名称:中尊寺
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/
平安時代末期の奥州藤原氏の繁栄の痕跡を色濃く残した岩手県平泉町。歴史的な建物や遺跡が数多く残っている、岩手県を代表する観光スポットとして知られています。これら多くの歴史的建造物や遺跡の中には世界遺産に認定された観光物もあり、毎年国内外から訪れる多くの観光客で賑わいます。
岩手県を代表する観光スポット平泉町は北を衣川、東を北上川、南を磐井川というように川に囲まれています。恵まれた豊富な泉の溢れる場所である、と言うことが平泉の地名の由来です。こんな歴史と自然の融合した町、平泉町の観光スポットをご紹介します。
目次
平泉と周辺で行くべき観光スポット19選!世界遺産と歴史の街をめぐる旅
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1.中尊寺
岩手県西磐井郡平泉町にある中尊寺。この中尊寺は皆さんもご存知の通り世界遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の中の一つです。毎年多くの観光客が国内外から押し寄せる日本国内を代表する観光スポットです。
また中尊寺の境内は国の特別史跡にも指定されています。かなり広い敷地の中にたくさんの歴史的建造物が建てれれているのでゆっくりと観光してまわる事が出来ます。周りは杉などの樹木に覆われているので綺麗でおいしい空気を吸う事が出来る観光スポットです。
◆そば処義家
中尊寺の月見坂の近くにあるそば処義家。義経ではなく義家の名が付いたお店は珍しいですね。源義家は源頼朝のご先祖様に当たるので義経の祖先にも当たります。お店の場所は中尊寺の参道と言う事で観光客が沢山訪れるお店です。メニューはもちろんわんこそばがメインです。こちらのわんこそばは盛りだし式わんこそばです。蕎麦の種類は茶そばもあり選ぶことが出来ます。
天ぷらや丼ものとのセットも種類が多いのでオーダーを決めるのが大変です。迷ってしまいますね。一番人気はかけ蕎麦とミニ天丼のセットですので観光の際にはぜひ試してみて下さい。お店はこじんまりとした古民家で藁ぶき屋根が目印です。
名称:そば処義家
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関43中尊寺参道内
公式・関連サイトURL:https://tabelog.com/iwate/A0303/A030303/3001847/
◆弁慶堂
月見坂と言う中尊寺の参道を歩いて行くと中尊寺に到着する前に現れるのが弁慶堂です。龍の彫刻が素晴らしい入母屋造りの屋根です。御本尊様は勝軍地蔵菩薩で傍らには義経、弁慶の木造が安置されとぃます。この弁慶は弁慶の七つ道具を背負い仁王立ちしています。最後の最後まで義経を守るために戦った弁慶の姿がとてもりりしい木造です。
一見すると白木づくりの建造物ですが堂内は華やかな弁慶堂。弁慶堂の天井には色とりどりの美しい絵が描かれています。参道を歩く観光客が足を止める観光スポットです。
名称:中尊寺弁慶堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.iwatabi.net/morioka/tyuusonji/ben.html
◆本堂
嘉祥3年(850)比叡山の高僧慈覚大師円仁により開山された中尊寺。実質的には奥州藤原氏の初代藤原清衡により開基されました。この中尊寺の中心になるのが本堂です。観光で訪れ目にする本堂は明治42年に建築された本堂です。
こちらの本堂に安置されているのは丈六寸の大きな阿弥陀如来座像です。黄金に輝き笑顔を浮かべる阿弥陀如来坐像です。平成25年に安置されたまだ間もない仏さまです。御本尊様の両脇で灯りをともし続けているのは不滅の法灯といわれる、本山延暦寺からの分燈です。ここでは一年を通じて沢山の行事が行われています。この法要や儀式に参加する観光客の姿も多く見られます。
名称:中尊寺
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/
◆峯薬師堂
中尊寺の月見坂をどんどん歩いて行くと本堂の先に峯薬師堂があります。「め」と書かれた沢山の絵馬が奉納さているのが目印の観光スポットです。絵馬に「め」と書かれているだけのことはあって、峯薬師堂は目にご利益がある事で有名です。こちらの札所でのみ販売している絵馬やお守りを求めて眼病に悩む人々が沢山訪れます。こちらを訪れたなら、全国的にも珍しい「め」のお守りを購入してみて下さいね。
