高知県の絶景11選 南国土佐の自然が生んだ唯一無二の景色を紹介!

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高知県の絶景11選 南国土佐の自然が生んだ唯一無二の景色を紹介!

高知県は「南国土佐」と称される通り、輝く太陽と豊かな海に恵まれたおおらかな風土が自慢です。太平洋の黒潮に削り取られた変化に富む海岸線をはじめ、雄大で緑深い山々や四万十川に代表される美しい清流など、見どころは枚挙に暇がありません。そのひとつひとつに地球の営みを感じることができ、訪れる人を圧倒的な存在感で迎えてくれます。

そんな高知は、坂本龍馬や中岡慎太郎、岩崎弥太郎や板垣退助など、数多くの偉人を生んだ土地でもあります。豊かな自然からもたらされる海の幸・山の幸も絶品ですし、ここから全国に広がった「よさこい祭り」も有名ですね!

今回は、そんな高知の絶景を楽しむ上でぜひ訪れていただきたいスポットを厳選してご紹介します!

目次

高知県の絶景11選 南国土佐の自然が生んだ唯一無二の景色を紹介!

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1.日本でハイジ体験「四国カルスト県立自然公園」

高知のみならず、四国有数の絶景観光スポットと言えば「四国カルスト県立自然公園」!国内三大カルストの一つに数えられ、その壮大な光景は訪れた人を魅了してやみません。

カルストとは石灰岩が雨水で浸食されて作られた地形のことで、なだらかな草原の大地に、カレーンと呼ばれる白い石灰石が点在しています。夏の緑に秋のススキ、息を飲む絶景がそこに広がっています。春から秋にかけては200頭もの乳牛が放牧され、さながらハイジの世界に迷い込んだよう!視界いっぱいに広がる緑の山肌に牛が草を食む姿は、まさに牧歌的といった表現がぴったりです。

整備された遊歩道があり、カルスト台地を学べる「カルスト学習館」のほかキャンプやスキーでも楽しむこともできます。一年を通して高知の絶景を堪能できるスポットです。

2.ダイナミックな太平洋の絶景を楽しむならここ「足摺岬」

足摺岬は高知県土佐清水市に位置し、紺碧の太平洋に突出した足摺半島先端の岬です。四国の中では最も南側の端で、その展望台からは270度以上の壮大な景色が広がり、水平線の丸みを実感することができます。高知が誇るダイナミックな絶景を堪能することができる足摺岬と岬からの景観は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において二つ星評価を獲得しており、外国人観光客も多数訪れる観光スポットです。

また、足摺岬は四国第三十八番札所の金剛福寺の境内にあります。ここまで来たなら、金剛福寺への参拝は必須です。金剛福寺は、弘仁14年(823年)に創建されたお寺で、数多くの文化財が残されています。絶景スポット、足摺岬と合わせて、ぜひお参りして下さいね。

3.荒々しい自然が造り出した太平洋の絶景「白山洞門」

白山洞門は高知県足摺岬の先端にある見ごたえ十分な絶景スポット。足摺岬まで来たらぜひ、遊歩道からの階段を降りてみて下さい。(スニーカーや滑りにくい靴を履いて向かうことをお勧めします。)

この白山洞門は、次々に打ち寄せる太平洋の荒波が花崗岩を侵食して造り上げた海蝕洞門で、高さが16m、幅は17m、奥行きなんと15m!1951年に高知県の天然記念物指定を受けています。洞門の上部にはほこらがあり、白山神社の御神体とされているのだとか。

荒々しく豪快な波音をBGMに洞穴を覗くと、その向こうに雄大な太平洋が見渡せます。
とにかく、その景色がまさに絶景。日没の頃、もし運が味方すれば、この洞門から太平洋に沈む夕陽を見ることができ、門から差し込む光が波間に踊る様子を楽しむことができますよ!

