毎年多くの観光客でにぎわう橘神社と橘公園。園内では約800～1,000本のソメイヨシノがこれでもかと言わんばかりに咲き乱れます。夜になると橘神社へ続く道のボンボンに灯が着き、幻想的な雰囲気のなか桜を眺めることが可能。昼夜問わず魅せてくれるお花見スポットです。

風が吹くと花びらが舞い散り、川のせせらぎと共に流れていきます。その空間は趣深く、春の訪れを心地よく感じさてくれます。川沿いでお弁当を食べる家族連れやカップルが多いので、訪れた際は同じようにのんびり花見を楽しみましょう。

5.ちょっと変わった桜の名所「真竹谷のしだれ桜郡」

「真竹谷のしだれ桜」は長崎県でも穴場の名所。ここは深い森の中に忽然と現れる公園（皿山公園
）で、しなやかに咲く薄ピンクのしだれ桜が50～60本ほど咲いています。山の緑と淡いピンクのコントラストが美しく、有名な写真撮影ポイントでもあります。

桜の名所でありながら、それほど観光客も多くないのでまさに穴場。美しい風景をのんびり見たい方におすすめです。満開時には夜間ライトアップもされるので昼間とは違った花見も楽しめます。山奥にひっそりと咲く姿は、どこか愛らしく落ち着いた雰囲気。そんな桜を楽しみたいなら真竹谷のしだれ桜郡を見に行きましょう。

◎まとめ

長崎の桜の名所を5つ紹介しましたがいかがでしたでしょうか。今年はどこに桜を見に行こうかと迷っている方は、ぜひ長崎県に行きましょう。素敵な桜を満足する形で見ることができますよ。