浦和の観光スポットを厳選!進化する埼玉の中心地へ

画像出典:Nishikaratsu (CC BY-SA 4.0)

浦和の観光スポットを厳選!進化する埼玉の中心地へ

東京や新宿から、JR線で一本・およそ30分ほどで遊びに行ける埼玉県の観光スポット、浦和。県内屈指の高級住宅街といわれており、駅周辺も含め、街全体が落ち着きのある洗練された雰囲気を漂わせています。

江戸時代に宿場町として栄えた歴史があるほか、なんとそれより以前の戦国時代には市場として賑わいをみせていたというから驚きです。埼玉県のなかでも、かなり古い歴史を有している観光スポットなんですね。そしてそんな浦和は、実は現在、駅周辺を中心にぐんぐん再開発が進んでいるモダンな街でもあるんです!洗練された雰囲気は保ちつつ、さらにおしゃれにグレードアップしつつある今注目の観光地・浦和。おすすめしたい観光スポットをどどんとご紹介しますので、ぜひ読んでいってみてくださいね。

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浦和の観光スポットを厳選!進化する埼玉の中心地へ

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1.玉蔵院

浦和駅西口から歩いて5分ほど。浦和のなかでもレトロな雰囲気の街並みを残すエリアにある寺院が、玉蔵院です。古い建物が建ち並ぶなかでもひときわどっしりとした風貌で、確かな存在感を見せています。玉蔵院の歴史は古く、なんと平安時代までさかのぼります。かの弘法大師によって創建されたといわれ、寺院入り口には弘法大師の銅像が建てられていますよ。

そして、境内には洗練された建造物や庭園の美しい光景が広がっています。なかでも、樹齢100年以上といわれるしだれ桜は一見の価値アリです。浦和の桜の名所といわれる玉蔵院は、お花見シーズンにはたくさんの人々が訪れる人気の観光スポット!

街の中心部に位置しながら、全体的に静かな雰囲気を漂わせる玉蔵院。周辺に建ち並ぶ古い建物とともに、浦和の歴史をたっぷりと感じる観光ができますよ。

2.埼玉県立近代美術館

出典: Ziyuuichi Tomowo / PIXTA(ピクスタ)

埼玉県立近代美術館は、北浦和駅から歩いて3分ほどの距離にある、北浦和公園の中に建てられている美術館です。ピカソやモネ、シャガールといった海外の巨匠たちから現代で活躍する若手作家たちまで、さまざまなモダンアートを楽しむことができます。

美術館の建物自体も個性的な造りとなっていて、外観はもちろん、内装も見ているだけでも楽しいですよ。また、館内に置かれている椅子の数々は、近代以降の優れたデザインのチェアーを収集したもの。実際に座ることも可能です。

建てられているのが北浦和公園内とあって、自然も近くとても雰囲気が良いのも、埼玉県近代美術館の魅力です。アートと癒やしを求めて、ぜひ観光に訪れてみてくださいね。

3.浦和駅周辺

東京や新宿まで一本で行けるなど、都内へのアクセスが抜群の観光スポット・浦和。そんな浦和の駅周辺は、コルソ・伊勢丹、パルコといった商業施設が建っており、ショッピングも存分に楽しむことのできるスポットなんです。

最近ではアトレ浦和店もでき、浦和は、埼玉が誇るオシャレな街へとどんどん変貌を遂げてきています。ここでは、そんな浦和駅周辺についてご紹介します!

♦浦和パルコ

出典: Nishikaratsu (CC BY-SA 4.0)

アパレルショップやカフェ、レストランの他、本屋や映画館、スーパー、そして市立図書館なども入った商業施設です。おすすめは、7階にある「映写室ミュージアム」。ここは映写室が一面ガラス張りとなっていて、動いている映写機を実際に見ることができるんです。映画に関する基礎知識についてもじっくりと学ぶことができ、まさに「映画館の裏側」が覗ける観光スポット!入場無料なのもうれしいポイントです。

見学を終えたら、すぐそばにある「スルークカフェ」へ立ち寄ってはいかがでしょう?カラフルなソファが可愛らしいカフェで、ドリンクやカップケーキがいただけます。そして、店内にズラリとならぶ映画関連の書籍はすべて読み放題!ミュージアムとあわせて、映画の世界にどっぷり浸かっちゃいましょう。

♦浦和コルソ・伊勢丹浦和店

出典: UPRIVER / PIXTA(ピクスタ)

浦和駅西口には、浦和コルソと伊勢丹浦和店が連結した商業施設があります。通称「コルソ」といわれ親しまれているこの施設は、1981年に浦和駅前市街地改造事業の一環として建設されました。それからおよそ35年間、現在に至るまで地元の多くの人々に長く愛され続けています。浦和コルソが入っているのは、主に建物の南側です。北側にある伊勢丹は、建設当時浦和に百貨店がなかったことから誘致されたといいます。伊勢丹浦和店は、本店である新宿店に次ぐ高い売上を誇る店舗となっていますよ。

また、浦和コルソ前にある広場は、クリスマスシーズンになると真っ赤なライトアップで華やかに彩られます。赤は、浦和のサッカーチームである浦和レッズのクラブカラー!サッカーボールの装飾もされて、まさにサッカーの街!という雰囲気が漂い、地元・浦和の人々はもちろん、観光に訪れる人々も楽しませてくれますよ。

♦浦和アトレ

2015年にオープンしたアトレ浦和。建設にともなって浦和駅自体の開発も進められ、今ではより明るく開放的な雰囲気の駅前となりました。ヨーロッパを思わせるおしゃれな建物のなかには、スーパーマーケットや総菜屋さんがズラリ。一見高級そうにも感じますが、実際は質の良いものをリーズナブルに提供しているお店が多いんですよ。