この峯美薬師堂の御本尊は金色に輝く薬師如来座像です。お堂自体は昭和57年に改築されています。ここにあるカエルの石造は、観光に訪れた皆さんが旅を終えて「無事帰る」という意味が込められています。
名称:中尊寺峯薬師堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.iwatabi.net/morioka/tyuusonji/yaku.html
◆大日堂
大日堂は小さくて素朴な感じのお堂です。御本尊様は大日如来様です。このこじんまりとしたお堂の中に鎮座しています。このお堂は正徳2年に再建されたお堂で、奥州藤原氏の初代清衡公が建てた三重の塔の跡地に再建された建物です。
この小さなお堂の中には、大日如来だけでなく、千手観音像や不動明王像も安置されています。小さいですがぎっしりと有難い仏さまが鎮座していますよ。最近人気のある御朱印も書いてもらう事ができるので、御朱印集めをしている観光客の皆さんは、大日堂の御朱印をもら事をお忘れなく。
名称:中尊寺大日堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/
◆鐘楼
小さなお堂の中には小さな釣鐘がつるされています。この鐘の大きさは直径が86センチ、その高さは113.2センチ程です。こちらのお堂は、北上川が流れているすぐそばの小高い丘の上にあります。近くに近づかなければそこに鐘がつるしてある事すら気が付かないかもしれません。観光客の皆さんも見逃す事なく御覧になって下さいね。
お堂も中につるされた鐘もかなりの古さで、痛みも激しいものがあります。そのため、今は鐘の音を聞くことはできません。元々は2階建てで建築されたこのお堂が、現在の姿に変わったのは1933年の火災によって焼失した後、1943年に再築されてからの事です。火災の多い中尊寺の中で奥州藤原氏の繁栄を物語る建造物はかなり少ないと言えます。ぜひ平泉に観光の際には立ち寄ってみてくださいね。
名称:中尊寺鐘楼
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/
◆金色堂
中尊寺金色堂は奥州藤原氏の初代清衡公によって開基された、その当時の様子を今に伝えている建物です。金色堂の中は清衡公が思い描いていた極楽浄土が表現されています。中尊寺といえば金色堂と誰もが答えるほど知名度の高い有名な観光スポットです。年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れます。
皆金色と言われる金色堂の堂内は夜光貝を使用した煌びやかな螺鈿作りになっていて観光客の皆さんもはっと息を飲むほどの輝きを放っています。内部の装飾は当時の贅をつくしたもので、象牙や宝石で飾られています。この堂内には奥州藤原氏の棺が安置されています。そして阿弥陀如来に観音勢至菩薩、地蔵菩薩、持国天、増長天と沢山の仏像が並んでいます。美しい仏教美術を堪能できる平泉の有名観光スポットです。
名称:中尊寺金色堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/konjikido.html
◆芭蕉句碑
「夏草や兵どもが夢のあと」といった有名句を多数のこした俳聖・松尾芭蕉。松尾芭蕉が門人と連れだって奥の細道の旅に出たのは元禄2年。源義経が亡くなり奥州藤原氏が滅亡して500年たった後の事でした。
芭蕉が訪れた当時、ここ平泉の丘の上から眺めた穏やかな景色の中には、もはや奥州藤原氏の繁栄の姿は残ってはいませんでした。その様子を詠んだのがこの句です。同じく奥の細道の旅路で詠まれた「五月雨や降残してや光堂」も、奥州藤原氏の華やかな時代をしのんで、その栄枯盛衰を金色堂とともに詠んだ一句です。
松尾芭蕉の句碑は毛越寺にもありますので、平泉に観光に訪れた際にはそれぞれの句を鑑賞して楽しんでくださいね。
名称:中尊寺芭蕉句碑
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/konjikido.html
◆一字金輪佛頂尊
一字金輪佛頂尊は中尊寺の秘佛として有名です。こちらの一字金輪佛頂尊は御開帳の時にだけみる事が出来る仏像です。
この一字金輪佛頂尊は奥州藤原氏の三代秀衛公がそばに置き礼拝をしていたと伝えられています。秘仏である一字金輪佛頂尊は国の重要文化財に指定されています。平泉が世界遺産登録記念の御開帳から5年目にあたる平成28年年6月29日から11月6日までが御開帳の期間でした。次回は未定ですが、御開帳が決まったら、ぜひそのチャンスに観光に訪れたいですね!
