名称:靖国神社
住所:東京都千代田区九段北3‐1‐1
公式・関連サイトURL:https://www.yasukuni.or.jp/
東京都内における、桜が綺麗な神社をご紹介します!
春の風物詩である桜。全国の社寺には桜を整備しているところが多く、実際に多くの神社が桜の名所として親しまれています。そして大きな社寺が複数ある東京都内の神社には、お花見の名所や穴場の桜スポットまで盛り沢山!
本記事では中でもおすすめの神社について、詳細情報を記載しています。都内で桜の名所をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
【東京】桜が綺麗な神社はどこ?|アクセス方法もご紹介
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東京は桜が綺麗な神社が沢山ある?
東京都内は東西合わせても、面積自体は広くありません。しかし地方以上に人口密集地が多く、大小数えて1,900弱の神社(諸説あり)が鎮座しています。その数は奈良と言った古都や大阪よりも多く、実は全国で見てもかなり多い方です。
多くの神社では境内で桜(ソメイヨシノなど)が整備されており、街中にある小さな神社でも近隣ではプチ桜の名所になっているなど、探してみると桜スポットの宝庫です。
しかし数あるスポットの中で、特におすすめしたい神社や隠れた名所となると、数はそれなりに絞れてきます。
3月下旬~4月上旬が見ごろ
東京都内の桜(ソメイヨシノ)は、毎年平均して3月下旬から4月上旬が見ごろとなります。ちょうど4月の入学式の時期は桜が満開になっているイメージです。
中旬になるとソメイヨシノは散ってしまいますが、ヤエザクラは中旬からが見ごろです。
「桜」の起源は日本神話?
桜は北半球の温帯に咲く花で、日本国内には10種類ないし11種類が存在するとされています。歴史的にも文化的にも関わりが深く、「お花見」の起源は平安時代ともされています。(ウメのお花見は奈良時代からあったそうです)
日本ではかなり長い期間「春の風物詩」を務めている桜ですが、その語源は日本神話に登場する神様「コノハナサクヤビメ」の「サクヤ」から取られているという説があります。なんでも美しい女性の神様だったらしく、綺麗な女性を花に例えるのは神話の時代から定番だったようです。
数ある説の中の一つではあるものの、「コノハナ」はすぐに散ってしまう花であると記述があり、桜や梅のことを指しているという解釈があります。
①靖国神社(千代田区)
都内の桜が綺麗な神社、最初にご紹介するのは「靖国神社」です。
靖国神社は幕末維新から太平洋戦争にかけ、近代日本の発展に殉じて命を落とした方々を神様として祀る神社になります。太平洋戦争以前は国が管理する神社でしたが、当時から桜の名所として知られていました。境内のあちこちに桜の木があり、ソメイヨシノなど桜の合計本数は500本ほどです。なおソメイヨシノのほか、中旬にはヤエザクラも楽しめます。
毎年期間限定で夜桜のライトアップが行われるイベント「夜桜詣」が行われます。日中とは雰囲気が一変し、怪しくも落ち着いているような、また違うイメージの景色を楽しめるのがポイントです。また夜桜詣では限定の花みまもり、切り絵朱印が頒布されます。
都内でも特に見応え抜群。まさに東京を代表する桜の名所と言えるでしょう。
ソメイヨシノの標本木
境内には「ソメイヨシノの標本木」がありますが、この木の開花が東京において桜の開花の基準点となっています。
木の状況がカメラで日々観察されており、この木を基準として開花予想がされます。
靖国神社へのアクセス
最寄り駅はいずれも地下鉄、「九段下駅」です。東京メトロ半蔵門線と東西線、都営地下鉄新宿線の駅があり、玄関である大鳥居までは徒歩数分の距離となっています。この3路線は南北東西に延びており、渋谷や新宿など都内各地からでもアクセスしやすくなっています。
またJR中央本線の「飯田橋駅」も最寄り駅となりますが、九段下駅と比べて徒歩15分弱と距離があります。神楽坂下交差点から早稲田通りを皇居方面に進むだけで、道自体は簡単です。アクセスしやすいルートを選んで訪れることができますね。
②神田明神(千代田区)
続いてご紹介する神社は、千代田区に位置する「神田明神」です。秋葉原や御茶ノ水の中間にあり、定番観光地の一つとして多くの人が参拝する神社でもあります。結婚式場としても利用されています。
見ごろの時期、境内は一面のソメイヨシノやシダレ桜に覆われます。しかし桜の見物に訪れる人々は多くなく、宴会等もできません。静かに、ゆっくりと桜を楽しめる穴場スポットです。
ほか、催しが多いのも神田明神の特徴です。2025年の3月29日(土)から4月3日(木)にかけ、一部のお祭りは招待制ですが「崇敬会春まつり」が行われます。神田明神の氏子区域(中央区・千代田区の一部)で、新入学となるお子さま向けにお祈りする「健育祭」が4月1日に開催されます。
成田山への参拝時は注意が必要?
