源氏山公園の見どころ紹介！～鎌倉幕府ゆかりの名所～

鎌倉・源氏山公園を紹介します！

鎌倉の名所は神社・お寺に限りません。鎌倉はもともと山と海に囲まれた要害の地であり、四方には海に山にと大自然に囲まれています。こうした地形から、市内の公園もまたロケーションを楽しめる名所揃い。その中で、地元の方にも過去の偉人にも愛された公園として「源氏山公園」があります。

ちょっとしたハイキングを楽しみながらゴールに景色を望むもよし、雄大な緑に囲まれて空気を味わうのも良し。色々な楽しみ方ができるスポットの一つ、源氏山公園のみどころを覗いてみましょう。

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源氏山公園とは？

源氏山公園の位置は鶴岡八幡宮よりやや西側、鎌倉駅と北鎌倉駅の中間地点にあります。目印として南西の麓には銭洗弁財天があるので、これを目指して歩いていくと良いでしょう。
　
源氏山はその名の通り、源平合戦で知られる「源氏」と深く関わりのある山です。源氏は平安時代の頃、東北地方での反乱に出陣して活躍していました。その際に白い旗を山頂に立てて必勝祈願を行ったのですが、その場所が現在の源氏山だったとされています。

また、源氏山という名前の由来は麓に源氏の屋敷があったからという説もあり、いずれにせよ縁深く源氏の名を冠しているのは間違いないようです。

源氏山公園の見どころとは？

源氏山公園の見どころは、まず公園までの道で楽しめるロケーションです。北鎌倉または南の長谷側からでも入れます。ハイキングを楽しむ場合は北鎌倉側からのルートがおすすめです。

ある程度整備されている道もありますが、注目なのは自然そのままの道。まるで1000年近く前から時が止まっているかのような整備されていない道を進んでいくと、そこでは何百年も姿を変えない大自然が出迎えてくれるでしょう。

ただし完全に整備されていない道を行く場合、ちょっとしたハイキングになるので靴や前日・当日の天候には十分注意しましょう。
　
源氏山公園に到着すると、そこには巨大な源頼朝像が待ち受けています。源頼朝とは、かつて武士政権である鎌倉幕府の開祖となった最初の幕府将軍。教科書でもドラマでも名の知れた武将の像、かなり立派なもので一見の価値アリです。

源氏山公園へのアクセス

源氏山公園へのアクセスは前述にもあった通り、北鎌倉または長谷側いずれのルートからでも入山可能です。

山の入り口まで、長谷側の場合は銭洗弁財天を目指すのが良いでしょう。北鎌倉駅からは徒歩30分弱ほどの距離で、目印として「葛原岡神社」を目指しましょう。

源氏山公園の見どころまとめ

源氏山、そして山中にある源氏山公園について記載しました。一見、山と海に囲まれた自然豊かな街ながら、1000年近く前は都として栄えた歴史のある鎌倉。源氏はその鎌倉から始まり、平安時代から鎌倉時代にかけて時代を大きく動かしてきました。

後に歴史の転換点、源平合戦の起点となった源氏山。ぜひ鎌倉旅行の際に訪れてみてください。

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