平安末期の穏やかな表情の座像を拝見できる機会は数少ないので、御開帳を待って平泉に訪れる観光客の数も多いですよ。
名称:一字金輪佛頂尊
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/konjikido.html
◆不動堂
不動堂は不動明王を御本尊とした祈祷堂です。仙台藩主伊達綱村から新調された不動明王。厳しく人々の犯した過ちを正してくれる有難い仏さまです。
こちらの不動堂は本堂の近くに天下泰平を祈願して建てられています。参拝に訪れる多くの観光客や、地元岩手県の人々も願い事をする為に沢山観光に訪れます。
家内安全や受験合格、交通安全、無病息災など願い事は人それぞれですが、信者の皆さんからの信仰はあつく、年間通じて参拝客の足は絶えません。不動明王のご利益を信じる方々は、全国各地にたくさんいらっしゃいますよ。
名称:中尊寺不動堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/fudodo.html
◆讃衡蔵(さんこうぞう)
中尊寺を創立した奥州藤原氏の所持していた3000点にも及ぶ文化財を収蔵しています。国宝や重要文化財が沢山展示してあり中尊寺を訪れる観光客の多くが立ち寄ります。
文字が金色で書かれている中尊寺教や中尊寺の御本尊である阿弥陀如来坐像や念珠残欠等の展示物を観光する事が出来ます。
中尊寺の建造物の中では唯一拝観料がかかる建物です。それほど貴重な文化財の展示してある建物が讃衡蔵です。
名称:中尊寺讃衡蔵
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/sankozo.html
◆かんざん亭
かんざん亭は中尊寺の境内にある観光客のみなさんがほっと一休み出来る観光スポットです。カフェ&レストランはゆったりとした空間でスロージャズをバックミュージックに世界遺産である中尊寺を満喫できます。
かんざん亭でおすすめのメニューは、地元平泉産自然薯を使った蕎麦。蕎麦の味も豊富にそろっているのでいろいろな味を楽しめます。平泉産自然薯を使用したピザも珍しいメニューです。
デザートの種類もたくさんありますよ。季節によって変わる和菓子から抹茶セット、コーヒーと様々です。世界遺産である中尊寺の中でゆったりとしたリラックスタイムを楽しめます。
名称:中尊寺かんざん亭
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/kanzantei.html
◆白山神社
中尊寺金色堂の反対側に位置しているのは白山神社です。トレードマークは赤い鳥居です。この前には大きく白山神社と書かれた看板がでているので観光で初めて訪れる人々にもすぐにわかります。
砂利道の参道の先にあるのは能舞台(能楽殿)です。こちらの野外能舞殿は重要文化財にも指定されています。藤原まつりや中尊寺薪能で能が披露されています。能楽堂の奥には本殿があります。本殿は中尊寺より歴史の古い建物です。これらの古い建物を見学する観光客が沢山訪れています。
名称:白山神社
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:http://www.iwatabi.net/morioka/tyuusonji/ben.html
◆中尊寺特設消防隊
中尊寺特設消防隊は中尊寺の境内にあり、その雰囲気のある建物やレトロな車両に、観光客の皆さんも足を止めて写真を撮る姿をよく見かけます。中尊寺の境内でも人気の撮影スポットですよ。
真っ赤な消防車は、昔有名だった日産のダットサンと言う小型のトラックです。車好きの方は一度は耳にした事があるのではないでしょうか。そちらの車を見られるだけでも貴重な観光スポットですね。
世界遺産と昔ながらの雰囲気を残した特設消防隊は昭和の時代を思い出させるような、年配の方には懐かしく思える場所です。昔から火災が多かった中尊寺ならではの風景を感じる事が出来ます。
名称:中尊寺特設消防隊
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
公式・関連サイトURL:なし
2.毛越寺
円仁(慈覚大師)によって開かれた毛越寺。この毛越寺は中尊寺と同じく世界遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」を構成する一つに認定されています。こちらも中尊寺と共に国内外から平泉に数多くの観光客が訪れます。
ここ毛越寺には「白鹿伝説」と言われる伝説があります。嘉祥3年(850)東北の地を巡っていた慈覚大師は平泉で突然の霧に覆われ前に進む事が出来なくなります。その足元に落ちていたのは白鹿の毛でした。
その先に現れた白鹿は、老人に姿を変えここを霊場にするようにとお告げを残します。この老人こそ薬師如来の化身だと考えた大師はお告げの通りここにお堂を建て嘉祥寺と名付けました。これが毛越寺の成り立ちです。
ここ毛越寺境内附鎮守社跡は国の特別史跡、庭園は特別名勝に指定されていますよ。
名称:毛越寺
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/