お隣千葉県でもっとも参拝客が多く、有名なお寺である「成田山新勝寺」。こちらは神社ではなくお寺で、県内有数の桜の名所として知られているものの、神田明神の参拝後に訪れる際は注意が必要です。
神田明神には平安時代に反乱を起こした武将、「平将門公」が祀られており、大手町には首塚があります。その霊力は現実離れしたものも含め、さまざまな逸話が語られています。なんでも成田山新勝寺は将門公に敵対した組織が討伐のための儀式を行っており、参拝は将門公を苦しめることに繋がります。このことから将門公の祟りがあると恐れられ、避けられているようです。
本当に祟りがあるのかどうかはわかりませんが、お花見や社寺巡りでセットにするのは避けておいた方が良さそうです。
神田明神へのアクセス
神田明神へのアクセスはJR中央線の「御茶ノ水駅」または「秋葉原駅」がおすすめです。いずれも徒歩10分以内の距離で、新宿や東京方面からもアクセスできます。
地下鉄駅の最寄りは銀座線の「末広町駅」ですが、所要時間は秋葉原駅とそれほど変わりません。
名称:神田明神
住所:東京都千代田区外神田3-16
公式・関連サイトURL:https://www.kandamyoujin.or.jp/
③大宮八幡宮(杉並区)
「大宮八幡宮」は、東京都杉並区八幡に位置する神社です。都内3番目の広さを持つ大きな神社で、武蔵三大宮の一つに数えられます。
祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の三柱で、合わせて「八幡三神」と呼ばれます。いずれも古代の天皇・皇后ですが、神社の創立は平安時代。源頼義によって建立されたと伝わっています。
大宮八幡宮では桜の開花時期になると「大宮八幡 桜まつり」が開催されます。この期間中、土・日は夜間(20時)まで旧境内である「和田堀公園」まで門が開き、篝火で照らされた夜桜を鑑賞可能です。無数の桜に囲まれた幻想空間を気軽に堪能できます。
また桜まつりでは限定ご朱印が授与されます。桜の花びらをあしらった特別なご朱印で、初穂料は500円です。こちらのご朱印は書き置きのみなので、御朱印帳へは後から貼り付ける形になります。大事に保管しておきましょう。
大宮八幡宮へのアクセス
電車の最寄り駅は京王井の頭線「西永福駅」で、駅からは徒歩10分弱の距離となります。
「新宿駅」の西口から大宮八幡宮付近までの路線バスもあり、京王バスの永福町行きに乗って「大宮町」で下車。同様にJR中央線の「高円寺駅」からも、京王バスの永福町行きに乗車し「大宮八幡前」へ。いずれのバスでも、神社のすぐ近くに到着します。
名称:大宮八幡宮
住所:東京都杉並区大宮2‐3‐1
公式・関連サイトURL:https://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/
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④桜神宮(世田谷区)
続いてご紹介する「桜神宮」は世田谷区に位置する、明治16年(1883年)に創立された比較的新しい神社です。神代より受け継がれてきた、古式神道を蘇らせるために創立されました。現在の位置に移転したのは大正8年(1919年)のことで、移転するように神託がくだったというスピリチュアルなエピソードを持ちます。
こちらの神社は名前の通り桜の名所でもあり、春になると数多くの参拝客が訪れます。境内では3種類の桜を楽しむことができ、2月から3月には河津桜、4月にはソメイヨシノとしだれ桜がそれぞれ咲き誇ります。
お花見も当然人気ですが、特に注目なのは「桜神宮のご朱印」です。独自のデザインが魅力的で、色彩豊か。月々でご朱印のデザインが変わり、七夕やクリスマスには黒い台紙の限定御朱印が登場!訪れるごとにイラストが変わるので、日時を空けて参拝したくなりますね。
「古式神道」と聞くと一見硬派な神社に見えますが、現代の時事的な流行にもしっかり対応したユニークな神社です。
神託で災害を免れた?