4.暗闇の中に浮かぶ神秘の絶景「龍河洞」

高知県中部にある幻想的な絶景スポット「龍河洞(りゅうがどう)」。国内の鍾乳洞トップ3にランクインしており、国の天然記念物および史跡にも指定されている高知でも有名な鍾乳洞です。

悠久の時間をかけて大自然が造り上げたその造形美は、観る人を圧倒して人の小ささを思い知らせます。中の見どころはたくさんありますが、特に「神の壺」は必見です。古代弥生人の生活住居跡に遺された壺が長い年月を経て鍾乳石に巻き取られている姿は、大自然の神秘を感じずにはいられない絶景スポットです。

全長4kmに及ぶ洞内の約1kmを見学できますが、通常の見学ルートの途中から冒険コースに進むこともできます(冒険ルートのみ予約要)。ヘルメットとヘッドライトに身を包んで、幻想的な洞窟探検の世界へトリップするのもおススメですよ!

5.高知が誇る大河「最後の清流 四万十川」

長良川・柿田川と並ぶ「日本の三大清流」のひとつに名を連ねている四万十川(しまんとがわ)。清流の絶景を観るなら、高知が誇るこの大河を外すことはできません!全長196キロにも及ぶ四国最長の河で、本流に大きなダムがないため、その水の清らかさは緑の山に映え、「日本最後の清流」と称されています。遊覧船で河下りをしながら流域の絶景を楽しむのもおススメですし、アユなどの川釣りやサイクリングも魅力的ですよ!

四万十川と、低く長い橋がおさまった美しい写真をよく目にしませんか?この橋は沈下橋といい、氾濫の際に水中へ沈下するように作られた橋です。支流を含めると47本あります。そのどれもが周囲の景色に溶け込んで、四万十川ならではの絶景を作り出す役割も果たしています。ぜひ、ここ四万十川で高知の絶景を楽しんで下さい!

6.高知で月を愛でるなら、坂本龍馬の佇む「桂浜」

高知の桂浜と言えば、あまりにも有名な絶景観光スポット。東の端・龍頭岬と西の端・龍王岬に挟まれ、どこまでも続く太平洋に面した弓なり状の美しい砂浜です。南国土佐と言えばよさこい節ですが、「月の名所は桂浜」と謡われている通り、月を観るならここ桂浜!雄大な太平洋と白妙の砂浜、漆黒の夜に明るく輝く月。月の名所は多々ありますが、高知県桂浜で見る月夜の絶景も格別です。

歴史好きならずとも誰もが知る坂本龍馬像、その生涯を学べる坂本龍馬記念館、また土佐闘犬センターや桂浜水族館など、ファミリーにも人気の施設があり、一日中楽しむことができるのも桂浜の魅力です。近くにある国民宿舎桂浜へ宿泊もおススメです。ぜひ、桂浜の美しい月夜を楽しんで下さい!

7.モネの世界が高知県に!北川村の「モネの庭」マルモッタン

高知に来たならぜひこの絶景をご覧になってください!高知県安芸郡北川村にある「モネの庭」は、印象派のフランス人画家クロード・モネが、その生涯の後半を過ごした自宅の庭の愛称です。ここ北川村「モネの庭」マルモッタンは、その庭の名をそっくりそのまま譲り受けた、世界中でただ一つの公式フラワーガーデンです。フランスのジヴェルニーにある自宅に作ったその庭を、モネは心から愛しました。毎日のように色鮮やかな草花を愛で、庭仕事に精を出し、創作のインスピレーションの源としたのです。

ここ高知で見事に再現されたガーデンの中では、広い敷地に約10万本もの草花が咲き乱れ、6月下旬~10月下旬頃にはモネの愛した青い睡蓮をはじめ、四季折々の色鮮やかな絶景を見せてくれます。青い睡蓮が開く午前中に行くのがおススメですよ!

8.高知市内・浦戸湾が一望できる絶景パノラマ、五台山公園

高知市街地の東に位置し、中心部からのアクセスも良い五台山公園。展望台から大パノラマを楽しむことができる絶景スポットとして、高知観光から外すことはできません!その名は、山の形が中国の五台山に似ていることから、高名な行基僧正によって名付けられたといわれています。高知市街や浦戸湾を見下ろす夜景の美しさは言うまでもなく、春は日本全国から観光客が訪れる桜の名所でもあります。

公園内には四国霊場第三十一番札所である竹林寺があり、その庭園は高知県三名園のひとつで、国の名勝にも選ばれています。こちらの堂内から見る庭の景観も素晴らしく、池に映り込む苔の緑が目に鮮やかで非常に美しい絶景です。高知市街からは交通の便も良く、気軽に訪れることができますので、ぜひお立ち寄りください!