◆山門
世界遺産である毛越寺は立派な山門から始まります。この山門は一関城の山門を移築したものです。一関城は一関市の南、釣山丘陵に築城された山城です。
築城時期や築城主は不明です。かつて伊達政宗が仙台藩主となってから、一関城に配置されたのは伊達政宗の叔父留守政景でした。その後伊達騒動で廃藩になるまでは一関伊達藩として一関城は繁栄していました。
この由緒ある一関城の山門が移築され、今は世界遺産を観光にきた多くの皆さんをお出迎えしています。どっしりとした山門ですよ。
この山門では有料のガイドが常駐しているので、観光前に予約をして毛越寺を満喫できます。
名称:毛越寺山門
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/keidai/index.html
◆松風庵
松風庵は毛越寺山門横にあるお休み処です。メニューも豊富に揃っています。特に人気が高いのはやはりお蕎麦です。もり蕎麦、かけ蕎麦季節の蕎麦と揃っていて毛越寺を訪れる観光客からも定評があります。
デザートメニューも揃っています。抹茶セットは、みたらし団子、わらびもち、干菓子とセットになっていて、毛越寺の景色とよく合います。
こちらの松風庵でぜひ味わってほしいのが蕎麦茶プリンです。珍しいメニューですので観光の合間の一休みにぜひお試しください。もちろんコーヒーなどの飲み物も揃っていますよ。
名称:松風庵
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:https://tabelog.com/iwate/A0303/A030303/3006713/
◆毛越寺園庭
毛越寺庭園は日本国内でも有名な数少ない浄土庭園の一つです。浄土庭園とは日本庭園の形式の一つです。この庭園は平安時代から鎌倉時代にかけて築造された庭園です。仏教で言う極楽浄土を表した庭園です。
庭園で極楽浄土を表しているのですが、この庭園のほとんどは「大泉ヶ池」です。こちらの大泉ヶ池が大きな海を表現しています。荒磯を表しているのはごつごつとした岩と池に立てられた「立岩」です。またところどころに、池から中州のようにあらわれた洲崎があります。白浜は敷き詰められた玉石で表してあります。
山の間を流れる谷川や枯山水の築山なども表現していますよ。
この庭園をリラックスした気分で観光すると極楽浄土を想像する事ができ、心が穏やかになる平泉の観光スポットです。
名称:毛越寺浄土園庭
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/keidai/index.html
◆芭蕉句碑
毛越寺の南大門跡の傍にある松尾芭蕉の句碑です。誰もが知る「夏草や兵どもが夢のあと」と刻まれています。
俳人・松尾芭蕉が残した「おくの細道」は誰しも知っており、そして今なお人気の高い紀行文ではないでしょうか。奥の細道の旅で、芭蕉は藤原3代の軌跡をたどって平泉を訪れたという記載があります。その際に詠まれた句が、この句碑に刻まれているのです。
境内の中にはもう一つ句碑があります。昭和42年、新渡戸稲造による英字訳の句碑です。この句碑からも分かるように、松尾芭蕉は世界的に有名な俳人として、国外から訪れる観光客からも人気があります。
芭蕉の句を鑑賞すると、この地でかつて栄えた奥州藤原氏を偲ぶ事が出来ますね。誰もが1度は聞いたことのあるこちらの句の誕生の地にぜひ観光に訪れてみてください。
名称:毛越寺芭蕉句碑
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/index.html
◆本殿
山門からまっすぐ進み、芭蕉句碑の先にある赤いお堂が本堂です。この本堂は平成元年に建てられたとても新しいお堂です。本堂の中には毛越寺の御本尊である、平安時代に造られた薬師如来様が安置されています。
両側には日光菩薩様月光菩薩様が並んでいます。とても有名なので、歴史の教科書でも見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この本堂の前にはおみくじがあり観光客の皆さんは運試しとばかりにおみくじを引いている姿をよく見かけます。健康祈願、無病息災を願い多くの人々が観光に訪れお祈りをしています。赤色のお寺の本堂が目を惹きますよ。
名称:毛越寺本殿
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/keidai/index.html
◆開山堂
慈覚大師円仁を祀っているお堂が開山堂です。このお堂には慈覚大師円仁以外にも両界大日如来像、また藤原三代清衡、基衡、秀衡の画像が保管されています。
開山堂は毛越寺の浄土庭園の西側にひっそりとたたずんでいます。素朴な木造作りの開山堂の慈覚大師円仁に会うために多くの観光客が足を運びます。
こちらの開山堂の前にはアヤメ園があります。このアヤメ園、アヤメが満開の6月から7月が特に見頃です。綺麗な白や紫のアヤメが咲き乱れます。このアヤメを目当てに訪れる観光客の姿も多く見られますよ。
名称:毛越寺開山堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/keidai/index.html
