名称:十日町市博物館
住所:新潟県十日町市寅甲西本1
公式・関連サイトURL:https://www.tokamachi-museum.jp/
日本有数の豪雪地帯である新潟県。山間部に位置する十日町市は魚沼丘陵の隣接地であり、稲作が盛んな農村地帯です。十日町の観光としては雪国ならではの伝統文化だけでなく、山の斜面を利用した棚田や着物などの織物生産、田園風景と掛け合わせた不思議なアート空間なども見られます。
十日町は越後湯沢駅からも比較的近い場所にあり、アクセスも便利。新潟の日帰り観光にもオススメな十日町に休日は足を運んでみましょう。
目次
里山で小さな旅を満喫!十日町市のおすすめ観光スポット6選
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1. 十日町市博物館
「十日町市博物館」は「雪と織物と信濃川」をテーマに十日町の歴史・文化を追究する博物館です。
なかでも、十日町市内の笹山遺跡から出土した考古資料「火焔型土器」は日本の縄文土器を知る上で最重要の資料です。国宝に指定されている笹山遺跡の火焔型土器を見られるのは、十日町市博物館のみで、土器を中心に縄文時代の多くの貴重な展示資料が見られるというのが十日町市博物館の観光のポイントです。
その他、豪雪地帯として知られる十日町ならではの「スッペ」や「スカリ」といった積雪期用の民具も資料として数多く展示されています。
また、十日町は縄文時代の遺跡だけでなく昔から織物の産地として有名な土地です。十日町市博物館にはかつて使われていた貴重な紡織機や「越後アンギン」と呼ばれる紀元前7,000年頃から続く歴史の長い織物が展示されています。十日町を観光する上での知識としてまずは十日町市博物館で体感しましょう。
2. 清津峡
日本三大峡谷として知られる「清津峡(きよつきょう)」は、その名の通りV字型の狭い谷で出来ており、柱状節理がダイナミックな十日町を代表する観光スポット。日本三大峡谷を一目見ようと全国からカメラを片手に見に来る観光客が多い人気の景勝地です。
豪雪地帯にある峡谷として、数メートルにも積もった雪が梅雨ごろまで残ります。おすすめの観光時期は5月~6月ごろ。十日町市観光に来ると、残った雪が崩落しながら大きな音をたてて清津川に飛び込む光景も見られます。十日町の秋が深まる頃には紅葉と共に雪化粧をし始め、彩り豊かな絶景と冬の訪れを同時に味わえます。
清津峡渓谷トンネルは、映えスポットとして注目を浴びています!パノラマステーション(水鏡)で幻想的な景色をお楽しみください。
名称:清津峡
住所:新潟県十日町市小出
3. 伊沢和紙工房 欅
十日町市の犬伏地区に古くから伝わる伝統工芸である「伊沢和紙」。和紙の原料となる「楮」は繊維が長く、丈夫な和紙を作れるのが特徴です。
十日町に伝わる伊沢和紙の製作自体は、昭和30年代後半に一度途絶えてしまったのですが、平成2年に地元の孟地小学校の卒業証書のために伊沢和紙をすいたのがきっかけとなり、「伊沢和紙工房 欅(けやき)」が造られました。
「伊沢和紙工房 欅」では見学が可能でお一人様から紙漉き体験が可能です。他の紙漉き工房では体験できない、原料の下ごしらえといった工程もありますので、観光の際にはチェックしてみてくださいね。
また、十日町の犬伏地区では工房で製作された伊沢和紙の灯篭などを展示するイベント「伊沢和紙ほたる」が、毎年10月頃に開催されています。貴重な文化を守る十日町。訪れた際は、工房見学や体験を通して十日町市を知ってみるのも良いですよ。
名称:伊沢和紙工房 欅
住所:新潟県十日町市犬伏143
公式・関連サイトURL:https://isawa-washi.jimdofree.com/
4. 松之山温泉センター 鷹の湯
「松之山温泉センター鷹の湯」では日本三大薬湯・越後の三名湯として、観光的にも名高い十日町の松之山温泉に入浴できます。
松之山温泉は「鷹の湯」の他、「庚申の湯」「鏡の湯」「湯田の湯」「じょうもんの湯」「湯坂の湯」「翠の湯」の7つの源泉から成り、すべての源泉が自然に湧き出たもの。
