思う存分癒される場所で満喫。香川県の観光スポット絶景6選

香川県は気軽に見て回れる海や山、渓谷が多い県です。フェリーやロープウェイなど、普段利用しないような移動手段を利用して絶景を楽しむことができます。高台から眺める瀬戸内海と大小の島々も忘れてはいけませんよ。近くのカフェでお茶をしたり、温泉で旅の疲れをとるのも良いですね。今回は、そんな香川県でおすすめの絶景スポットをご紹介いたします。

1.自然に囲まれたゆったり居られる絶景スポット「屋島」

香川県の屋島は、山頂が平らになっていて屋根のように見えることから「屋島」と名付けられました。この貴重な地形は国の天然記念物にあ指定されています。屋島は瀬戸内海国立公園の一部で、山頂には遊歩道が整備されています。

展望台も設置されていて、「屋島の三大展望台」と呼ばれる「談古嶺」「獅子の霊巌」「遊鶴亭」からの眺望は言葉も忘れるほどの素晴らしさです。自然に囲まれた獅子の霊巌から眺める夜景では、高松市の市街地に広がる灯りがロマンチックに瞬きます。昼間に見る景色とはまた違う素敵な眺めです

2.人の知恵が創り出した絶景「栗林公園」

香川県の高松市にある栗林公園は、13の築山と6つの池を配した県立の都市公園・日本庭園です。春には梅や桜、夏はハナショウブ、秋は楓、冬は椿と日本独特の四季を感じさせてくれる風物に恵まれ、春と秋には花見や紫雲山の紅葉が見られるイベントもあります。夜間入園すればライトアップされた神秘的な桜や紅葉が楽しめますよ。

3.自然の造形美と世界に誇れる絶景「寒霞渓」

日本でも数少ない、空・海・渓谷を一度に眺めることができる寒霞渓。小豆島にある国指定の名所です。「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれています。東西7Km、南北4Kmにおよぶ断崖や奇岩群は、約1300万年前の火山活動や長年の地形変動によってできた物なのだとか。

四季折々の表情があり、いつ来ても自然の偉大さと美しさに圧倒される場所です。山頂まではロープウェイもあり、約5分間のスリルある空中散歩を楽しむことができます。徒歩でハイキングをしながら行くのも可能です。

4.マイナスイオンがハンパない絶景「美霞洞渓谷」

JR琴平駅から車で45分、道の駅「エピアみかど」から歩いて10分の所にある美霞洞渓谷は、香川県仲度郡まんのう町の明神川にある渓谷です。香川県の「讃岐十景」にも選ばれていて、道の駅からも近いので車を置いて散策するのにオススメな絶景スポットです。

夏は川遊び、秋は紅葉が楽しめます。夫婦のように寄り添う夫婦岩や、昔大蛇がいたと言われる雌雄淵など、奇岩や清流も見ものです。歩きながら滝の音や木々の色彩を見て、聞いて、肌で感じながら楽しんではいかがでしょうか。観光を終えたら美霞洞温泉でゆっくり湯に浸かるといいですよ。

5.浦島太郎のゆかりの地。三豊市の「紫雲出山」

紫雲出山がある三豊市は、香川県の端にあり海に面しています。浦島太郎と縁がある地域で、浦島太郎が我慢できずに開けた玉手箱の煙が紫の雲となって山にかかったと言われています。

瀬戸内海とそこに浮かぶ島々とのコラボレーションに山頂から見るパノラマの絶景は、心を奪われるほど美しく、すぐにカメラのシャッターを切らずにはいられません。春に訪れれば1000本の桜が咲き乱れ、初夏には紫陽花が咲き、季節の花々が山を彩ります。

山頂にはゆっくり過ごせるカフェもあるので、景色を眺めながらお茶を楽しむのもいいですね。アクセスは高松自動車道三豊鳥坂インター、または高松道豊中インターから約40分です。

6.スリルある雲辺寺のロープウェイから絶景を眺める

雲辺寺のロープウェイは、香川県観音寺市にある四国霊場雲辺寺にお参りする際に使うロープウェイです。約7分間の空中散歩が楽しめます。ロープウェイの全長は約2600m。山頂駅は標高917mの場所にあります。

秒速10ｍのスピードで進むロープウェイはスリルがある反面、三豊平野や瀬戸内海が眺めることができ、その景色はなんとも言えない美しさです。そのため参拝に限らず、絶景を眺めるために来る観光客も多いといいます。どの季節に来ても香川の最高の景色を眺められるのが雲辺寺の強みなのです。

◎まとめ

渓谷と海が香川県の絶景の特徴でしょうか。季節によって花々や木々の装いが変化し、自然の中で生きる植物の衣替えを目で見て楽しめるのがいいですよね。屋島の展望台から望む海の景色はハイキング気分で巡って欲しいところですが、そこは体力と要相談。いずれにせよ、香川の絶景はどれも素敵ですよ。

思う存分癒される場所で満喫。香川県の観光スポット絶景6選