名称:家地川公園
住所:高知県高岡郡四万十町家地川
公式・関連サイトURL:http://www.town.shimanto.lg.jp/
高知県は温暖な気候のせいか、桜の名所と呼ばれる場所が数多くあります。宿毛天満宮など、全国平均で比較しても桜の開花時期が早い場所もあり、一足早く春の訪れを体感したい方にはおすすめです。また、桂浜や足摺岬に代表される海や四万十川、その他里山にはたくさんのお花見スポットがあり、夜になるとちょうちんやぼんぼりを点灯させた日本古来の雰囲気が残る演出で桜を見ることができる場所もあります。
一方で高知県の中心部に行けば、高知城や高知公園に代表される歴史的スポットを桜と一緒に堪能できます。自然と歴史、そして一足早い桜、誰よりも早く春の訪れを感じたいのであれば、高知の桜がおすすめです。
目次
高知県の桜の名所10選 公園から城址まで歴史香る見どころがいっぱい!
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1.四万十川沿いを300本の桜がお出迎え!お祭りもある「家地川公園」
31、1日で高知に行ってきた(⌒▽⌒)
— くらた (@VAMPIREvamplre) April 3, 2015
ひょうたん桜公園、家地川公園、鏡野公園、高知城と天候が微妙やったから少なかったけど…
まだまだ香川でも花見する予定!
納得いく桜の写真がまだ撮れてないのだw pic.twitter.com/enCBsqaNmN
JR線の家地川駅の近くにあり、すぐ目の前には四万十川も流れている場所にある公園。3月の中旬から開花を始め、最も見ごろとなる3月下旬や4月上旬には「桜祭り」も開催されます。
四万十太鼓をはじめとする高知の郷土芸能が特設の舞台の上で披露され、地元ならではの特産品の販売や、宝探しや投げもちなど、さまざまな催し物が行われます。豪華絢爛に咲くおよそ300本から350本とも言われるソメイヨシノを目の前に、たくさんの人がお花見とお祭りを楽しむため、この時期の公園は大変にぎやかです。
また、ライトアップも行われ、昼夜問わずに楽しめます。そして公園の中にある遊歩道の周りに咲く桜は絶景! 歩いているだけでも春の訪れを楽しめます。
2.「久礼大坂谷川沿い」の桜は、伸び盛りから大きな大木まで多彩に咲き誇る!
久礼大坂谷川は、高知の名物・カツオ漁が盛んな久礼(くれ)港へと流れ込んでいる二級河川です。JR線土佐久礼(とさくれ)駅から徒歩10分のところにある大坂谷川の土手には春になるとおよそ200本のソメイヨシノが満開になります。
見ごろの時期は3月下旬から4月の上旬まで。同じくこの時期にはライトアップも行われ、昼も夜も問わずにお花見を満喫できます。まだこれから伸びていく若い木からスケールがある大木まで、ありとあらゆる種類の木々に桜が咲き誇るので、その違いやおのおのの木々の成長ぶりを同時に楽しみながらお花見を楽しむこともできます。
桜の木は昭和29年(1954年)より植えられていったもので、これまで地元の人たちの手厚い保護活動によって守られてきました。お花見の時期にはちょうちんも設置され、軽いお祭り気分で町内だけでなく、町外からも春になるとたくさんの人が訪れます。
名称:久礼大坂谷川
住所:高知県高岡郡中土佐町久礼
公式・関連サイトURL:http://www.town.nakatosa.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=166#a10
3.高知県での人気はトップクラスの1本桜!「ひょうたん桜公園」
樹齢約500年のひょうたん桜。
— AKI.(・෴・) (@aki_20101001) March 28, 2014
本日超~満開でした! #桜 #花見 #ひょうたん桜 @ひょうたん桜公園 pic.twitter.com/3rUTql4yJb