3.観自在王院跡
観自在王院跡は藤原基衡の妻により建てられた平泉の歴史的な寺院跡です。こちらの境内跡は国の特別史跡として指定されています。そして観自在王院跡もまた世界遺産に認定されており世界遺産巡りを楽しむ為に平泉へ観光客の皆さんが多く訪れます。
この観自在王院跡の庭園も毛越寺の庭園と同じ極楽浄土を表した平泉の庭園です。こちらの庭園は国の名勝にも指定されています。池の北側には大阿弥陀堂、小阿弥陀堂が建てられています。
寺院跡と言う事で広い芝生と池が目印です。パッと目立つわけではありませんので、石に刻まれた史跡公園を目印として訪れると迷いませんよ。
毛越寺のすぐ隣に位置していますので、平泉の世界遺産をはしごするのが平泉に訪れる観光客のみなさんの定番ですよ。平泉観光で平泉の世界遺産をはしごをするのは、オススメの平泉の観光プランです。
名称:観自在王院跡
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内
公式・関連サイトURL:http://hiraizumi.or.jp/archive/sightseeing/kanji.html
4.無量光院跡
無量光院とはかの奥州藤原氏が京都にある平等院を摸して平泉に造った寺院です。建築当時はかなりの大きさで、模して建てたはずの平等院よりもさらに大規模な平泉の寺院でした。
煌びやかであったはずのこの平泉の寺院は幾度も火災により焼失してしまいました。現在、ここ無量光院跡でみる事が出来るのは、土で築かれた防提のような壁と礎石のみになっています。このようにして、様々な災難からも残り続けた礎石は古い歴史を知るために大切なものとなります。奥州市にある「えさし藤原の郷」には、無量光院が再現されています。こちらは大河ドラマにもよく登場しています。平泉に観光に訪れる皆さんもテレビで目にした事があるかもしれませんね。こちら無量光院跡も世界遺産の一つですので観光客の皆さんが沢山訪れていますよ。
名称:無量光院跡
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内
公式・関連サイトURL:http://hiraizumi.or.jp/archive/sightseeing/muryo.html
5.金鶏山
金鶏山は中尊寺と毛越寺のちょうど中間あたりに位置しています。松尾芭蕉の奥の細道にも金鶏山は「三代の栄耀一睡のうちにして、大門の跡は一里こなたに有り。秀衡が跡は田野に成りて、金鶏山のみ形を残す。」と登場しています。奥の細道では風景地として国の名勝に、更には国の史跡として指定されている平泉の山です。
平泉の「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産として認定されているので中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡と合わせて平泉で観光する事をおすすめします。これらの平泉の有名な歴史的建造物の多くはこの金鶏山を中心として建てられています。日本人の山信仰はこの平泉にも存在していますよ。また金鶏山の名前の由来は、山頂に雄雌とつがいの鶏を埋めたという伝説から付けられました。頂上までの登山に挑戦する観光客の姿も多くみられます。
名称:金鶏山
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内
公式・関連サイトURL:http://www.ichitabi.jp/spot/data.php?no=26
6.平泉文化遺産センター
平泉文化遺産センターには、世界遺産に登録された「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」にまつわる平泉の歴的や文化が様々紹介されています。平泉の観光前にこちらで平泉の歴史を学んだ後で、実際の平泉の世界遺産を観光すると、史跡の多い平泉観光がより理解しやすくなります。
また平泉の様々な歴史的な場所で発掘された貴重な考古資料が数多く展示されています。考古資料と言うと馴染がなくて観光客の皆さんは少し敬遠されるかもしれませんが、子供から大人まで誰にでもわかりやすく平泉を紹介していますのでご安心くださいね。平泉の世界遺産と言う事で英語、韓国語、中国語にも対応した音声ガイドも準備されています。海外の観光客の皆さんにも配慮した平泉の観光スポットになっています。
名称:平泉文化遺産センター
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉花立44
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/hPaslP
7.義経妻子の墓
義経妻子の墓は平泉の世界遺産で、金鶏山の山麓にあります。義経はご存知のように、兄頼朝との対立の末、この平泉の地で自害する事になります。
郷御前と呼ばれた義経の正妻。その母親は頼朝の乳母でした。頼朝と義経が対立した後も郷御前は最後まで義経とともに平泉で過ごしました。頼朝の命により郷御前22歳、娘4歳の時、藤原泰衡一行により殺害されました。
