雨天でも便利で楽しい！雨のモヤモヤも吹き飛ぶ広島県の観光スポット5選

せっかく広島県へ旅行できたのに、着いてみたらあいにくの雨。どんなにしっかり準備をしてきても、天気の機嫌だけはどうにもなりませんよね。

でも、雨だからといって残念がるのはまだ早いですよ。雨が降っても楽しめる、行く価値がある観光スポットが広島県にはあります。屋外観光は次の日に回して、屋内で優雅に楽しめるおすすめの観光地を紹介します。

1.雨の日はしっとりアートを楽しもう「広島県立美術館」

雨天で予定が狂ったら、とりあえず広島県立美術館に行きましょう。こういう日は静かにアートを楽しむのが穏やかに過ごすコツ。素敵なコレクションを見れば、残念な気持ちも和らぐはずです。

広島県立美術館には4800点もの所蔵品があり、特に近現代の日本・アジアの工芸品が充実しています。館内では好きな作品の前で記念撮影ができる「写真撮影OK」のコーナーがあり人気です。情報ギャラリーや小さな図書室も併設しているので、静かに読書を楽しんでもいいでしょう。

また縮景園という素晴らしい日本庭園に隣接している点もオススメ。雨の日本庭園もなかなか情緒があっていいですよ。

2.雨の日に原爆ドームを見るなら「おりづるタワー」

おりずるタワーは平成28年夏にオープンした施設。13階の展望フロア「おりづるの丘」からは平和記念公園と原爆ドームを眺めることができます。雨で屋外に出るのが億劫な方は、この展望フロアから見るといいでしょう。

施設内にはテイクアウト専用のカフェなど、ゆっくりできるフロアがあります。12Fにある展示フロアでは被爆前後の街並みの変遷を通じて平和への願いを感じることができます。１Fにはアルコールが楽しめるカフェや物産店があり、広島ならではの品々を買うことができて便利です。

入場料は大人は1,700円、中学生高校生は900円、小学生は700円、4歳以上の幼児が500円です（金額は2016年11月現在のもの）。広島市内にある平和のシンボルは、雨でもしっかり楽しめますよ。

3.雨の日ならではの博物館「大和ミュージアム（呉市海事歴史科学館）」

雨の日に呉へ行くなら船の博物館「大和ミュージアム」へ行きましょう。一番のオススメは戦艦大和の10分の1模型。呉市は戦前、軍艦「大和」を造船した東洋一の軍港及び軍艦造船所でした。戦後も世界一のタンカーを造船するなど、日本の科学技術を引っ張ってきた街のひとつです。ここでは、そんな呉市の栄光が分かる貴重な資料を多数見ることができます。

3Fが船の科学を学べるスタイルになっていて、フェリーと高速船を操縦するシミュレーターが体験できます。潜水艦「あきしお」を陸揚げして展示している「てつのくじら館」（海上自衛隊呉史料館：入場無料）もすぐ近くです。

大和ミュージアムは、JR呉線呉駅からペデストリアンデッキを歩いて5分です。休館日は、火曜日（ただし祝日の場合は翌日）。観覧料は一般が500円、高校生 300円、小・中学生 200円とリーズナブルです。9～18時まで開館していて、夏休み期間中は無休です。

4.厳島神社で雨に降られたら「みやじマリン宮島水族館」

厳島神社の近くにある「みやじマリン宮島水族館」は、瀬戸内海の魚たちを中心に展示する人気の水族館です。外観が宮島の景観に配慮した「和」テイストでまとめられています。

歩き疲れない適度な広さの館内には、350種13,000点以上の生物がいます。広島ならではといった感じの牡蠣の養殖の様子が見られたリ、人気のアシカショーやアザラシにふれあえたり、子供から大人までが一緒になって楽しむことができます。

◎雨天でも楽しめる広島の観光スポットまとめ

雨の広島県観光で楽しめる場所を5か所ご紹介しましたがいかがでしたか？晴れ空の下で観光できればいうことありませんが、雨の日には雨の日なりの楽しみ方があります。

個人的には、雨が降ったら美術館などを静かにしっとり楽しみたいところですが、積極的に動くなら手作り体験やショッピングを楽しむのもいいですよね。旅行に行く際は、本命のプランとは別に「雨が降ったら……」という場合に備えて、今回紹介したような観光スポットも押さえておくといいですよ。

雨天でも便利で楽しい！雨のモヤモヤも吹き飛ぶ広島県の観光スポット5選