スペインのトマト祭り(ラ・トマティーナ)2025最新情報! 歴史やアクセス

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スペインのトマト祭り(ラ・トマティーナ)2025最新情報! 歴史やアクセス

バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』で日本でも有名になった、スペインのトマト祭り「ラ・トマティーナ」が2025年も開催されます!
バレンシア州の小さな町ブニョールが、毎年8月の最終水曜日に、興奮と飛び交うトマトで真っ赤に染まる光景はまさに圧巻です。

お祭りの歴史から当日のスケジュール、参加するためのチケット情報、そして現地へのアクセス方法まで、ラ・トマティーナ2025を最大限に楽しむための全てをご紹介します。


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国内外問わず旅行が大好きで、特に海外で屋台料理を食べたり路地裏を探検したりするのが好き。旅行体験をもとにした、臨場感あふれる記事を書けるよう頑張ります。


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スペインのトマト祭り(ラ・トマティーナ)2025最新情報! 歴史やアクセス

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トマト祭り(ラ・トマティーナ)の歴史

トマト祭り(ラ・トマティーナ)の始まり

トマト祭り(ラ・トマティーナ)の歴史は1945年に始まったと言われています。
街で喧嘩が起きた時、近くにあった屋台のトマトを使って戦ったという説や、ブニョールの守護聖人サン・ルイス・ベルトランを讃える伝統的なお祭りの最中に若者たちがトマトを投げ合ったことに由来する説もあります。

その偶然の出来事が、その後毎年繰り返される世界的なイベントの始まりとなったのです。

トマト祭り(ラ・トマティーナ)の発展

文化として定着し、毎年開催されるようになったトマト祭り(ラ・トマティーナ)。
1950年代には一時禁止された時期もありました。しかし根強い抗議活動が実を結び、再開。その後、世界的に有名となり、ピーク時には40,000人以上が参加する世界的に有名なイベントとなりました。

2013年にはチケット制が導入され、参加者の制限が行われるようになりましたが、それでも毎年20,000人が参加する祭りとなっています。
2020年、21年には新型コロナウイルス流行の影響で開催は見送られましたが、その後復活し現在に至ります。

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トマト祭り(ラ・トマティーナ)の開催日とスケジュール

トマト祭り(ラ・トマティーナ)は伝統的に、毎年8月の最終水曜日に開催されます。2025年は、8月27日に開催が予定されています。

当日は午前11時ごろ、たくさんのトラックがブニョールの中心、プエブロ広場にトマトを運びます。そこからの1時間は、2階建てほどの高さの、油を塗った木の棒のてっぺんに置かれた生ハムを奪い合うイベントの時間です。
本来は誰かがてっぺんに辿り着くまでは祭りは始まらないのですが、それにはかなり長い時間がかかるため、それを待たずに祭りが始まることも多いです。

そして戦いの始まりの合図は水鉄砲の発射で、そこから1時間は、誰もがトマトを投げ合う祭り本番となります!
祭りが終われば、トマトの投げ合いは止まり、消防車まで動員する清掃が行われます。
トマトの果肉を洗い流すと、トマトの酸性のために地面がきれいになるようですよ。

トマト祭り(ラ・トマティーナ)のチケット情報

トマト祭り(ラ・トマティーナ)のチケットは公式サイトから購入することができます。
しかし、サイトは英語、スペイン語のみとなっておりますのでお気をつけください。

更に気をつけるべき点は、サイトの中で色々な購入商品があるところ。
大まかには、入場チケットのみのもの、入場チケットにグッズやロッカーの入場券が付いているもの、入場チケットにスペイン各地からの移動手段が付いたものなどに分けられます。
また、宿泊施設付きのものやトラックの上からトマト祭りに参加できるチケットなど多くの選択肢があります。

その中でも入場チケットのみの価格、開催地・ブニョールに最も近い大都市であるバレンシアからと、首都マドリードからのバス付きチケットの価格を以下項目に記載しましたのでご確認ください。

トマト祭り(ラ・トマティーナ)会場へのアクセス方法

最後に、日本からスペイン(バレンシア・マドリード)それぞれへのアクセス方法と、バレンシアからトマト祭り(ラ・トマティーナ)会場であるブニョールへのアクセス方法をそれぞれお伝えいたします。

日本からバレンシアへのアクセス

日本からバレンシアへは直航便は運行していないため、最低一箇所は乗り継ぎを挟まなくてはいけません。

その中でおすすめは、ターキッシュエアラインズのご利用です。
2025年6月現在、バレンシア空港には東アジア・東南アジアの航空会社は就航しておらず、フランス、イギリス、ドイツなどの西ヨーロッパ路線が中心です。
その中で、この航空会社は日本とバレンシア間をイスタンブール経由で結んでおり、合計フライト時間が最も短い可能性が高い点が魅力です。

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日本からマドリードへのアクセス

日本からマドリードへは、何といってもイベリア航空の直行便があるのが魅力です。
2025年6月現在、成田空港発のフライトは、月曜・金曜・日曜の週3往復で運航されています。

また、マドリード・バラハス国際空港はスペイン最大の空港である関係で、韓国や中国、カタールなどを経由して向かうこともでき、バレンシアよりもアクセスが良好であることが魅力です。
マドリードからスペインに入国し、観光も楽しんだ上でブニョールへはバス付きチケットを購入して向かってみてはいかがでしょうか。

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バレンシアからブニョールへのアクセス

トマト祭り(ラ・トマティーナ)のチケットにはバス付きのものも多いですが、バレンシアとブニョールはたった40数kmほどしか離れておらず、電車で向かい現地に宿泊することも可能です。

バレンシアのノルテ駅からC3の電車に乗り、向かうことができます。
また、その半分はブニョール(Buñol)行きでわかりやすいのも嬉しいポイント。
なお、同じC3のUtiel行きに乗ってもブニョールで途中下車することができます。
ノルテ駅からは40分ほどの間隔で運行されており、アクセスは90分ほどです。ヨーロッパでの鉄道旅を楽しむのも思い出となるでしょう。

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