国際色豊かな兵庫県!春を満喫できる観光の楽しみ方7選をご紹介

画像出典:LeeYiuTung

国際色豊かな兵庫県!春を満喫できる観光の楽しみ方7選をご紹介

瀬戸内海と日本海の両方の海に面しており、横浜や長崎と同じく港を持ち、中華街もある神戸など見どころの多い兵庫県。そして兵庫県は港だけではなく、雲海の見える朝来市の竹田城跡や、姫路市にある日本の国宝で世界文化遺産でもある姫路城。国際的な顔と日本文化そのものの顔の両方を持った観光地です。桜が咲く春にはこうしたスポットでもたくさんの花が咲き誇り、その中には桜の名所に選定されている場所もあります。夜景で有名な観光地でも桜が楽しめますよ。遠方からの日帰りを検討している方にもおすすめ。春の神戸観光スポットを紹介します。

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国際色豊かな兵庫県!春を満喫できる観光の楽しみ方7選をご紹介

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1. 竹田城跡

出典: takapon / PIXTA(ピクスタ)

山城遺跡として全国でも例のない完全な形で現存する城跡。室町時代に応仁の乱で西軍の総大将をつとめた守護大名・山名宗全によって築城され、その家臣、太田垣光景が居城としていた城です。秋から冬にかけて、朝霧などの決められた気象条件が整うと雲海が発生することで有名な城跡ですが、春になると満開の桜が咲きます。

標高が高い場所にあるため、例年、4月中旬に満開となります。寒さが厳しい冬の1月や2月は路面凍結などによる登山者の事故防止のため、閉山していますが、3月の山開きからから12月と年明けのお正月3が日にかけては観光ができます。季節により、観覧できる時間帯が変わります。缶コーヒーのコマーシャルや大河ドラマのロケ地としても使われ、2012年にはプロポーズにふさわしい観光スポットとして、「恋人の聖地」にも認定されています。

2. 姫路城

出典: Ben Kubota

1993年、法隆寺や屋久島などとともに、日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されたお城。美しい純白の城壁は、空を舞う白鷺(しらさぎ)のように見えることから、「白鷺城」または「白露(はくろ)城」という別名もあります。

2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公、黒田官兵衛の居城でもあります。鎌倉時代の最末期に築城されてから黒田官兵衛の時代までは天守閣はなく、「城」というよりも「館」や「砦」に近いものでしたが、主君の羽柴秀吉に官兵衛が城を譲ってから天守閣がある三層のお城に改築され、江戸時代初期に池田輝政が城主になってからさらに階層を増やしたものに建て替えられ、現在の形になりました。春になるとソメイヨシノやシダレザクラをはじめとした1000本もの桜が城を囲むように満開に咲き誇り、「日本の桜の名所100選」にも選ばれています。

3. 好古園

出典: Richard, enjoy my life!

姫路城とセットで桜を楽しめる回遊式(池泉回遊式)の日本庭園で、姫路城と同じく、姫路公園の中にあり、城の西側に立地しています。広さは3.5ヘクタール(約1万坪)。9つの庭園から成り立っており、江戸時代の建築様式が忠実に再現されていることなどが理由で、時代劇「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」、映画では「るろうに剣心」などのロケにも使用されたことがあります。

春には桜が満開になり、4月に夜桜会が行われます。ライトアップが行われ、昼間とは違う桜の幻想的な風景を楽しむことができます。素敵な日本庭園で夜桜を見ながら、春の訪れを満喫してみませんか?

