台風で高速バスは運休する?|キャンセル料金やリスクとは

台風で高速バスは運休する?|キャンセル料金やリスクとは

夏から秋は観光シーズンであると共に、台風が発生するシーズンです。

例えば「今週末は台風が来そう!」と言った状況下の際、予約した高速バスは運休するのでしょうか?

本記事では台風の接近時の高速バスについて、実際に運休するのかどうかや、キャンセルルールについてもご紹介します。

目次

台風で高速バスは運休する?|キャンセル料金やリスクとは

台風で高速バスは運休する?

高速バス 台風

大雨などの悪天候でも運行している高速バス。台風が接近してきた際、電車・飛行機は事前に計画運休(または遅延)が発表されることがあります。

高速バスも同様に、強風による横転など事故が発生するリスクから、運休と判断されることがあります。ただし電車ほどすぐ運休と判断されることはなく、速度を落とすなど台風対策を施して運行される割合が高めです。

2024年8月末に上陸した台風10号は、四国・九州など広範囲に影響を及ぼしました。関東側も豪雨の影響を受け、もっとも被害があったのは静岡県周辺です。8月31日はこの静岡を通る東京~静岡・名古屋間の便や、土砂崩れのリスクが予測される中山道の便(新宿→中津川・河口湖行きなど)のほか、台風が間近に迫っていた四国への高速バス(新宿→徳島)が運休となっています。

なお台風時に高速バスが動いている場合、新幹線や飛行機など他の運休した交通機関の代わりとして利用者が高速バスへと集中します。従って、当日は座席が著しく取りづらくなっています。

台風による遅延のリスク

高速バス 台風

多少の荒天時や長距離移動であっても、ほぼ時間通りに到着するのが高速バスの強みです。

ただし、台風の際は運行していても大幅な遅延が発生する恐れがあり、必ずしも予定通りに移動できないこともあります。

2024年8月末の台風10号では、近畿から東京へ向かう便が運休とはならなかった代わりに、到着時刻が遅れるというアナウンスがなされました。目的地への到着後、時間に余裕のあるスケジュールを組むのが良さそうですね。

skyticket高速バスの事前予約キャンセル

高速バス 台風

台風接近に伴い、予定を変更して高速バスの予約をキャンセルすることもあるでしょう。

skyticketの高速バスでは、各バス会社が定めた締切時刻まで予約のキャンセルが可能ですが、バス会社・skyticket両方の「取消手数料」が発生します。skyticketの取り消し手数料はお支払い方法によって変化します。(バス会社の取り消し手数料は規定によって異なります)

予約キャンセルの締切時刻についてはこちらの予約確認でチェックできます。ご予約時に発行されたBSから始まる予約番号、使用したメールアドレスまたは電話番号をご入力ください。

ご予約時に発行されたBSから始まる予約番号を入力して確認してみましょう。

なお予約のみで入金前という場合、キャンセル料は発生しません。

skyticketの取り消し手数料

取り消し手数料

運休の場合は取消手数料がかからない

台風接近など、バスの運休が確定した場合、取消手数料は免除となります。コンビニ決済手数料(500円)を除いて、お支払い頂いたバス料金も返金されます。

なお上述にもある通り、コンビニ決済の場合、料金の返金には口座登録が必要となります。予約確認からキャンセル連絡後、口座登録ページへのリンクが貼られたメールが届くので、こちらで返金先の口座を入力し送信してください。

通常のキャンセル料金

キャンセル時、返金額はバス会社やキャンセル日が出発何日前かによって変わります。日付が出発日に近いと別途手数料が発生する場合があります。

コンビニ決済の場合、返金には上記にもあった通り、返金先となる口座の登録が必要です。キャンセル後に届くメールから口座をご登録ください。
各バス会社のキャンセル手数料&skyticketの取り消し手数料が引かれた額が、ご登録頂いた口座宛に振り込まれます。

なお返金には最大1ヶ月かかる場合があります。予めご了承ください。

高速バス利用時は保険加入がおすすめな理由

高速バス 台風 旅行保険

skyticketの高速バスでは、予約前のお支払い方法確認ページ内に旅行保険に加入するか否かのチェックボックスがあります。こちらはバスの利用料金から500円追加することで加入できる保険で、バスの移動中など旅行中にケガをした場合の入院・通院費用、預けた手荷物の破損・盗難・携行品損害の補償と多くをカバーしてくれます。

バス移動に限らず、旅行中のケガまでサポートしてくれるのが嬉しいポイントですね。

各保険金額については以下の通りです。

・旅行保険金額一覧

高速バス 台風 保険金額一覧

・高速バスの事故例

高速バスの事故率は1%以下です。安全性はとても高く、事故が多い乗り物ではありません。ただし台風などの災害時は、万が一の場合を考えて保険に加入しておくのがおすすめとなっています。

台風による災害は強風と豪雨がイメージされますが、1968年に発生し、100名近くの犠牲を出した「飛騨川バス転落事故」の原因も、集中豪雨によって発生した土石流によるものです。半世紀以上が経った現在は安全性が遥かに強化されているものの、今現在も山間部の移動には細心の注意が払われています。

バスは長く大きな乗り物であるため、強風は最大の敵です。乗用車でも抗えない強風をバスが受けると横転する危険性もあり、台風などで路線が暴風域に入ると運休とするバス会社もあります。

なお上記の事故は台風が去り、天候は回復見込みといった中で発生しています。どこに台風の影響が潜んでいるのかはわからないため、台風後のバス移動でも油断せず保険への加入をご検討ください。

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