【北海道】雲海テラスはいつが見ごろ？｜日帰りの観覧情報もご紹介

雲海テラスの雲海はいつ見れる？日帰りでもOK？北海道でも有数の絶景スポット、雲海テラスについて詳細情報をご紹介します。

雲海テラスとは、北海道中部のトマムエリアに位置する、リゾートホテル「星野リゾートトマム」からゴンドラに乗って行ける景勝地です。人間では作りだすことのできない絶景はSNSでも人気であり、圧巻の幻想世界が目の前に広がります。

この絶景を見るために訪れたい！という方のために、雲海テラスへ行くベストな時期や、日帰りで見る手段など詳細情報を掲載しています。このために北海道観光へ！という方も多い名所、ぜひ参考にしてみてください。

雲海テラスとは？

雲海テラスとは、訪れた方が早朝の雲海を楽しんでもらうために2007年に設置されました。テラスにはカフェが営業され、優雅な朝を迎えられるサービスの一つとして現在も人気を博しています。

雲海テラスから望める絶景は、「自然が生み出した芸術」と言えます。星野リゾートトマムのリゾートセンターからゴンドラに乗車し、約13分。標高1,239mのトマム山頂はすでに雲の上。麓とは別の世界が広がっているのが特徴です。

雲海とは文字通り、山地など雲の上から見下ろした際に望める「雲の海」。このトマムでの雲海は、日高山脈の複雑な地形や太平洋からの距離、トマムの地形など様々な地理条件が絡み合って生み出されます。

雲海が発生する確率は？

雲海は常に発生しているわけではありません。雲海が発生する確率は平均して30％ほどとなっており、例えば星野リゾートトマムの宿泊日に必ず発生する、というわけではありません。

雲海テラスのベストシーズンとは？

雲海テラスは雲海が発生していない時はトマムの山々を鑑賞できるなど、いつ訪れても絶景を楽しめるスポットです。とはいえ、観光時はより美しい雲海を望みたいのが本音。ベストな雲海は時期・季節など条件が必要となり、訪れる時間帯によっても景色が変化します。

雲海自体は春から秋にかけて発生します。5月から10月半ばくらいであり、冬季はシーズンから外れます。従って、雲海のベストシーズンは春～秋の長い期間と言えるでしょう。また、もっとも雲海が見れる可能性が高い時間帯は早朝です。早起きが必要となるのは覚えておきましょう。

以下では雲海鑑賞におすすめの時期・時間帯をそれぞれご紹介します。

おすすめは夏の雲海

最初におすすめする雲海シーズンは8月ごろの夏季シーズンです。トマムの雪山自体は冬場がシーズンとなりますが、夏の雪山を楽しむために用意された6つのデッキから景色を楽しめます。夏の雲海は雪山のイメージから一転して、美しい緑の山々の中に出現する「夏の雪山」も魅力的です。そして運が良ければ、緑の山々の中に雲海が出現します。

6つのデッキとは、雲の上をイメージした「クラウドウォーク」、ハンモックである「クラウドプール」など個性豊かな展望ポイントです。それぞれの展望ポイントから大迫力の景色を楽しみましょう。

なお、夏とはいえ山中は涼しいことに変わりありません。薄着ではかなり厳しい場合があるので注意しましょう。

9月～の秋ごろの早朝も見どころ

雲海を望むのにおすすめのシーズンは9月が過ぎる秋の早朝がおすすめとなっています。

秋は日ごとに日の出が遅くなっていき、条件が合えば朝焼けと雲海を同時に臨むことが可能な季節です。雲の水平線から太陽が昇り、ゆったりと赤色に染まる雲海を見れるでしょう。また、黄色に色づいたトマム山の木々の様子は、秋にしか出会えない景色です。

また、秋の雲海テラスは上述した夏よりも遥かに肌寒くなっています。特に早朝は凍えるような寒さになる場合もあるので、普段よりもワンランク暖かい服装で訪れましょう。

雲海テラスは日帰りアクセス可能？

雲海テラスへの行き方を解説します。まずはリゾートホテルである「星野リゾートトマム」を目指しましょう。宿泊する場合は車に限らず列車でもアクセスが可能で、空港送迎なども行われています。

車で訪れる場合、最寄りのICはトマムICとなります。新千歳空港から出発した場合、所要時間は約1時間30分ほどとなります。空港からはレンタカーを利用するのが良いでしょう。

宿泊される場合、早朝に「雲海ゴンドラ山麓駅」へ向かいましょう。ゴンドラは朝4時30～5時(時期により変化)に営業を開始しています。ホテルからゴンドラ駅までは送迎がありますが、徒歩でも移動可能な距離となっています。ただし日帰りで訪れる場合、列車などでこの時間のアクセスはできません。早朝の時間に間に合うように、車で現地へ向かいましょう。

◎雲海テラスの情報まとめ

雲海テラスについて、詳細な情報をご紹介しました。
自然の絶景が多い北海道観光でも、雲海テラスの絶景は必ず見ておきたいスポットの一つです。雲海が見れる確率は高くはありませんが、もし見ることができたらその圧倒的な景色に思わず息を呑むことでしょう。

雲海が望めずとも、トマムの山々もまた壮観です。雲海を見に来たはずが、この絶景にも満足できるかもしれません。ホつ街道中部の絶景名所、雲海テラス。観光で訪れたい際、本記事をぜひ参考にしてみてください。

【北海道】雲海テラスはいつが見ごろ？｜日帰りの観覧情報もご紹介