出雲空港周辺の観光スポットとは?日本神話の地で温泉旅

出雲空港周辺の観光スポットとは?日本神話の地で温泉旅

出雲空港周辺にある観光スポット、空から島根へ訪れた際に立ち寄りたい人気スポットをご紹介します。

出雲空港は中国山陰地方の島根県に位置する空港で、大きな湖である宍道湖の湖畔に位置する空港です。別名である「出雲縁結び空港」とは、空港近くにある「出雲大社」が縁結びの神社であることから付いた愛称です。

空港は主に山陰地方の空の玄関口として利用され、観光地へのアクセスも良いことから多くの利用客で溢れています。本記事ではそんな出雲空港を利用した観光情報を掲載します。出雲観光の際はぜひチェックしてみてください。

目次

出雲空港周辺の観光スポットとは?日本神話の地で温泉旅

出雲空港周辺の観光概要

出雲空港 観光

出雲空港のある出雲は日本神話に登場する地域であり、神であるスサノオが神の国である高天原から降った地として伝わります。

スサノオが降り立って以降はしばらく神話の主な舞台となり、主役がスサノオからオオクニヌシに変わり、高天原による支配まで登場。現在もなお、出雲大社や出雲より少し南に位置する雲南市をはじめ、県内各所にその名残が残ります。そのため、日本神話の聖地的なイメージも強いエリアです。

神話の舞台にして、古代日本には国があったかもしれない出雲。以下では出雲空港の観光概要について記載します。

出雲の観光地へアクセスが容易

出雲空港は県の中心都市である松江市と、一大観光地である出雲大社とはちょうど中間地点にあります。そのためか両方へのアクセスがよく、電車やバス、車やレンタカーで移動する際にも迷う心配が少なくなっています。

上述にもある通り、宍道湖沿いに位置する空港で、湖の対岸は松江市。市街観光に行く場合は湖沿いに進めば到着します。逆に出雲大社へ行く場合にも、バスと電車を乗り継いで簡単にアクセスが可能。車でも主要道路を使って移動できるので、国道や県道を目印にしやすいのが特徴と言えるでしょう。

都市部は湖の対岸に位置

出雲空港を島根観光のスタート地点とする場合、空港・市街地・港いずれへもアクセスしやすく、道中も楽しめるなど県の魅力に触れやすいのがです。

松江市の都市部は対岸に位置するので、移動中は基本的に湖を沿う形になりますが、この道中にも「玉造温泉」などの観光スポットがあるなどあちこちに魅力が隠れています。

松江市街を超えると美保や境など、島根の離島を結ぶ港が点在。旅行日程にもよりますが、島根県の中心観光地を巡りつつ、隠岐の島までスムーズに観光することができるでしょう。

出雲空港周辺の観光スポット

出雲空港 観光

以下では、出雲空港周辺に位置する観光スポットの詳細情報をご紹介します。

神話の聖地や温泉、市街観光、貴重な歴史的建造物などなど、空港近くに絞っても観光名所はたくさんあります。いずれの観光スポットへもアクセスしやすくなっているので、気になるスポットが複数ある場合も安心。空港を拠点にあちこち巡ってみるのも良いでしょう。日帰り観光にも最適です。

出雲空港周辺にはどんな観光スポットがあるのでしょうか?

出雲大社

出雲空港 観光

出雲空港から近い観光地「出雲大社」をご紹介します。
出雲大社は出雲地方の象徴の一つとして、地元・全国問わず古来より多くの信仰を集める巨大な神社です。「いづもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式な名前は「いづもおおやしろ」です。

祭られている神様は「大黒様」として知られるオオクニヌシ(大国主大神)で、あらゆる困難に見舞われながらも国造りを行った神様です。神話によると高天原からやってきた使者に国を譲るように要求されますが、その条件として宮殿が作られることとなりました。この宮殿こそが出雲大社とされています。

現在の本殿は江戸時代に造営されたもので、高さは24メートルです。しかし太古の時代には100メートル近い高さであったり、平安時代には48メートルであったなどとてつもなく巨大な建造物だったという伝説があります。神話だからと大袈裟に聞こえる高さながら、巨大な神殿を裏付ける発掘もされており、本当にあったのかもしれません。古代のロマンを感じるスポットです。

なお出雲大社の参拝方法は通常と異なり、「二礼四拍手一礼」となっています。本殿に限らず、四拍手境内すべての社も四拍手するようにしましょう。

松江市街

上述にもある通り、出雲空港と松江市街は湖を挟んで対岸同士に位置しています。湖沿いを電車、または車で移動することで簡単にアクセス可能となっています。

松江市街、まず訪れたいのは国内でも数少ない現存天守である「松江城」です。江戸時代、お城として機能していた時代から残るという、少数ながらも全国各地に位置する現存天守。松江城は山陰地方唯一のものです。また、その中でも国宝指定された5城のうちの一つとなっています。県や市街のシンボルとしてだけでなく、さくらの名所、都市景観100選にも選ばれるなど代表的な観光スポットと言えるでしょう。

ほか、山陰地方でも最大級の日本庭園である「日本庭園 由志園」も市内観光で訪れたいスポットです。牡丹から紅葉まで、四季折々の花々が園内を彩ります。年中鑑賞できる牡丹のある室内庭園や、郷土料理・会席料理を楽しめる食事処もあり。歴史ある街である松江の和に触れられる観光スポットとなっています。

玉造温泉

玉造温泉

玉造温泉は湖沿いの南側に位置する温泉です。奈良時代の文献に記録が残るなど、日本でも最古の温泉の一つとして現代にもその名が知られています。古くより美肌の湯として伝わり、化粧水のような泉質が特徴となっています。

太古の伝説が多く残る出雲の地で、伝説上の時代に近い時代から伝わる名湯。温泉街に到着してまず「勾玉」が目につくことでしょう。古代日本を象徴するアイテムである巨大勾玉。こちらは撮影スポットとしておすすめです。

縁結びの聖地として人気の出雲ですが、この玉造温泉の周辺も恋愛運・良縁を高めると言われるパワースポットがあります。触ったら願いが叶うと言われ、どことなく神聖さのある「願い石」や、「こい」が寄ってくる「湯閼伽の井戸」。温泉街に位置する「玉作湯神社」など、玉造温泉に訪れた際は必ず寄りたいスポットで溢れています。

出雲空港からは湖の南側を通る、山陽本線を使って電車でアクセス可能です。松江市街を目指すついでに訪れることができる点、おすすめの観光地と言えるでしょう。

◎出雲空港周辺の観光スポットまとめ

出雲空港周辺の観光スポットについてご紹介しました。古代のロマンと伝説、町中のあちこりに神話的なエピソードが残る不思議なエリア。どの周辺観光地も出雲空港から簡単にアクセスできる点、旅行がしやすく計画も立てやすくなっています。

美肌温泉を目当てに行くもよし、由緒正しき古代の神社など、全国でも屈指のパワースポットを巡る旅も可能です。出雲空港を拠点に古代の舞台を探検してみましょう。

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