ニンテンドーミュージアムは予約が必要?|アクセス・施設もご紹介!

画像出典:任天堂の2024年3月期 決算説明資料より

ニンテンドーミュージアムは予約が必要?|アクセス・施設もご紹介!

ニンテンドーミュージアムのチケット予約方法、アクセスや施設情報についてご紹介します。

日本が世界に誇る大企業の「任天堂」。2024年10月2日より、これまで同社が作り出してきた娯楽や歩んできた歴史を楽しめる、「ニンテンドーミュージアム」が京都・宇治にて開館します。

事前予約が必須とされ、注目スポットとなっているニンテンドーミュージアム。果たしてどんな館内施設があるのでしょうか?

目次

ニンテンドーミュージアムは予約が必要?|アクセス・施設もご紹介!

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ニンテンドーミュージアムとは?

ニンテンドーミュージアムとは、日本を代表するグローバル企業である「任天堂」が、これまでに開発・制作してきた玩具やゲームを体験できる京都府のミュージアムになります。

初期のゲームハードから最新ゲームハードまで、数ある製品を開発し続けてきた任天堂。歴代ハードの歴史を知れるコーナーはもちろん、2人でやっと「マリオ」を動かせるような巨大コントローラーを使った巨大ゲーム機、花札制作などの体験コーナー、オリジナルハンバーガーが魅力のカフェやグッズショップなどがあります。

ファミコン世代からswitch世代、大人から子ども、個人から家族まで誰もが楽しめる要素あり。日本のゲームの歴史を知る上でも欠かせない注目の観光スポットと言えるでしょう。

任天堂は明治時代に誕生

皆さんのゲームハードは何世代ですか? と聞かれて、10代~50代の方まで多くの方が即答できることでしょう。

任天堂といえば「ファミリーコンピューター」から「ニンテンドーswitch」まで、長い年月をかけて数多くのゲームハードを制作してきました。ゲームソフトの面でもマリオやドンキーコング、リンク(ゼルダの伝説)、カービィなど数ある人気キャラクターを生み出してきたことでも知られていますね。

ゲームメーカーのイメージが強い任天堂ですが、なんと創業は1889年。大日本帝国憲法が発布された年に誕生しました。当初はいわば一商店で、花札やかるた、トランプなど和洋問わずの玩具・娯楽グッズ作りをしていたという、京都でも老舗の企業となります。

古都・京都の玩具メーカーらしいエピソードですが、実は花札・かるたなどは今現在も制作中!オーソドックスなものはもちろんですが、マリオの花札やスプラトゥーンのトランプなど任天堂らしい商品も販売中です!

ニンテンドーミュージアムの予約方法

ニンテンドーミュージアムの予約は、ニンテンドーミュージアムのホームページから可能です。右上のチケット予約をクリックすると確認事項があるので、確認の上でチェックしましょう。

なお、作成無料のニンテンドーアカウントが必要となります。ニンテンドーswitchでオンラインサービスを利用する際に必要なアカウントとなります。こちらは任天堂ホームページ、ニンテンドーサポートで新規作成が可能です。

カレンダーが表示されるので、まずは予約したい日時(10:00~18:00の間で30分刻み)をチェックしてください。続いて「入館希望日時選択画面」が出ますが、時間帯ごとの混雑状況なども確認できるようになっています。また、予約は抽選制となっています。

ニンテンドーミュージアムへのアクセス

ニンテンドーミュージアムは京都の中心市街から南、宇治市内にあります。駐車場・駐輪場の用意はなく、車で訪れる場合は有料駐車場を利用する必要があるので注意しておきましょう。

電車の最寄り駅は近鉄京都線の小倉駅、またはJR奈良線の小倉駅のいずれかです。特に近鉄線小倉駅からは、地下通路の東口から出ると徒歩10分程度で到着します。道も簡単なため、こちらがおすすめです。京都駅からの小倉駅への所要時間は約20分となっています。

近畿地方以外から訪れる場合、最寄り空港は伊丹空港となります。新幹線の料金検索はこちらからでも可能です。

ニンテンドーミュージアムとなる建物は元々「任天堂 宇治小倉工場」といい、玩具生産の主力工場として活躍していました。2004年に生産部門が移転し、2016年からは倉庫として利用。2024年からは「ニンテンドーミュージアム」として新しい歴史を刻み始めています。

ニンテンドーミュージアムの施設紹介

ニンテンドーミュージアム 予約

以下では、ニンテンドーミュージアムの施設についてご紹介します。

ニンテンドーミュージアムの体験展示は、館内通貨である「コイン」を消費します。マリオなどでおなじみの「コイン」です。入館時に配布される「入館証」内に、1人あたり10コインが付与されています。

体験コーナーでは得点を競うものが多くあり、得点の記録は入館証に保存されます。またニンテンドー内の自画像(アバター)である「Mii」を入館証の写真に設定することも可能です。

なお、施設利用ごとの必要コイン数はまだ非公開です。こちらは最新情報がわかり次第更新します。

①ニンテンドークラシック

ニンテンドーミュージアム 予約

ニンテンドーミュージアムの施設には、やはりゲーム体験コーナーがありました。

ファミコンやスーファミ、64など30年前から40年前のゲームハードや、80以上のゲームを自由にプレイできるコーナーです。最初期の「ドンキーコング」や、「スーパーマリオブラザーズ」など伝説的なソフトを実機でプレイできるチャンスかもしれません。