4. 神戸 異人館街

出典: Tzuhsun Hsu

六甲山の麓にある異人館街。神戸の開港時、当時不足が懸念されていた外国人居留地を整備するために作られたエリアで、アメリカ、イギリス、フランスなど、各国の領事館や邸宅などを見学でき、1903年にアメリカ総領事の邸宅として建築された緑色の建物「萌黄の館」は、NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」のロケでも使われています。

異国情緒あふれる西洋建築の建物がたくさん立ち並ぶ場所で、付近にはおいしいスウィーツが食べられるお店やファッション、アートなどを楽しめる場所がたくさんある素敵な商店街です。毎年12月から翌年の3月末までライトアップが行われ、情緒あふれる異人館の風景が光に包まれ、より幻想的で趣のある素敵な夜を彩ってくれます。

5. 摩耶山

神戸といえば、夜景!摩耶山(まやさん)は1000万ドルの夜景とも言われる神戸の街並みが一望できるスポットです。この摩耶山にある「掬星台(きくせいだい)」という展望台から見える神戸の夜景こそ、日本の三大夜景なのです。神戸市内だけではなく、関西国際空港や大阪の町並みも見渡すことができ、近くには阪神タイガースの応援歌でも登場する六甲山もあります。神戸の中心地から路線バスとケーブルカーを乗り継いで行くことができます。

桜も春になると咲き誇り、山の中にあるため、中心地よりも満開になる時期が遅いので、4月下旬でもお花見が楽しめるスポット。また、桜の開花時期にあわせて「マヤフェス」という野外フェスが2015年から開催され、今年も開かれています。桜と日本を誇るすばらしい夜景の両方が楽しめるスポット!

6. 神戸ポートタワー

出典: Sean Pavone

「鉄塔の美女」とも言われている、神戸市のランドマークタワー。年間で35万人が訪れる神戸市のシンボルともいえる存在です。細長い太鼓のような形をしており、世界ではほかに例がないパイプ構造になっています。タワーの中に入って夜景を見渡すだけではなく、タワーそのものの赤く光り輝いたライトアップも絶品。神戸の街並みを360度の範囲で見渡すことができ、天気がよければ神戸だけではなく、大阪や淡路島、六甲なども見渡すことができます。

タワーの中にはお土産店やレストランなどもあり、神戸ならではのお菓子や料理を堪能することもできます。そして春になるとポートタワーの周囲にオオシマザクラという伊豆諸島原産の桜が咲き誇ります。もし遠方から日帰りの旅行を検討したい方には、春のタワー観光はおすすめ。桜とポートタワーの素敵な写真がおさめられますよ。

7. チャイナタウン南京町

出典: gyro

横浜や長崎と並ぶ、「日本三大中華街」のひとつが神戸にある南京町です。実は「南京町」という名前は、かつて横浜や長崎の中華街でも使われており、中国人が住む街を指す一般名称でした。しかしながら現在、「南京町」という名前で日本に残っているのは神戸のみです。

おいしい中華料理の店がたくさんあるほか、素敵なアクセサリーなどが変える雑貨屋さんも目白押し。料理店、食材店、雑貨店を合わせると約100店舗がこの商店街に存在しています。そしてこの南京町の春を彩るのが、毎年3月または4月のぢょう、日曜、祝日などに行われている興隆春風祭。2006年2月にできた神戸空港の開港1周年を祝って2007年より開催されており、広場で獅子舞などの伝統芸を踊り、神戸に訪れる人たちをお迎えします。

◎まとめ

兵庫県は「日本の縮図」とも言われています。日本海と瀬戸内海に面し、気候と風土が多様。エリアも農村や山村があり、自然にも恵まれ、島もあり、その一方で港のある大都市、神戸があることが「縮図」といわれている理由です。春と夏に高校野球の熱い接戦が行われる甲子園球場があるのも兵庫県の西宮市です。常に全国から人が集まり、そして国際色も豊かな顔を持ちます。お城では姫路城や竹田城跡以外にも明石城や洲本城など、たくさんの城や城跡があります。

そして、3月の淡路島に行けば、菜の花畑が堪能できるスポットもあります。阪神大震災を乗り越え、中心地である神戸の開港150周年に向けて飛躍していく神戸、そして兵庫県の姿を観光とともに楽しんでください。

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