駅北口からアトレ内に入ると、あの「蔦屋書店」も!スターバックスも併設されている店内で、ゆったりとした時間を楽しむことができます。アトレには、他にもほっこり落ち着けるお店が盛りだくさん!浦和観光での休憩としてはもちろん、駅に立ち寄った時にほんの少しゆっくりしたい、という方にもぴったりの施設です。

4.埼玉スタジアム2002

出典: 町田たかし / PIXTA(ピクスタ)

浦和に、日本最大のサッカースタジアムがあるのをご存知ですか?それがここ、埼玉スタジアム2002です。地元のサッカーチーム・浦和レッズのホームスタジアムであるほか、日本代表戦なども開催されるため、サッカー好きの方はご存知かもしれませんね。6万人以上を収容できる施設は、まさに圧巻の規模!設計も工夫されており、遠くの席からでも観戦しやすいようにできていますよ。

試合の日にはたくさんの人でにぎわいを見せるサッカースタジアムですが、平日は落ち着いた雰囲気の公園のような空間となります。施設内には、広場や子ども用の公園、ジョギングコースなどが充実。最寄り駅である浦和美園駅からは徒歩15分ほどですが、のんびりとした時間を過ごしたい時などにおすすめですよ。

5.埼大通りのけやき並木

次にご紹介するのは、埼大通りのけやき並木。「日本一長いけやき並木」といわれています。・・・ということは、なんと浦和には、日本最大のサッカースタジアム以外にも日本一があるんですね!ちなみに、けやきの木は、埼玉県の木、さいたま市の木としても指定されていますよ。

けやき並木の始点は北浦和駅です。約2400本ものけやきの木がずらりと続いていくようすは、さすが日本一といったところ。付近にある北浦和公園や埼玉県近代美術館の観光とあわせて、けやき並木をちょっとお散歩・・・なんていう観光コースも素敵ですね。

濃い緑がうつくしい夏も、あたたかい黄色に染まる秋も、それぞれの魅力ある表情で訪れる観光客を楽しませてくれる、埼大通りのけやき並木。浦和でははずせない観光名所のひとつといえるでしょう。

6.ロッテ浦和工場

トッポやパイの実、コアラのマーチなどなど・・・。子どものころからおなじみのさまざまなお菓子を作っているロッテ。「お口の恋人」というフレーズでも有名ですよね。浦和には、ロッテが有する工場のなかでも最大規模の浦和工場があるんです!ここにも最大が!

ロッテ工場のいちばんの魅力は、予約制の工場見学ツアー。生産ラインを丁寧にまわりながら詳しい製造工程の解説を聞くほか、実際にお菓子の試食もできちゃうんです!いつも食べているお菓子のチョコあり・チョコなしを食べ比べたり、給食用の雪見だいふくを食べてみたり・・・。ロッテ商品をさまざまな角度から楽しむ最高の機会といえます。

普段は団体のみでの受付しかされていませんが、春休みや夏休み、冬休みといった長期休暇のあいだは、数名でも予約が可能になりますよ。家族や友達とお菓子工場へ!という浦和観光もわくわくしますね!

7.調神社

出典: ふくいのりすけ / PIXTA(ピクスタ)

浦和駅西口から10分ほど歩いた場所にある、調(つき)神社。歴史はかなり古く、創建はおよそ2000年前までさかのぼるといわれるほどの、歴史ある神社です。地元では「つきのみや」という愛称で呼ばれていることが多く、初詣にはおよそ17万人もの人が参拝に訪れます。しかし普段はすごく落ち着いた雰囲気で、子どもたちの公園としても親しまれていますよ。一見どこにでもある神社のようにも見えますが、実はこの調神社、歴史にまつわる大きな特徴をふたつ有しているのです!

そのひとつが、「鳥居がないこと」。これは、はるか昔、調神社が伊勢神宮への奉納物を集めた場所だったことに由来します。運搬をスムーズにするためには、鳥居は邪魔だったのですね。

そしてもうひとつが、狛犬ならぬ「狛兎(うさぎ)が置かれていること」。これは、調(つき)の読みが「月」と同じであることからきています。月を畏敬の対象とする中世の月待信仰と結びいた調神社は、月の動物といわれたうさぎを境内のあちこちに配するようになりました。現在でも、石像や社殿、噴水、絵馬、御朱印帳などなど・・・。いたるところに兎を見つけることができます。浦和では、そんな調神社にちなんでうさぎをモチーフにしたさまざまなお菓子なども売られているので、浦和観光の際は要チェックです!

♦十二日町

調神社には、初詣以外にも、たくさんの人々でにぎわう日があります。毎年12月12日に開催される浦和のお祭り・十二日町(じゅうにんちまち)の日です。年の暮れに、新年を祝うための用具を売る「歳の市」として明治時代から開催されているお祭りで、当日は熊手や縁起物が所狭しと並びます。もちろん屋台も充実していますよ!浦和の冬のお祭り、ぜひ楽しんでみませんか?

◎まとめ

浦和の厳選観光スポットはいかがでしたか?
歴史ある寺社仏閣を有しながらも、確実に埼玉県のおしゃれ観光スポットになりつつ浦和。そして少し駅から離れてみれば、落ち着きのある美術館や公園、けやき並木が観光客を楽しませてくれる、そんな落ち着きある街でもあるんです。

また、昔沼地が多かった浦和は、うなぎの産地としても有名な場所でした。その名残は、今でも街のあちこちで見かけるうなぎ屋さんののれんから見て取ることができますよ。

都内からアクセス抜群の埼玉県の観光地・浦和。東京とはまたひとあじ違った街の雰囲気を、ぜひ楽しんでくださいね!

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