この二人のお墓は平泉の金鶏山山麓、千手堂の境内にひっそりと建てられています。平泉に観光に訪れた際は、短い生涯だった二人のお墓に手を合わせてみて下さい。当時の義経と郷御前そして幼い娘に思いをはせながら平泉を観光すると、また違った平泉の景色が見えてきますよ。
名称:義経妻子の墓
住所:岩手県平泉町平泉字大沢
公式・関連サイトURL:http://www.hiraizumi-yukari.com/search/data.php?p=74
8.高館義経堂
高館一帯は北上川を見下ろす平泉の高台になっています。兄頼朝に追われた義経はこの平泉の高館に妻と子供と暮らしていました。この高館は敵が攻め入りにくい地形になっているため奥州藤原氏三代秀衡がここ平泉の高館に住まいを与えました。
しかしその後頼朝の圧力に耐えられなくなった、奥州藤原氏三代秀衡の息子泰衡に襲われ、義経と妻子は自害する事になります。平泉の丘の頂上に建てられた義経堂は仙台藩主第四代伊達綱村によって建てられました。義経堂の中に安置されているのは木像の義経です。
高館の高台から一望できる平泉の景色はとても素晴らしく、観光客が沢山訪れます。平泉の世界遺産を眺望するには最高の観光スポットです。
名称:高館義経堂
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字柳御所14
公式・関連サイトURL:http://www.motsuji.or.jp/gikeido/
9.達谷窟
東北を代表する古刹として有名な平泉の達谷窟毘沙門堂。達谷窟毘沙門堂は延歴20年当時の征夷大将軍であった坂上田村麻呂によって平泉に創建されました。平泉に創建されてからの歴史は古く1200年にもなります。毎年この古刹へ訪れる観光客の数もかなりの数になります。
さまざまな祭事が執り行われており、その祭事を取り仕切っているのが別当の達谷西光寺です。こちらではお寺と神社が同じ敷地の中に存在しています。
これらは合わせて達谷窟と呼ばれ、国史跡に指定されています。国の史跡を一目見ようと訪れる観光客が沢山訪れていますよ。
名称:達谷窟
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉北澤16
公式・関連サイトURL:http://www.iwayabetto.com/
◆顔面大仏
平泉の達谷窟毘沙門堂の先には断崖絶壁の岩が広がっています。この岩の中央部にはなんと大仏様の顔面だけが彫られています。これを顔面大仏と呼び信仰しています。
岩の壁面にこのような顔面をどうやって彫ったのか気になる方も多いと思います。実は平泉ではこの大仏様の顔面は、源義家が馬の上から弓を放って彫ったものだとも言い伝えられています。
前九年の役・後三年の役により命を落とした多くの人々の霊を供養する為に彫られたこの顔面大仏は全国でも珍しい大仏で5本の指に数えられるほどの仏様。北限の磨崖仏を見るために県内外から平泉へ多くの観光客が訪れています。
名称:顔面大仏
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉北澤16
公式・関連サイトURL:http://www.iwayabetto.com/
◆姫待不動
昔、平泉で悪路王に捕らえられた姫。逃げ出した姫を待ち伏せした滝は姫待滝ですが、その姫を御本尊としたのが姫待不動堂です。この姫待不動堂は姫待滝から現在の達谷窟の敷地の中に移設された観光スポットです。
このお堂の中に祀られているのは、桂の木の一木造りで出来た不動明王です。こちらの不動明王はは岩手県の文化財に指定されています。
藁ぶき屋根の素朴な感じのお堂で杉の木林の奥に建てられています。姫の伝説に出てくる姫街滝や鬘岩とは離れた場所にある姫待不動堂ですが、伝説の地として平泉を観光する観光客の方の姿が見られます。
姫待滝や鬘岩は達谷窟から平泉方面に向かってすぐの場所にあります。
名称:姫待不動
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉北澤16
公式・関連サイトURL:http://www.iwatabi.net/morioka/hiraizumi/bisyamon/11syasin.html
◆蝦蟆ヶ池
平泉の毘沙門堂の前に広がるのが蝦蟆ヶ池と言う名の池です。この池の中島には慈覚大師の手によって作られた弁財天が祀られています。巳年生まれの守り本尊としても有名な観光スポットです。巳年生まれの人には外せない観光スポットですね。
弁財天といえば古代より福徳神として有名です。「弁天には銭上げて拝め」と言われるほどで商売繁盛を祈願する商家の信仰はかなり厚いものがあります。
また「生けるがごとし」と言われるほどに美しい姿をしています。やきもち焼きの天女なので縁切りの願いが叶うと言われています。そのためカップルで観光に行くのはおすすめしません。その一方知恵の神、芸の神である事から多くの観光客が集まる平泉の観光スポットになっています。
自然に囲まれた蝦蟆ヶ池の周りにはいろいろな花々も見られますよ。
名称:蝦蟆ヶ池
