函館空港近辺の観光スポット|はるばる来ても楽しめる場所ばかり!

函館空港近辺の観光スポット|はるばる来ても楽しめる場所ばかり!

北海道の函館といえば、100万ドルの夜景を思い浮かべる人も多い道南の経済の中心地です。昔は青函連絡船でのアクセスが主でしたが、今では函館空港まで飛行機で一飛びすることができます。そんな函館空港周辺には夜景が眺められる「函館山」をはじめ、「金森赤レンガ倉庫」や「函館ハリストス正教会」といった少しハイカラな観光スポットが多いのが特徴です。
函館空港からさらに周辺部に足を延ばせば「大沼」や「森」、「八雲」、「松前」といった場所もありますが、とても広いので事前の計画は必須であるといえます。
ぜひこの記事を参照にして函館空港からの観光を楽しみましょう!

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函館空港近辺の観光スポット|はるばる来ても楽しめる場所ばかり!

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函館空港とは?

函館市街の東側に位置する函館空港は、東京(羽田)・大阪(伊丹)・札幌(新千歳/丘珠)・奥尻と結ばれています。季節により名古屋からも飛ぶほか、国際線として台北線があります。函館空港からJR函館駅までは車で約20分、バスで約35分。北海道新幹線の新函館北斗駅まで車で約30分、バスで約40分です。
函館市内は列車・市電・バスといった公共交通機関でも大丈夫ですが、郊外での行動にはレンタカーが便利です。スカイチケットでは飛行機とレンタカーがセットになった国内ツアーもあるので、ぜひ検討してみて下さい。

函館空港近辺の定番観光スポットその1.函館山

函館山

函館の象徴といっても過言ではない函館山へは、ロープウェイで登ることができます。山頂から眺める夜景はまさに圧巻!日本三大夜景の1つと称される絶景をぜひこの目に焼き付けてください。

函館空港近辺の定番観光スポットその2.金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫

明治時代(1909年)に建てられた歴史ある「金森赤レンガ倉庫」は、今ではレストラン・カフェ・お土産店が並ぶオシャレスポットです。函館観光に外せない場所として道内外から多数の人々が来訪し、冬になれば「はこだてクリスマスファンタジー」が開催されるなど常に賑わいが絶えない場所といえるでしょう。

函館空港近辺の定番観光スポットその3.函館ハリストス正教会

函館ハリストス正教会

ロシア正教の教会である「函館ハリストス正教会」は、地元の人々から「ガンガン寺」ともいわれる美しい建物が特徴です。この建物は1916年に建てられ、今では聖堂が国の重要文化財に指定されています。土曜日の夕方や日曜日などには鐘が鳴らされ、こちらが「ガンガン寺」といわれる所以です。この音は環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれました。

函館はロシアとゆかりが深い町で、今でも在札幌ロシア連邦総領事館の函館事務所があるほか、ウラジオストクの極東連邦大学の分校があったり、函館空港からユジノサハリンスクへの航空便が飛んでいたりした時期もありました。
ちなみに函館市船見町の「景観形成指定建築物」に指定されている「旧ロシア総領事館」も観光スポットです(内部見学不可)。

函館空港近辺の定番観光スポットその4.湯の川温泉

函館市熱帯植物園のニホンザル

湯の川温泉は、榎本武揚など歴史上の偉人も愛した北海道三大名湯に位置づけられる温泉地ですが、こちらは函館空港から車で約5分の場所にあり「日本一空港に近い温泉街」といわれています。そのため、函館空港から北海道を離れる間際まで温泉を楽しむことができ、時間つぶしにも最適です。
この温泉を楽しむのは人間だけではありません。函館市熱帯植物園では、飼育されているニホンザルが入浴するほほえましい光景も見ることができます。

函館空港近辺の定番観光スポットその5.トラピスチヌ修道院

函館のトラピスチヌ修道院

函館空港の北にある、トラピスチヌ修道院は正式には厳律シトー会 に所属する「天使の聖母トラピスチヌ修道院」といいます。今でも戒律を守り、自給自足・男子禁制の厳しい生活を送っているため、一般の観光客が入れるのはごく一部に限られます。
あくまでも修道女たちが暮らす場なので、修道院の中では厳粛な行動を心掛けましょう。

実際にスカイチケットスタッフがトラピスチヌ修道院を訪れて詳細にレポートした記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。

函館空港近辺の定番観光スポットその6.五稜郭

五稜郭を上空から撮影

1866年築城の函館のシンボル「五稜郭」は、1866年に幕府の威信をかけて完成させた函館を代表する名城です。厳密には長野県佐久市の「龍岡城」も五稜郭に該当しますが、五稜郭といえば普通はこちら函館のものを指します。
城内には2010年に復元された「箱館奉行所」などの見どころがたくさんあります。

また、2006年に2代目が建てられた五稜郭タワーは函館山とならび函館の眺めを一望できる観光スポットとして年間100万人ほどの観光客が訪れます。

▼実は「四稜郭」もあります!