体験できるのは「Nintendo Online」で配信中の一部タイトルで、1回の体験時間は5分から7分となります。

②ビッグコントローラー

ニンテンドーミュージアム 予約

ニンテンドーミュージアムの中を見ていると、何やらインパクトの大きい巨大なコントローラーが目に入ることでしょう。

「ビッグコントローラー」は2人プレイ用の体験コーナーで、人1人が上で寝れそうなほど大きなコントローラーを、2人がかりで操作するコーナーです。しっかりタイミングを合わせる必要があります。
見慣れたゲームと見慣れたコントローラー、操作方法も変わらないのですが、まったく新しいゲーム体験ができそうです。

なお2人プレイ専用で、1人では体験不可。2人分のコインが必要です。

③ザッパー&スコープSP

続いてご紹介するのは「ザッパー&スコープSP」。大きなスクリーンが目に入るこちらのコーナーでは、スクリーンいっぱいに「マリオに登場する敵キャラ」たちが出現。武器を使ってこの敵たちを倒し、得点を競うコーナーです。

武器は2種類。連射に優れた「ザッパー」と、狙いやすい「スコープ」です。好みで選んで、クリボーやノコノコ、ヘイホーなどおなじみのキャラたちを倒しましょう!

④しぐれでんSP

任天堂といえば前述の通り、花札やかるたと言った、伝統的な和風の玩具を作っていた会社でしたね。

「しぐれでんSP」は、新しい感覚で遊べる「百人一首」の一つです。百人一首の読み手となるのは、貸し出して貰える専用のスマートフォン。そして足元には巨大な取り札が散らばっており、下の句が書かれた札を探して、スマートフォンを掲げることで得点となります。

最大20人が同時にプレイ可能。見つけるのが早ければより高得点になるので、慣れてきたら高得点を目指してみるのも良いですね。

なお尖った靴(ハイヒール)や、金属が使われた靴では遊べません。

⑤ゲーム&ウオッチSP

ニンテンドーミュージアム 予約

皆さんは「ゲーム&ウオッチ」というものをご存知ですか?
ゲーム&ウオッチは任天堂が1980年に開発・販売した携帯ゲーム機で、今でいう「ゲームボーイ」「ニンテンドー3DS」を始めとする、持ち運び可能な携帯ゲーム機の元祖です。

初期の携帯ゲーム機ということもあり、ポケットサイズで画面も小さかった「ゲーム&ウオッチ」。ニンテンドーミュージアムでは、大画面になった「ゲーム&ウオッチSP」を体験可能です。

当時発売されていた「ボール」と「マンホール」2種類が遊べるとのこと。当時夢中になった方も、でかくすると実はこんな画面だったんだ!と、新鮮さを感じつつ思い出しながら遊ぶことができそうです!

⑥ラブテスターSP

カップル向けゲーム、「ラブテスターSP」をご紹介しましょう。

こちらは手をつないだ2人の「ラブ度」を測定するゲームで、ラブ度を上げるため、親密度を計るためにさまざまな課題が出現。これをクリアして高得点を目指しましょう。

2人プレイ専用で、1人では体験できませんのでご注意ください。

⑦ウルトラハンドSP

ウルトラハンドSPとは、持ち手を閉じると伸びる「ウルトラハンド」を使ったゲームです。

ウルトラハンドを使って流れてくるボールを上手くキャッチし、落とさないように土管の中へと運びます。土管とボールの大きさで演出が変わるので、ぜひ挑戦してみましょう。

⑧ウルトラマシンSP

ウルトラマシンSPは、任天堂がかつて発売していた室内用ピッチングマシン「ウルトラマシン」を再現したものです。部屋を模した空間の中に位置するピッチングマシン。本当にあの任天堂がピッチングマシンを作ってたの?と思うかもしれませんが、実は1968年に製造・販売されていた商品なのだとか。ファミコンよりずっと大先輩の玩具です。

ウルトラマシンからはストレート・カーブなどさまざまな球が放たれます。これをバットで打ち返しましょう。なお当時の家庭の雰囲気を再現した家具が的として用意されており、こちらに上手くぶつけることで何かが起こるようです。

1つの部屋につき1人までのプレイが可能ですが、付き添いで中に入るのはOKとなっています。また、さまざまな部屋が用意されているとのことです。

⑨ちょっと「つくる」「あそぶ」

ニンテンドーミュージアム 予約

「任天堂の原点」である花札。ニンテンドーミュージアムでは、この花札を作る体験と、花札で遊ぶ体験コーナーがそれぞれあります。

花札は特製のキットを使って作成。片付け込みで1時間ほどで完成し、作った花札を持ち帰ることもできます。

花札で遊べるコーナーでは、「花合わせ」をベースとしてルールを知らない方でも簡単に体験できるよう、説明を交えながら体験できます。画像認識とプロジェクション技術が使われているので、楽しく花札のルールを覚えられそうです。こちらの所要時間は30分となっています。

⑩カフェ(HATENA BURGER)

沢山遊んで、お腹が空いたらカフェへ!ニンテンドーミュージアムの施設内にはカフェがあり、清潔感のあるカフェで一息つけることができます。姫川明さんによる「ゼルダのスタンドグラス」や、「どうぶつの森」に登場する魚や虫たちのポスターが掲載。カフェの内観もファンにとっては必見です。

ところでメニューには、マリオに出てくる「?ボックス」がパンにはさまれた「HATENA BURGER」が!ということは中身はキノコでしょうか!?

こちらのカフェでは、組み合わせが27万通りある「オリジナルバーガー」をオーダー可能です。もちろんそれだけでなく、スペシャルドリンクやサイドメニューもあり!

盛り沢山の体験コーナーで遊んだあとはここでおなかいっぱいにして、思い出に残すのも良いですね。

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