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉北澤16
公式・関連サイトURL:http://www.iwayabetto.com/
10.姫待滝
昔、悪路王が京からさらってきた姫を平泉の窟上流に閉じ込めました。そして花見など楽しむたびに姫をそこから出し遊興に興じていました。
ある日、耐えられなくなった姫は花見の席から逃げ出します。しかし、悪路王は滝の前で待ち伏せをします。その滝の前で姫は再び囚われの身となってしまいます。この捕らえられた滝を姫待滝と呼びます。
また二度と逃げ出さないようにと姫は髪の毛を切られました。その髪の毛を掛けた岩が残っています。この岩は鬘岩と呼ばれています。
このような伝説を思い出しながらこの平泉の小さな滝を観光してみて下さいね。きっと怖い思いをしたに違いない姫の気持ちを推し量る事が出来ます。
名称:姫待滝
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉
公式・関連サイトURL:http://takinoinryoku.com/photo_album/03_iwate/03_011/03_011.html
11.歴史公園えさし藤原の郷
平泉の近く、奥州市えさしにある、歴史公園えさし藤原の郷は約20ヘクタールの広大な広さです。この広い敷地の中には120棟にも及ぶ歴史的建造物が再現されています。はるか昔の東北の歴史、そして文化を感じる事が出来る観光スポットとして人気があります。
現存しない歴史的建造物も多い平泉の世界遺産ですが、この歴史公園えさし藤原の郷ではみる事が出来ます。そのため皆さんにもよく知られている大河ドラマのロケ地として、または映画のロケ地としても活用されています。
再現された平泉の歴史的建造物は、仏教の教えによって平和に保ってきた奥州藤原氏の浄土思想を体感する事が出来る人気の観光スポットです。
名称:歴史公園えさし藤原の郷
住所:岩手県奥州市江刺区岩谷堂小名丸86-1
公式・関連サイトURL:http://www.fujiwaranosato.com/
12.柳之御所資料館
柳之御所資料館では柳之御所遺跡から発掘された土器や陶器などのとても貴重な
平泉の品の数々を観光する事が出来ます。こちらの柳之御所資料館はやなぎの御所遺跡を通る予定で道路の計画がされていました。そのために発掘調査がされました。その時に出土した平泉の品々の展示がしてあります。
平成11年にオープンした新しい平泉の観光スポットです。平泉の街のこれからの姿をパネルや模型を活用して分かりやすく説明している観光スポットですよ。
印章や白磁四耳壺などとても貴重な平泉の品を間近で見学できるので、観光客の皆さんからも人気がある観光スポットですよ。
名称:柳之御所資料館
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉伽羅楽108-1
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/isIHwW
13.束稲山
束稲山は標高594.9mの山です。頂上から中尊寺を含む世界遺産を望む事ができる事から、登山好きの観光客が多く訪れます。登山口にあるのは束稲荒神で、蝦夷のアテルイの像です。山の頂上付近にあるのは馬蹄石で義経の乗っていた馬の蹄の跡が残っています。
8月16日には平泉の大文字の送り火が行われています。そのためこの時期には平泉に訪れる観光客の数も多くなります。またツツジの名勝としても知られていることから開花時期の5月も観光客が多い時期です。
束稲山は別名を駒形嶺とも言います。奥州藤原氏が信仰した駒形神社が駒ヶ岳にあり、たびたび行くことが難しく駒形大臣を平泉の束稲山に祀ったことがこの別名の由来です。
名称:束稲山
住所:平泉町、奥州市、一関市の境界に位置
公式・関連サイトURL:http://www.jalan.net/kankou/spt_03402ab2010003584/
14.厳美渓
栗駒山から一関市内に流れている磐井川。この磐井川の浸食により厳美渓の現在の姿が形成されました。ごつごつとした岩壁は自然が作り出した芸術です。
この壮大な自然の芸術である渓谷は、約2キロメートルもの距離が続きます。川の水流によって磨かれた岩肌と美しいエメラルドグリーンの水はとても素晴らしく観光客を魅了します。この景観は絶景で、国の名勝天然記念物に指定されています。
この絶景を楽しんだ後は、有名な空飛ぶ団子を体験してみて下さいね。岩場にあるカゴにお金を入れるとなんと反対の岸からロープを伝って団子の入ったカゴがやってきます。団子の味はごま、醤油、あんこの3種類です。食べて満足見て満足の空飛ぶ団子は特におすすめの観光体験スポットです。
名称:厳美渓
住所:岩手県一関市厳美町字滝の上地内
公式・関連サイトURL:http://genbi.ftw.jp/u10131.html
15.山桜桃の湯
山桜桃の湯は岩手県では人気No.1にも輝いたことがある人気のある観光温泉です。平泉を観光するにはアクセスも良い温泉です。
