水無瀬神宮の観光情報|名水百選のある神社とは?

水無瀬神宮の観光情報|名水百選のある神社とは?

大阪府内にある歴史ある神社、水無瀬神宮の観光情報についてご紹介します。

水無瀬神宮は平安時代、当時の天皇家によって別荘として使われていた離宮です。2022年現在は大阪で唯一神宮号を称する神社となっています。
 
緑に囲まれつつもすぐ側は住宅街。そんなイメージを忘れるほど神秘的で穏やか空間が広がる境内が魅力的です。

水無瀬神宮とはどんなどころなのでしょうか?より深掘った情報を以下からチェックしてください。

目次

水無瀬神宮の観光情報|名水百選のある神社とは?

水無瀬神宮の観光情報

水無瀬神宮 観光

水無瀬神宮は大阪府の北東に位置しています。京都府との府県境近くにある神社で、山崎の合戦で知られる京都府の大山崎は徒歩圏内です。

水無瀬神宮に祀られる主祭神は「後鳥羽上皇」「土御門天皇」「順徳天皇」で、いずれも平安時代から鎌倉時代を生きた天皇であり、神宮内には「後鳥羽天皇像」を始め主祭神に関係する国宝・重要文化財や美術品が多数保管されています。

緑に囲まれた境内

水無瀬神宮は住宅街の中にある神宮ながら、境内の四方は緑に囲まれており、四季折々で周辺の空気もまた変わります。

季節を楽しめるイベントも開催されており、夏には多くの風鈴に願いを書いた短冊を載せて災いを祓う「招福の風」。秋には境内のあちこちで紅葉を楽しむことができ、日の差し込み次第で美しさが変わり飽きることがありません。

文化財による催しにも注目

水無瀬神宮に所蔵された文化財の特別拝観、「風と光と文化財の融合展」も注目すべきイベントです。
 
イベントでは、夕方ごろに貴重な文化財を拝観します。美しく優しい灯りに包まれ、息を呑むような美しさを堪能できるでしょう。

前述した「招福の風」と同時期開催であり、灯りをバックにした風鈴もまた神秘的です。

※コロナ感染防止の観点から開催中止・または日程の延期も想定されます。事前に開催状況を確認しておくのが確実です。

水無瀬神宮は名水百選の観光地?

水無瀬神宮 観光

水無瀬神宮の境内には、名水百選にも選出された「離宮の水」があり、こちらも昭和・平成それぞれの名水百選を見ても大阪唯一選出された水となっています。

もともとは「神饌(神への捧げもの)」として使われていた水で、その水質は良好。現在もこの水を楽しみに訪れる観光客も多くなっています。持ち帰る際はマイボトルを持参しましょう。

水無瀬神宮の歴史

水無瀬神宮 観光

水無瀬神宮の地はもともと、時の天皇である後鳥羽天皇(後に上皇)の別荘としてお気に入りの地であり離宮・水無瀬殿下御所がありました。

しかし後鳥羽天皇は後に鎌倉幕府と敵対・乱で敗れて流刑となり、水無瀬は荒廃することとなります。ただし後鳥羽上皇は崩御後、この地に御影堂が建てられ祀られることとなり、水無瀬宮となりました。

安土桃山時代には現在も重要文化財として残る客殿の建設、江戸時代には新たな本殿が作られたりと発展し、別表神社として現在に至ります。

水無瀬神宮へのアクセス方法

水無瀬神宮 観光 アクセス

水無瀬神宮へは車・徒歩いずれの手段でもアクセス可能となっています。

最寄り駅は阪急京都線の「水無瀬駅」で、駅からは徒歩約10分の距離。駅からの道も殆ど一本道で、迷う心配少なく到着できます。JRご利用の場合は「島本駅」から約10分、「山崎駅」からも徒歩約15分です。路線バスの場合は「国道島本」バス停下車徒歩約4分。

車で訪れる場合は無料駐車場もあり目印として国道171号線が近くを通っており、伊丹方面・大山崎方面いずれからもアクセスしやすい立地です。無料の駐車場もあるので、車でのアクセスも良好といえます(大型バス駐車の際は要予約)。

◎水無瀬神宮の観光情報まとめ

水無瀬神宮の観光についてご紹介しました。
四季それぞれで美しく、名水も楽しめる町中にある自然。偉人の思い入れも強くかつての天皇がお気に入りとして滞在した理由がわかるかもしれません。

大山崎観光で立ち寄るには見どころ抜群の観光スポットです。街中に突然現れた穏やかな空気、訪れた際はぜひご堪能ください。

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