3月6日の夜桜です。 pic.twitter.com/e7vfcY7tsc
— 桜神宮【公式】 (@Sakurajingu) March 7, 2024
現在の桜新町に移転した後、関東大震災・第二次世界大戦(太平洋戦争)と2度災害や戦火によって危機に瀕しましたが、桜神宮はいずれによる被害も免れています。
現在はこれが神託によるものであると信じられ、火伏せや災難よけの神社としても信仰を集めました。御朱印にはこれにちなんだデザインのものもあります。
桜神宮へのアクセス方法
電車での最寄り駅は東急田園都市線の「桜新町駅」です。駅の北口から出て、徒歩2分ほどで到着します。
桜新町駅に乗り入れているのは田園都市線のみですが、田園都市線の始点と終点が「渋谷駅」「中央林間駅」となっています。一部乗り換えが必要ですが都内各所や神奈川県からも簡単にアクセス可能です。
⑤大國魂神社(東京都府中市)
大國魂神社は西東京の府中市に位置する神社です。「大國魂大神」を旧武蔵国の守り神として祀っています。出雲の神様であるオオクニヌシと御同神という、数いる神様の中でも特別な存在です。伝承ですが創建は景行天皇41年で、ヤマトタケルが活躍した時代です。
由緒正しく歴史もある大國魂神社ですが、境内には桜スポットがいくつもあり、桜の名所という一面もあります。大鳥居を潜るとすぐソメイヨシノが出迎え、参道の先「随神門」手前にはシダレザクラがあります。特に随神門を抜けた奥、神楽殿前の枝垂れ桜は特に有名なもので、開花時はライトアップされるとのこと。
普段は緑に囲まれているイメージの神社ですが、奥に見える木々も桜に変わるなど、全く違う雰囲気の境内を楽しめるでしょう。
武蔵六社が集まった総社
古代、国司(現在でいう知事)は、一宮からスタートしてすべてを巡拝していました。旧武蔵国は現在の埼玉・東京・神奈川の一部が含まれます。車を使えば楽ですが、車も道路もない当時では過酷で巡礼も長期になります。後に1回の参拝で簡単に済むよう一社にまとめる「総社」ができ、大國魂神社は武蔵国の総社にあたります。一宮から六宮までまとめていたので、明治時代まで「武蔵総社六所宮」という社号を使っていました。
神社のある府中は当時の武蔵国における政治の中心です。ここに総社を作ることで、かなり巡礼が楽になったことでしょう。
より信心深かったであろう古代でも、「すべて巡礼するのはキツいから1ヵ所にまとめよう」という考えがあったのが面白いですね。
大國魂神社へのアクセス方法
大國魂神社の最寄り駅は複数ありますが、最もおすすめなのが京王線の「府中駅」です。駅からは殆ど一本道で、徒歩数分で到着します。玄関である大鳥居へも行きやすい立地です。
JR南武線・武蔵野線の「府中本町駅」も神社から近い駅ですが、駅があるのは神社の裏手側。大鳥居から境内に入るためには少し遠回りする必要があります。
名称:大國魂神社
住所: 東京都府中市宮町3‐1
公式・関連サイトURL:https://www.ookunitamajinja.or.jp/
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