館内はアジアンテイストです。お風呂は大満足の17種類。色々なお風呂を楽しむ事が出来ます。ひのき風呂、岩風呂、大浴場、大露天風呂、陶器の壷風呂、自然石の石風呂、サウナ(大型TV付)、水風呂、岩盤浴(3種類)、アジアンサウナ、アジアン庭園の足湯、シルク風呂、天空露天風呂(女性専用)と揃っています。
部屋は和風、洋風、離れもあります。離れでは完全プライベートな空間を楽しむ事が出来ます。こちらの離れでは半露天風呂を貸し切りで堪能できます。
小さいお子さんや年配の方と一緒の観光でもゆっくりと温泉に入って、みんなで楽しめるおすすめの温泉です。
名称:山桜桃の湯
住所:岩手県一関市赤荻字笹谷393-6
公式・関連サイトURL:http://www.momonoyu.info/index2.html
16.悠久の湯 平泉温泉
悠久の湯 平泉温泉は平泉駅の近く、毛越寺のすぐそばにある温泉です。泉質はナトリウム塩化物泉で切り傷ややけど、皮膚炎、神経痛など効能は様々です。効能の中で一番うれしいのは健康増進ですね。
比較的安価で入れる平泉の日帰り温泉ですので地元の方から平泉に来た観光客の人まで多くの方が訪れています。貸し切りの休憩室も有料でありますのでお風呂上りはゆっくり休んでからまた平泉観光に出かける事が出来ます。
平泉の駅から10分と言うアクセスの良さも人気の一つです。奥州藤原氏の歴史と共に平泉の温泉も楽しむ事が出来ます。世界遺産の街、古都平泉に湧き出る悠久の湯をお楽しみください。
名称:悠久の湯 平泉温泉
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢1-1
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/KqXCNE
17.平泉ホテル武蔵坊
平泉ホテル武蔵坊は平泉の世界遺産を観光するには最高のアクセスで観光客が多く集まる温泉旅館です。温泉の泉質はナトリウム塩化物泉です。効能は慢性婦人病や慢性皮膚病によくききます。
客室は古都平泉ならではの高級感のある和室です。またお料理が素晴らしく平泉の山や川の自然の恵みを豊富に味わえるメニューがそろっています。山菜にきのこや前沢牛等、平泉の旬の味を堪能できます。
平泉駅からも徒歩で12、3分の場所にあるので、中尊寺や毛越寺への平泉観光にも大変便利です。海外からの観光客の方も多いのが特徴です。
中尊寺や毛越寺といった観光地で行事が行われている際には、宿泊客も混み合うので早めに予約することをおすすめします。
名称:平泉ホテル武蔵坊
住所:岩手県西磐井郡西磐井郡平泉町平泉大沢15
公式・関連サイトURL:http://www.musasibou.com/
18.しづか亭
しづか亭は自然豊かな平泉の地で素朴な暮らしと向き合う事「ていねいな暮らし」をコンセプトにした温泉旅館として平泉を訪れる観光客から人気があります。
温泉は源泉かけ流しで地下500mから湧き出る温泉をふんだんに使用しています。低張性弱アルカリ性低温泉でぬるめのお湯です。肌にやわらかい温泉で、なんと湯上りは化粧水も必要ないほどの美肌の湯です。女性の観光客の皆さんにはかなりうれしいですね。
こちらの特徴は朝さんぽです。自家製の農園で朝、野菜のもぎ取り体験ができます。自分で収穫した野菜を朝ごはんとして味わうことが出来るんです。多くの観光客の皆さんからはとても人気がある収穫体験です。朝は6時から収穫を始めるスタッフと共に、早起きして体を動かすと気持ち良い一日が始まりますよ。
名称:しづか亭
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉長倉10-5
公式・関連サイトURL:http://shizukatei.com/
19.秀衡塗
秀衡塗はここ平泉の特産品として国内でも有名です。秀衡塗は奥州藤原氏三代目の秀衡が呼び寄せた職人により、漆にたくさんの蒔絵が付いた器を作らせたことから始まりました。
お椀には特徴があり、蓋はふっくらとした丸みがあり、高台はどっしりと大き目です。蒔絵のひし形は有職家紋として、まわりに描かれた草花と合わせて縁起がいい柄と言われています。
平泉ではこの平安文化を体験する事が出来ます。本漆を使って体験するのでかぶれには特に気を付けて下さいね。肌が弱い方や子供さんは直接触れないように注意しましょう。
秀衡塗の老舗、翁知屋代表取締役である佐々木優弥社長自ら指導してくださいます。コースターや箸など思い出に残る平泉の秀平塗を体験できます。
名称:秀衡塗工房 有限会社 丸三漆器
住所:岩手県一ノ関市大東町摺沢字但馬崎10
公式・関連サイトURL:http://hidehiranuri.jp/
◎まとめ
世界遺産の街として毎年国内外をとわず数多くの観光客が訪れる平泉。
平泉をご紹介する時、外すことが出来ないのはやはり奥州藤原氏の栄枯盛衰の歴史です。平安時代からこの東北の地平泉の繁栄には必ず奥州藤原氏の歴史があります。源義経や弁慶にまつわる逸話の地で平安時代の栄光を詠んだ松尾芭蕉の気持ちになっておくの細道を歩いてみて下さいね。観光に訪れ、皆で芭蕉のように一句読んでみるのも楽しいですね。
みなさんも平泉の世界遺産を満喫してくださいね。
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