【道東】野付半島の観光情報|非日常溢れる絶景スポットとは?

【道東】野付半島の観光情報|非日常溢れる絶景スポットとは?

野付半島の観光情報をご紹介します!野付半島とは北海道東の端っこに位置する長さ26kmほどの砂嘴です。砂嘴としては日本国内最長の大きさで、湿地保全の国際条約であるラムサール条約にも登録されています。

海老のように剃った形の野付半島。半島内には海水に浸食され枯れたトドマツが作り出す絶景の「トドワラ」をはじめとする観光スポットが多数存在します。

北海道東に訪れたらぜひ立ち寄りたい観光地、野付半島の詳細情報を覗いてみましょう。

目次

【道東】野付半島の観光情報|非日常溢れる絶景スポットとは?

野付半島の観光情報

野付半島 観光

野付半島は北海道東、野付郡に位置する巨大な砂嘴(さし)です。砂嘴とは、海流によって運ばれてきた砂が、長い年月をかけて陸地となった地のことを指します。前述にもある通り、全長26kmの砂嘴は日本でも最大級の長さです。

野付半島の観光で最大の見どころは、海水の浸食によって枯れてしまった木々の絶景です。「この世の果て」を表現したかのような自然のアートは必見の景勝地と言えるでしょう。

そのほか、半島内には魅力的なスポットが多数存在します。注目のスポットを以下でご紹介します。

野付半島ネイチャーセンター

野付半島へ観光の際は、まずは半島の中心部にある「野付半島ネイチャーセンター」を目指すのが良いでしょう。ネイチャーセンターは野付半島の観光情報や歴史、特産品販売などを行っている施設です。

野付半島についての知識はもちろん、気になる観光地の情報を手に入れることができるでしょう。

トドワラ

野付半島 観光

野付半島の中央部に位置する景勝地「トドワラ」は、海水に浸食が進んだ結果、立ち枯れたトドマツを鑑賞できる半島でも随一の名所です。

前述にもあった通り、「この世の果て」を連想させる絶景を楽しむことができます。現在もなお海水の浸食は進んでおり、未来には同じ景色を見れなくなる可能性が高い観光地。写真に収めたいスポットでもあります。

野付半島ネイチャーセンターから木道が整備されており、ネイチャーセンターを目指した際アクセスしやすいのも特徴です。観光シーズンである4月から10月にはトラクターバスの運行もあるので、ぜひ利用してみましょう。

※2022年5月より9月まで観光船桟橋・展望台を結ぶ木道が通行止めとなっています。

野付半島原生花園

野付半島 観光

野付半島原生花園は半島の一帯に広がる花園で、野付半島の東端である野付崎灯台付近を中心に広がっています。

道東の厳しい自然が景勝地となっている中、こちらは打って変わって自然動植物が咲き誇るスポットです。センダイハギやクロユリ、ハマエンドウやエゾカンゾウなど5月から9月にかけてさまざまな草花が散策路を彩ります。

野付崎灯台へはネイチャーセンターから徒歩で訪れることができるので、トドワラなどと合わせて訪れやすいおすすめの観光スポットです。

野付湾

野付半島に囲われる野付湾は、水深も深くて5メートルと浅めの海です。初夏と秋には北海シマエビの漁が行われていますが、浅い領域には北海シマエビが産卵する藻が生息しています。

これらを荒らさないようにと、スクリューを使わない打瀬船が現在も使われています。明治時代から続く伝統的な漁、この野付湾で見れる風物詩の一つです。

野付半島の歴史

野付半島 観光

野付半島は江戸時代より交易・漁業の拠点として活躍しており、漁業拠点として武士が駐在した集落であるキラクなども存在したという伝説が残ります。

キラクの道には敷石、市街は武器屋敷、遊郭などもあってかなり栄えていたという言い伝えがあるものの、どこにあったかなどはハッキリとわかっていません。伝承にのみ存在する幻の町とされています。

さらに遡ると半島の中央部には竪穴式住居が発見された「オンニクル遺跡」があり、半島内ではマンモスの化石が見つかっているなど太古の昔から人が住んでいた地と言えるでしょう。

野付半島へのアクセス方法

野付半島 観光

野付半島へは車でのアクセスがメインとなります。レンタカーを利用するのがおすすめです。まずは、野付半島の中心部を走る道道950号線を目指しましょう。道道950号線へは国道244号から分岐しているので、こちらも目印となります。

根室からは国道44号→国道243号→国道244号と複数の国道を乗り継いでアクセス可能です。

最寄り空港である「中標津空港」からは40km。道東の街、釧路からは134km離れており、2時間強でアクセス可能となっています。

◎野付半島の観光情報まとめ

野付半島は今も残る伝統的な漁法や、厳しい自然が生んだ絶景を楽しむことができる観光スポットでした。北海道らしく道東の市街地からも離れており、位置も見える景色もまさに地の果て。同じ日本国内とは思えないような、非日常な景色を堪能できるでしょう。

野付半島を訪れる際は、道東のさまざまなスポットと合わせて観光するのが良いでしょう。移動時間が長いので、余裕をもった観光日程を組みたいところですね。

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