名称:平山郁夫美術館
住所:広島県尾道市瀬戸田町沢200‐2
時間:09:00~17:00
休館:原則無休
料金: 一般 920円
大学・高校 410円
中学・少額 210円
公式・関連サイトURL:https://hirayama-museum.or.jp/
広島県生口島の観光スポット「平山郁夫美術館」。平山郁夫美術館の観光情報、美術館へのアクセス方法など、観光時に知っておきたい情報をご紹介します。
平山郁夫美術館のある生口島は広島の南側、瀬戸内海上にある群島の一つです。島は広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の道中にあり、平山郁夫美術館も海道沿いの観光スポットの一つとして親しまれています。
四国旅行の道中でも立ち寄りたい美術館、どんな魅力が隠れているのでしょうか?その詳細情報を覗いてみましょう。
目次
平山郁夫美術館の観光情報|アクセス方法もご紹介
平山郁夫美術館の観光情報
平山郁夫美術館とは、主に20世紀に活躍した画家である故・平山郁夫氏の描いた美術品を展示している美術館です。
美術館は両国の国技館を設計した建築家、今里隆氏によって設計されています。美術館内の注目はもちろん平山郁夫氏の作品ですが、美しい庭園も魅力的です。門と美術館の間にある庭園は瀬戸内海の風景を表現した美しい世界が広がっています。
美術館の内部は、平山郁夫氏の作品テーマ「平和の祈り」に準ずるように暖かみのある空間です。広々と窮屈さのない空間で、平山氏の絵画を鑑賞することができます。
平和の祈りを込めた作品
平山郁夫氏は戦時中の苦しい生活の中、絵を描くのが唯一の楽しみという少年時代を過ごしました。15歳の時に広島への原爆投下を経験し、後遺症にも苦しみながら「平和の祈りをこめた作品を描きたい」と志すようになります。
この祈りをこめた作品は「仏教伝来」などのシリーズとなり、日本文化の源流である「シルクロード」を追体験するように描く画家になっていきました。
日本の風景画にも注目
平山郁夫氏の作品には日本の風景画もあります。絵画となったシルクロードは砂漠地帯が主だったためか「日本に戻ってみるとその潤沢な緑を描きたくなる」という言葉も残っています。日本人は古代から自然と調和するように生きており、建物と風景が一体化します。このことを風景画として表現した作品もまた魅力的です。
また歴史文化遺産を好んで描いており、厳島神社や大仏殿、熊野古道を描いた作品も多く残されています。こちらもぜひ鑑賞しましょう。
平山郁夫美術館へのアクセス
平山郁夫美術館のある生口島は、本州・四国と道は繋がっているものの電車が通っているわけではありません。主に高速バスや車、船でのアクセスが基本となります。
船で訪れる場合、三原港か尾道港から出港して瀬戸田港を目指します。瀬戸田港から美術館までは徒歩10分ほどの距離です。
高速バスで訪れる場合、山陽新幹線の福山駅や、四国側は予讃線の今治駅、伊予鉄道の松山市駅から生口島へ。そこからは美術館へはタクシーで15分ほどの距離となります。
車で訪れる場合、しまなみ海道を進みます。最寄りのICは生口島北ICで、インターから降りて12分ほどで美術館に到着します。しまなみ海道を観光する場合、レンタカー利用がおすすめです。旅行日程に合わせてこちらも利用してみましょう。
◎平山郁夫美術館の観光情報まとめ
平山郁夫美術館の観光情報についてまとめました。戦争に原爆と激動の青春時代を過ごし、日本文化のルーツに憧れた平山郁夫氏。その生涯で描かれた作品からは文化財への愛情を感じます。平山氏は今にも崩壊しそうな文化財を守るため、保護・救済活動も行いました。探求し続けた先で見つけた文化財を作品として残すだけでなく、守り続けてきた平山氏。その思いが美術館の展示作品から伝わってくることでしょう。
広島観光、四国へ繋がるしまなみ海道で寄り道したい「平山郁夫美術館」。ぜひ生口島へ訪れた際は足を運んでみてください。
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