福島県只見町と周辺の観光スポット5選、自然首都を巡る旅!

画像出典:TAKEZO / PIXTA(ピクスタ)

福島県只見町と周辺の観光スポット5選、自然首都を巡る旅!

福島県にある只見町(ただみまち)は、福島県の西南、南会津郡にあり、新潟県に隣接する日本有数の豪雪地帯。町域を流れる只見川には複数のダムが存在し、水力発電の基地になっています。「自然首都」がキャッチコピーで、日本の原風景を残す秘境ともいえる町。

ユネスコエコパークに登録されたり、豊かな森林資源に恵まれている風景と、伊南川や只見川の穏やかで清らかな流れを見ていると 初めて来たのにどこか懐かしい。そんな思いにふける観光ができます。鉄道ファンに人気のJR只見線もはずせません!そんな自然首都・只見町の観光スポットをご紹介します。

目次

福島県只見町と周辺の観光スポット5選、自然首都を巡る旅!

目次を閉じる

1.只見保養センターひとっぷろまち湯

2011年7月の豪雨災害でしばらく閉鎖されていましたが、只見町民や只見を愛する観光客の再開を願う熱い想いと支援で、只見保養センター「 ひとっぷろまち湯 」が2013年9月1日にリニューアルオープン。風呂場から食堂まで全てが真新しくなりました。浴室にはサウナも設置されて、只見町民の憩いの場として、また、観光客のくつろぎの場としていつも大勢の人に利用されています。

リニューアルされた浴場は、サウナがある春夏の湯、そして秋冬の湯があり、日替わりで男湯と女湯が入れ替わります。また、麺類や丼物などをお得な価格で食べられる食堂があり、湯上りにのんびりくつろげる大広間が完備されています。個室もあるので、気兼ねなく寛ぎたい人にはオススメですよ。只見駅から徒歩約10分で行ける「ひとっぷろまち湯」へ、観光の疲れを癒しに訪れてみてはいかがでしょうか。

2.只見ユネスコエコパーク

ユネスコエコパークとは、1976年にユネスコが開始した「生態系の保全と持続可能な利活用の調和と自然と人間社会の共生」を目的としている事業です。2014年6月12日、ユネスコが認定するエコパークに只見町が登録。只見町の自然と共生した暮らしが世界的にも認められました。このことから只見町は全国に知られ、連日たくさんの観光客が訪れています。

只見のこの地域はブナ林をはじめとした落葉広葉樹林が多く生育している山地帯で、様々な立地環境に適応した植物群が生育しています。キタゴヨウの針葉樹林、ミヤマナラなどの低木林、ブナ林、トチノキ、サワグルミの渓畔林など、ほとんど人手の加えられていない原生林は究極の森林浴が楽しめる、と観光客に人気。只見地域の自然豊かなスポットなので、ぜひ観光で訪れてみてくださいね。

3.三石神社

只見駅のすぐ裏山に続く遊歩道を登った要害山の中腹にある三石神社(みついしじんじゃ)は、昔から頭、目、家内安全、縁結びの神として信仰されてきました。参道には三つの磐座(いわくら)を御神体とし、一の岩、泪岩、縁結びの岩があることから三石神社と言われています。

空いている穴の中に頭を入れて祈ると頭の病気が治り、頭が良くなるといわれている「一の岩」や、一年中岩から水が止まることなくしみ出しており、その水で目を清めると眼病が治るといわれている「泪岩」があります。また、岩ある無数の小さな穴に、5円玉をこよりで結ぶことができれれば良縁が結ばれるといわれている巨大な奇岩「縁結びの岩」も、人気の祈願スポット。様々なご利益を求めて、全国から観光客が参詣に訪れています。

また、参道の一角にある「縁結び三石清水」は大昔から枯れたことがなく、流れ出る清水は只見町銘水10選のひとつ。まさにパワースポット巡りの観光におすすめです。隣接する只見スキー場では、スノーシューを履いて三石神社まで散策することも出来るので、観光の幅も広がりますよ!

4.いわなの里

只見町の観光スポット「いわなの里」は2011年7月に起こった新潟・福島豪雨災害の被害を受け営業を休止していましたが、釣堀りの営業が再開されました。黒谷川の清流で育てられたイワナとヤマメが放たれている釣り堀で、豊富な湧水とキレイで澄んだな沢水、最上級の餌を使用して育てられた元気なイワナを見て、釣って、食べて楽しむことが出来ます。

最高のイワナを釣ろうと多くの観光客が訪れています。さらには、ヤマメの釣り堀や、大きめのイワナの釣り堀もオープンして、只見観光の人気スポットのひとつになっています。なかには30cmほどにもなるヤマメとイワナも入っているので、子供だけでなく大人まで楽しめますよ!道具や具材の準備は必要ですが、釣り堀を利用すれば仲間と楽しめるバーベキューもできます。只見町を訪れた際には足を運んでみましょう。

5.JR只見線

出典: 羽吹舞 (CC BY-SA 4.0)

JR只見線(ただみせん)は、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ鉄道路線で全国的にも有名な観光スポットです。JR只見線は約135kmのローカル路線で、只見に住んでいる人達の貴重な生活の足でもあり、また景勝地を走る鉄道として全国の鉄道ファンや写真愛好家、観光客に愛されています。

絶景の秘境路線で、車窓から眺める破間川(あぶるまがわ)・只見川の渓谷の美しさ、それに合った新緑や紅葉が美しいことで知られ、行楽シーズンは観光客でとても混雑します。「紅葉の美しい鉄道路線ベストテン、「雪景色のきれいなローカル線ベストテン」「好きなJRローカル線ランキング(東日本編)」でベスト3にランクインされていて、まさに只見の誇りです。

普段は静かな只見町ですが、毎年SLなどの特別列車が運行される時期には渋滞が発生。撮影スポットには大勢の観光客が撮影に訪れる、只見町きっての人気スポットです。

◎まとめ

ご紹介してきたように、只見町は周りを山に囲まれおり、大きな川も流れているため観光のメインは自然です。田子倉湖畔をボートで巡るのも良いでしょう。紅葉の時期の湖上は360度紅葉のパノラマで感動間違いなし。また、只見町の自然で最も有名であろう広大なブナの原生林にある恵みの森でリラックスすればきっと忘れられない観光の思い出になるでしょう。

只見町を歩いて観光していると、町の方々にすれちがう時、気さくに話してくれるので只見の良さを改めて感じられます。ぜひ只見の大自然、人の温かさを体感する観光に行ってみましょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

只見町でおすすめの記事

只見町のアクセスランキング