名称:ムルク浜
住所:うるま市勝連比嘉202
公式・関連サイトURL:http://www.hamahiga-resort.jp/activity/
沖縄本島中東部のうるま市にある浜比嘉島(はまひがじま)。与勝半島の先端沖合に浮かぶこの島は、「神々が住まう」といわれる沖縄らしい離島の1つです。周囲7kmほどの小さな島で、島内は西側の浜集落と、東側の比嘉集落と分かれています。各集落には信仰の場所である拝所や御獄(うたき)が点在しています。浜比嘉島へは、海中道路と浜比嘉大橋を渡って車でアクセス可能!今回はレンタカーでも行ける浜比嘉島の観光スポットをご紹介します。
目次
神々が住まう島・浜比嘉島でぜひ行きたい穴場観光スポット4選!
1. アクティビティが充実している「ムルク浜」
浜比嘉島には観光向けの砂浜が3か所あります。なかでも天然ビーチの「ムルク浜(皆来浜)」は、みんな(ムル)に来て欲しい(クゥ)という意味のこもった美しいビーチです。
ムルク浜は「ホテル浜比嘉島リゾート」が管理しているビーチですが、宿泊客はもちろん誰でも利用可能なんですよ!夏場にはトイレやレンタルショップ、マリンアクティビティの受付カウンターなどが設置されます、シュノーケリングやダイビング、バナナボート、マリンジェットなどさまざまなマリンスポーツを楽しめますよ。
5~6月ごろには、ウミガメが産卵のために浜に上がってきます。新たな命が誕生する時期には、夜のムルク浜に多くの観光客が訪れます。
2. 子供も安心「浜比嘉ビーチ」
浜集落にある「浜比嘉ビーチ」は、比較的新しい人工のビーチです。白い砂浜が美しい弧を描き、透き通った海が魅力的!浜辺には「優しい愛情」という花言葉のヒルガオが多くの花を咲かせ、見る者の目を楽しませてくれます。
浜比嘉ビーチにも大きな駐車場があり、トイレやシャワーなどの設備を利用できます。防波堤で囲まれた湾は遠浅でおだやかなので、小さな子供連れでも安心して海水浴を楽しめます。また、ビーチのすぐそばには沖縄料理などの食事処がいくつかあるので、一日中のんびり浜辺で過ごすことも可能です。
名称:浜比嘉ビーチ
住所:うるま市勝連浜
公式・関連サイトURL:http://www.okinawainfo.net/hamahiga/hamahiga-umi.htm
3. シルミチュー霊場のふもとにある霊験あらたかな「兼久ビーチ」
浜比嘉島には、アマミチューとシルミチューという男女二神が祀られています。その居住跡と伝わるシルミチュー霊場のすぐそばにあるのが、小さな「兼久(かねく)ビーチ」です。すぐ近くには、遺跡が見つかったクバ島という岩島をはじめ、神秘的な巨岩奇岩が点在しています。上述のムルク浜が「動」の印象をもっているのに対し、こちらのビーチは「静」の印象で落ち着いた雰囲気に包まれています。
干潮時にはクバ島まで歩けるので、あらかじめ潮位表を確認しておきましょう。ここは自然そのままで観光地化されていないビーチなので、ケガや無理のないように遊んでくださいね。無料の駐車場とトイレはしっかり整備されています。いずれのビーチも、1年を通してそれほど多くの人で混み合うことはないので、沖縄の中でも穴場といえるでしょう。
名称:兼久ビーチ
住所:うるま市勝連比嘉1134
公式・関連サイトURL:http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003344.aspx
4. パワースポットとして名高い3か所の霊場
紺碧の海に囲まれた浜比嘉島には30を超える御獄(うたき)や拝所が散在していて、1年を通して祈りや祀りの行事が催されています。まさに島全体がパワースポットともいえる浜比嘉島ですが、その中でも代表的な御獄や場所を取り上げます。
◆シヌグ堂(東の御獄)
立派なガジュマルの大木に長い間守られてきた「シヌグ堂(東の御獄)」。旧暦の6月28日と8月28日の年2回「シヌグ祭り」が行われることから、「シヌグ堂」と呼ばるようになりました。戦に敗れた南山の平良忠臣とその一派数人が浜に渡ってシヌグ堂で身を隠し、住民に頼んで島の周辺を監視させて難を逃れたという故事にちなむお祭りです。
海に生きる島で、その生業の妨げとなる時化(しけ)を祈願するのは不思議な話で、ほかの地方ではみられない興味深い行事です。シヌグ堂はその神秘性の高さゆえに、パワースポットにもなっています。
名称:シヌグ堂
住所:うるま市勝連浜
公式・関連サイトURL:http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003351.aspx
◆アマミチューの墓
浜比嘉島の東部にある岩屋の小島「アマンジ」に渡り、左手海沿いを進むと、洞穴を囲い込んだ「アマミチューの墓」があります。ここでは毎年多数の島民が年頭拝みに参加して、子孫繁栄や無病息災などを祈願します。
海に面しているため干潮時しか渡れなかったといわれていますが、現在は通路ができているのでいつでも行けます。
名称:アマミチューの墓
住所:うるま市勝連比嘉
公式・関連サイトURL:http://www.okinawastory.jp/spot/20120902
◆シルミチュー霊場
島の奥まったところにある「シルミチュー」という洞穴は、琉球開闢の祖神シルミチューとアマミチューが生活をし、子どもを授かったと伝えられています。そのため、子宝祈願のご利益でも知られるパワースポットです。緑豊かな自然の中に配置された鳥居をくぐり抜けて、108段の階段を上がるだけでも、その不思議な張りつめた空気感に身が引き締まる思いがします。
都会の喧騒を忘れてこれらのパワースポットに身を置いて、心静かに自分との対話をしてみてはいかがでしょう。
名称:シルミチュー霊場
住所:うるま市勝連比嘉1606-9
公式・関連サイトURL:http://www.okinawastory.jp/spot/20120903
◎まとめ
周囲わずか7kmほどと小さいながら、美しいビーチやパワースポットをはじめ、見どころや楽しみ方が満載の浜比嘉島。沖縄本島中部の東海岸にある島なので、台風の時期を除けば温暖で過ごしやすく、年間を通して美しい自然を楽しむことができるのも特徴です。島内を散策しても、海の中を泳いでも、それぞれに違った魅力があります。島内にあるホテルはオーシャンビューをうたっている所が多く、高台から見下ろす海の眺めが絶景!また、きれいな海に囲まれた島だけあってモズクなど海産物がとても美味しいので、食事も楽しみですよ。
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