函館市内には「五稜郭」だけでなく「四稜郭」の跡も残っています。1869年に造られたこの城の役目は、五稜郭を補佐し、北海道東照宮を守ることです。昔は「三」や「七」もあったそうですが、そちらは原形をとどめていません。1934年には国の史跡として指定され、1973年には元通り復元されました。
五稜郭とは違い、土塁が残っているだけで上空から見ないと全容はわかりません。しかし、こちらも激動の明治維新を語る史跡といえるでしょう。

函館空港近辺の定番観光スポットその7.函館朝市

函館朝市

函館名物といえば、函館朝市ですよね!新鮮な魚介類が並ぶ様子はさすが北海道といえるでしょう。
なかでもおすすめは「イカ」で、イカ釣り体験ができる場所もあり、釣ったイカはその場でお刺身にしていただけます。函館市民のイカに対するこだわりは尋常ではなく、移動販売が朝とれたばかりの新鮮なイカを売りに来る光景は函館市民にとっては日常の一部です。函館のイカは新鮮さが違います。コリコリとした独特の食感をぜひお楽しみください。

函館空港から足を延ばして観光!「大沼・森・八雲エリア」

大沼と渡島富士

今度は函館市内から飛び出して、もっと広域エリアからいくつかおすすめをご紹介します!
函館空港から北へ向かうと、渡島富士(正式名称:北海道駒ヶ岳)の風景が映える大沼があります。
自然豊かな大沼は歩きやサイクリングで散策するのがおすすめです。

▼大沼の『千の風になって』誕生の地

「千の風になって」誕生の地の碑

2006年に秋川雅史さんが歌ったことで一躍有名になった『千の風になって』は、ここ大沼の地で生まれました。こちらの曲は作者不詳の英語の詩"Do not stand at my grave and weep"が元となっており、それを作詞・作曲家の新井満(あらい まん)さんが2001年に日本語訳して、新井さん自ら曲を付けたものです。

その新井さんが別荘を構えていたのが、この大沼の地で、『千の風になって』の訳詞・作曲作業を行ったのもこの別荘だったことを後に述べています。

新井さんは残念ながら2021年にお亡くなりになりましたが、名曲はいつまでも『千の風になって』の歌詞のように私たちの記憶に深く残ることでしょう。

▼森駅名物!「いかめし」

森名物「いかめし」

函館駅を出発し、大沼駅で2つに分かれた函館本線が再び合流する森駅の名物といえば、「いかめし」が有名ですよね。こちらの「いかめし」は1941年に「阿部商店」が戦時下の米不足でもお腹を満たせるように豊漁だったイカを使ったメニューとして開発されました。当時、北方方面へ向かう兵士の間でも評判となったことから森町の名物となりました。
今では百貨店の駅弁フェアなどのイベントでも好評です。

なお、2030年代に開業が予定されている北海道新幹線の札幌延伸で、森駅周辺を含めた路線の存廃が議論となっています。2022年現在も決着はついていませんが、場合によっては森駅の風景が見納めになってしまう可能性もあり得るでしょう。
列車から流れる車窓を眺めながら「いかめし」を食べられるのも今しかできない体験となるかもしれません。

▼日本最北の関所跡と噴火湾パノラマパークが有名な八雲町

JR山越駅

八雲町は、日本最北の関所「山越内関」があったことで知られています。江戸時代は、この関所を境に「和人地」と「蝦夷地」に分割されていました。今はそれを物語る石碑があるのみですが、JR山越駅の駅舎は関所をモチーフにした建物で、駅舎内には当時の関所の再現ジオラマが展示されています。

その他、八雲町内では噴火湾パノラマパークも見どころといえます。白樺並木と噴火湾の青が美しい公園を楽しんでみてください。

▼函館空港から木古内・松前エリアもおすすめ!詳細はこちらから

◎まとめ

八雲町噴火湾パノラマパーク

北海道は思ったより広く、函館から札幌までは特急列車で約4時間、函館空港から札幌丘珠空港まっで飛行機でも約40分かかります。それゆえ計画を事前に練っておくことが大切です。
今回は取り上げませんでしたが、函館空港からは「奥尻ブルー」が美しい奥尻島へのフライトもあります。時間に余裕があればぜひご検討ください。
函館まで新幹線が開通しましたが、首都圏から函館へは飛行機が主流。ぜひ函館空港からの旅を楽しみましょう!

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