9.高知東南端の迫力ある絶景ポイント「室戸岬」

高知県室戸市にある高知東南端の室戸岬。台風の通り道であるため風が強く、古くから海の難所として知られています。周辺は太平洋の荒波によって形造られた奇岩が立ち並び、整備された遊歩道では南国土佐らしく見事な亜熱帯性植物に覆われた景観を見ることができます。太平洋の荒波が奇岩に打ち寄せる絶景の前に立つと、猛々しい海の雄たけびが迫りくるようで、まさに悠久なる地球の営みを感じずにはいられません。

岬の先端では坂本龍馬と同じ時代を生きた幕末の志士・中岡慎太郎像に会えますし、「日本の灯台50選」に選ばれている室戸岬灯台では、紺碧の太平洋を背に建つ白亜の姿を目の当たりできます。近隣には、空海が悟りを開いた場所として知られるパワースポット・御厨人窟(みくりど)もあり、高知に来たならぜひ訪れていただきたい絶景ポイントです!

10.ファンタジーな絶景を楽しむ「伊尾木洞シダ群落」

高知県安芸市にある絶景スポット「伊尾木洞(いおきどう)」は、太古の昔この辺りが海だった頃、荒波の侵食によってできた天然の洞穴です。高さが5m、横幅は3m、奥行き60m程度、さほど大きな規模ではないですが、その奥は北方の渓谷へ続いていて、足元にはいつも水が流れています。奥の壁には貝の化石を見ることもでき、遥か昔ここが海中であったことを物語ってくれます。

この伊尾木洞が絶景と言われる理由は、洞穴周辺の壁に群生している熱帯性シダにあるでしょう。国の天然記念物で、壁面にびっしりと群生している天然のシダは、現在確認されているだけでも約40種類にものぼるそうです。洞窟を進んで抜けた先には、緑のシダと差し込む光のコラボレーション!さながらファンタジーの世界に迷い込んだような、神秘的な絶景が待っていますよ!

11.南国高知の楽園リゾートビーチ「柏島」

高知県大月町の西南にある周囲4kmほどのこじんまりとした離島、柏島(かしわじま)。離島と言っても橋で渡れるので、気軽に訪れることができる絶景スポットです。海水温度の高い黒潮と豊後水道の交わるこの海域には、1000種に及ぶ魚が集まることでも有名です。

非常に透明度の高い水面下では、サンゴの上で色とりどりの魚がたわむれる様子を楽しむことができ、ダイバー憧れの名スポットとしても知られています。ダイバーならずとも、遊覧船やグラスボートで豊かな海を楽しむもよし、海水浴や磯釣り、キャンプで絶景の海を満喫するのもよし!高知の楽園リゾート、それが柏島です。
 
ちなみに「釣りバカ日誌」のロケ地となったことでも有名で、三國連太郎さんや西田敏行さんもこの地を訪れました。そんな柏島で、南国土佐の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

いかがでしたか?海に山に、大自然に恵まれた高知県には絶景ポイントが数多くあり、今回は11のスポットを厳選してご紹介しました。四国カルストに代表される緑深い山々。四万十川をはじめとする清らかな大河の流れ。太平洋の荒波にもまれ、削り取られた変化に富む海外線。そこから眺める太平洋の雄大な姿など、そのどれもが絶景として人々の心を打ち、訪れる人を魅了してやみません。

高知を訪れるならぜひ、美しい絶景の数々を目に焼きつけるとともに、カツオのたたきやウツボ、クジラなどの郷土料理に舌鼓を打ち、サイクリングやラフティング、フィッシングなどのアクティビティを体験して、南国高知を楽しみ尽くしてくださいね!

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