標高約21mの場所にあり、500年もの樹齢を持つ古い木に植わった1本桜。西側に愛媛県がある仁淀川町の桜地区にあり、つぼみの形がひょうたんににていることからその名前が付きました。公の学名としては「エドヒガン」または「ウバヒガン」という呼称もあります。高知県の天然記念物にも指定されています。高知県の中ではトップクラスの人気を誇るお花見スポットで、全国でも有名です。
見ごろは3月の下旬から4月の上旬ごろまで。幅が狭い道を通っていくことになりますが、巨大なひょうたん桜の大木にたどり着いたとき、そのスケールと華麗に咲き誇る姿に癒されるでしょう。そしてこの桜の木は地元の人から「祇園さま」とも呼ばれています。
戦国時代に甲斐国(山梨県)をおさめていた戦国大名・武田信玄の息子、武田勝頼が長篠の合戦で敗れたあと、大崎玄蕃(げんば)と名前を変えて土佐の地に落ち延び、祇園神社をまつったという伝説があることが理由です。今もこの近くにその祀があります。
名称:ひょうたん桜公園
住所:高知県吾川郡仁淀川町桜
公式・関連サイトURL:https://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=586
4.今で言う「村長」に当たる人が住んでいた場所にある桜の名所
「庄屋(しょうや)」という言葉を皆さんは知っているでしょうか?江戸時代に村の政治を担当した役職のひとつで、現在で言えば村長に当たる人たちです。地方によって呼称も違い、庄屋という呼び方は関西や北陸、関東では「名主(なぬし)」または「肝煎(きもいり)」と言われています。
この地域を治めていた庄屋・中越家の庭に咲く桜は、高知のお花見観光スポットにもなっています。3月下旬から4月上旬にかけて、その家の庭に立派な桜が咲き誇るのです。樹齢は200年。エドヒガンと呼ばれるしだれ桜が豪華にどっしりと咲く姿はとても堂々としており圧巻です。
なお、この場所は個人が所有する住まいにあたる場所でもあるため、お花見の際には住んでいる方や周囲の迷惑にならないよう、静かに観賞することをおすすめします。
名称:中越家のしだれ桜
住所:高知県吾川郡仁淀川町別枝
公式・関連サイトURL:http://niyodogawa-kanko.net/cat_miru/hana1/entry-146.html
5.四国にとって大切な水がめ「早明浦(さめうら)ダム周辺」は桜の名所
早明浦ダムは吉野川の上流に位置し、西日本では最大の貯水量をほこるダムです。3億立方メートルもの水を貯水することができ、吉野川や四国地方のすべての地域で利用されている水をつかさどる巨大なダムで、「日本のダム湖100選」にも選ばれています。「四国のみずがめ」ともよばれるほどこの地方にとって、なくてはならないダムなのです。
そしてダムを建設したときに作られた人口の湖「さめうら湖」の周辺及び「早明浦ダム」では、およそ2000本のソメイヨシノが3月下旬から4月上旬まで咲いています。桜の開花時期とあわせてライトアップも行われ、高知県内でも人気の高いお花見スポットです。
名称:早明浦ダム
住所:高知県土佐郡土佐町田井
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/dlDqSq
6.「鮎乃瀬公園」の春は、ぼんぼりに彩られた桜が素敵
有名なフランス画家の愛した庭園として有名な「モネの庭」からも比較的距離が近い奈半利川沿いにある公園です。3月下旬から4月の中旬頃が見ごろで、川沿いにおよそ80本から100本とも言われるソメイヨシノが咲き誇ります。
桜並木のまわりにはぼんぼりが飾られ、昔話のまんがで絵に描いた里山のような世界が一面に広がります。奈半利町は海や川、山や畑といった自然がふんだんにそろっている昔ながらの風景を残す町。平安時代に紀貫之が書いた「土佐日記」にも登場し、当事から交通の拠点としても有名でした。桜と一緒に懐かしい里山の風景を楽しみながら春を満喫しましょう。
名称:鮎乃瀬公園
住所:高知県安芸郡奈半利町乙車瀬地区
公式・関連サイトURL:http://www.town.nahari.kochi.jp/
7.「鏡野公園」の桜は多種多様。県内屈指の人気お花見スポット!