泉質はナトリウム・カルシウムを中心とした成分の塩化物泉。十日町の厳しい冬でも湯冷めしにくい温泉です。ぽかぽか温まって、心身ともにリラックスできますよ。
名称:松之山温泉センター鷹の湯
住所:新潟県十日町市松之山湯本18-1
公式・関連サイトURL:http://www.matunoyama.net/02_onsen.html
5. へぎそばの名店「由屋」
お昼は超久しぶりにへぎそばの名店 由屋さんでいただきました( ・-・)❤️ pic.twitter.com/gd8yjRpNd9
— ま〜ちゃみ隊長(高部正樹) (@takabemasaki) September 1, 2017
十日町市は、へぎそばの発祥の地として有名で町の至るところに、へぎそばのお店が軒を連ねています。その中でも「由屋」はへぎそばの名店として知られています。
へぎそばは新潟県発祥で、つなぎに布海苔(ふのり)を用いて蕎麦を作り、へぎという器に盛った蕎麦のこと。一般的な蕎麦とは異なる味わいと食感が楽しめます。また、通常のそばはわさびが薬味として添えられるのに対し、へぎそばは、カラシが薬味として添えられます。由屋が提供するへぎそばは、確かなコシの強さと喉越しが美味しさの理由です。
「由屋」の美味しさを聞きつけ、十日町の中心から外れた場所にあるにも関わらず、週末などは混雑しています。お食事に行かれる際は、早目に行ってみてください。
名称:由屋
住所:新潟県十日町市土市第4
公式・関連サイトURL:https://www.tokamachishikankou.jp/spot/nadaikisoba_yoshiya/
6. 越後まつだい冬の陣
4年ぶり「のっとれ!松代城」の新城主に十日町市在住の大橋さんhttps://t.co/ZM9RH8SAp2
— 十日町タウン情報 (@tokamachi_town) March 13, 2023
「越後まつだい冬の陣」が12日(日)に4年ぶりに開かれました。越後松代城まで駆け上がり一番乗りを競う「のっとれ!松代城」には全国から226人が出場…#十日町市 #十日町 #越後まつだい冬の陣 #のっとれ松代城 pic.twitter.com/TcCJNe8QBe
コンセプトは「冬将軍の手中にある松代城を猛者を募って取り返す」。「越後まつだい冬の陣」は毎年全国から多くの参加者や観光客が集まる、十日町が誇る熱いイベントです。
メインイベントは、雪中鉄人レース「のっとれ!松代城」。雪中に作られた数々の障害物を越え、誰が一番最初に冬将軍の元へ辿り着くかを競い合うもの。十日町市民だけでなく、十日町市外から来た人も参加可能です。
一番最初に冬将軍の元に辿り着いた人は、1年間松代城主に任命され、「十日町産魚沼こしひかり(玄米)一石」が贈呈されます。その他の完走者の人の中から抽選で、ハワイ遠島の刑、釜茹での刑(芝峠雲海宿泊券)、酒責の刑などの「刑」という名の豪華プレゼントが与えられます。
またレースに参加する人以外も楽しめるように、イベント会場に飲食店ブースが設置されるので、十日町観光でレースを見学しながら冬の十日町のグルメを味わえます。「越後まつだい冬の陣」の開催時期にあわせて、十日町に観光に訪れてみてください。
名称:越後まつだい冬の陣
住所:新潟県十日町市松代4008(十日町市松代総合体育館グラウンド及び周辺)
公式・関連サイトURL:https://fuyunojin.matsudai.jp/
◎十日町市のおすすめ観光スポットまとめ
北陸新幹線が開通したことで新潟県に多くの観光客が訪れています。十日町市も観光名所やグルメ、そしてフィールド型のアートイベントなどがあり、注目したい観光地です。
十日町市は越後湯沢駅からほくほく線で40分程度でアクセスが可能です。首都圏にお住まいであれば日帰りでも観光できます。もちろん、宿泊してゆっくり訪れても楽しむのも良いですよ。
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