鏡野公園の桜の見ごろは、例年3月下旬から4月中旬頃まで。ちょうどその時期には「桜祭り」も開催され、ライトアップや雪洞の灯りで夜も幻想的なお花見を楽しむことができます。
鏡野公園は、1978年(昭和53年)の「全国植樹祭」が地元の高知県で開催されたのを記念して作られた県立の都市公園で、特に人気が高いのは約200mあるといわれる「桜のトンネル」。公園の隣りには高知工科大学のキャンパスもあり、大学内の桜とあわせて楽しむこともできます。
昔は草競馬が盛んだった地域で、この公園と公園に隣接する高知工科大学の土地は競馬の馬を育てる場所として使われていました。現在でもその名残から公園のことを「種馬所」と呼びます。桜の種類はソメイヨシノやヤエザクラなど多岐に渡っていて、鏡野公園は高知県でも屈指の人気を誇る桜の名所です。「日本の桜の名所100選」にも認定されています。
名称:高知県立鏡野公園
住所:高知県香美市土佐山田町宮ノ口
公式・関連サイトURL:http://www.city.kami.kochi.jp/map/kagaminopark.html
8.土佐の小さな京都といわれた場所にある桜の名所!「為松公園」
現在菜の花が見頃ですが、もうすぐ桜も見頃になりますヾ(・∀・)ノ 為松公園桜祭り3/18(金)~4/3(日) 期間中はボンボリが灯る中、幻想的な夜桜も楽しむことができます。https://t.co/U1NGD8icit #四万十 pic.twitter.com/VVhUNf84hb
— 四万十の宿 (@shimantonoyado) March 8, 2016
「小京都」という言葉、皆さんご存知ですか?これは古い町並みや町の風情が京都に似ていることを理由に全国各地に命名されていった町の愛称です。室町時代の頃から、各地の大名が京都に似た街づくりを始めたことが小京都の起源といわれています。
実は高知にもあり、しかもそこには県内でも人気の高い花見ポイントです。それが高知の小京都・中村地区にある「為松(ためまつ)公園」。見ごろは3月の下旬から4月上旬。その時期には桜まつりも開催され、夜も桜が楽しめる素敵なお祭りです。
ソメイヨシノをはじめとするおよそ500本の桜が咲き、四万十の地に春の訪れを知らせます。公園は高台の上にあり、日本で数少ない清流の川といわれる四万十川や、四万十の町並み、中村城などを見渡すこともできます。
名称:為松公園
住所:高知県四万十市中村2019
公式・関連サイトURL:http://www.shimanto-kankou.com/
9.一足早く桜を見に行きたい人にはおすすめ!「宿毛(すくも)天満宮」
宿毛天満宮の桜、いい感じ。 pic.twitter.com/011O6rVhfR
— しょさん(ダムマイスター) (@_Shosan_) March 26, 2013
ここの桜は開花がほかの地域よりも一足早く、過去には全国で一番早かったときもあったほど。多くの場所では3月下旬ごろからが見ごろですが、宿毛天満宮は3月の中旬から下旬が見ごろなんです。天満宮は市民の憩いの場所でもあり、その周辺にはおよそ150本の桜が咲き誇ります。お花見の季節にはちょうちんを使用したライトアップもあります。誰よりも一足早く桜を見に行きたい方にオススメです。
名称:宿毛天満宮
住所:高知県宿毛市桜町14-25
公式・関連サイトURL:http://www.city.sukumo.kochi.jp/
10.高知城を臨む高台の公園!「高知公園」でお城を背にお花見しよう!
高知公園は、高知城がそびえたつ高台にある公園です。主に高知城三の丸付近をはじめとしておよそ400本の桜が、3月下旬から4月上旬にかけて咲き誇ります。
高知城は400年の歴史があり、「日本百名城」にも選ばれているほどの名城。天守閣は江戸時代からのものがそのまま残っている、いわゆる「現存天守12城」のひとつでもあります。そして国内の数あるお城の中では唯一本丸の建物の大部分が現存しており、国の指定史跡にもなっています。
近くに位置する高知公園は、明治時代にあった廃城令がもとで作られました。高知公園の中には、土佐藩の初代藩主、山内一豊の妻、千代の銅像や、かつて100円札にもあった自由民権運動の先駆者、板垣退助の銅像もあります。お城は小高い山の上にあるため、桜とのコントラストは抜群。お城を眺めながらお花見しつつ、歴史と季節感あふれる景色を写真に収めるのもオススメです。
名称:高知公園
住所:高知県高知市丸ノ内1-2-1
公式・関連サイトURL:http://kochipark.jp/kochijyo/
◎まとめ
高知県には多くの桜の名所があります。地元の歴史と強く紐づいた名所が多いので、春の訪れとともに歴史にも思いを馳せながら、美しい桜を鑑賞してはいかがでしょうか?
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