福島・高湯温泉観光のご紹介!高湯温泉に泊まって観光を楽しもう

福島・高湯温泉観光のご紹介!高湯温泉に泊まって観光を楽しもう

福島県福島市郊外の吾妻(あづま)山中に位置する「高湯(たかゆ)温泉」は、奥州3高湯に数えられる観光客に人気の秘湯です。福島の雄大な自然の中にある温泉地で、白濁したお湯で心も身体もほぐされますよ。福島観光の際に高湯温泉で宿泊すれば、東北の海の幸・山の幸、福島の工夫が凝らされた逸品を味わうことができますよ。

温泉はもちろんおすすめですが、高湯温泉近くの自然散策ができる観光スポットにも行ってみましょう。吾妻山中腹にある高湯温泉と、四季折々の景色を眺められる観光地をセットで訪れていただけるよう、今回はそんな高湯温泉周辺の観光スポットをご紹介します。

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福島・高湯温泉観光のご紹介!高湯温泉に泊まって観光を楽しもう

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1.「磐梯吾妻スカイライン」日本の道100選をドライブ観光!

出典: M Murakami

「日本の道100選」のひとつでもある「磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン」は、高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長約29kmの観光道路。秋の紅葉狩りドライブ観光がおすすめです。また、いくつもの福島を一望できる夜景観光ビューポイントもあります。

福島の街並みが眼下に広がり、作家井上靖氏が「吾妻八景」と命名した景勝地がスカイライン沿いに続きます。天空のレストハウスとも言われている「浄土平レストハウス」は、福島県で一番高い標高約1600m地点にあります。ここでは、福島牛・会津名物の「桜肉」・福島の地鶏「川俣シャモ」がメンチカツになって売られており、手軽に福島のグルメを味わえますよ。

2.「浄土平天文台」全国の天文ファンの聖地を観光しよう!

浄土平(じょうどだいら)は、福島県磐梯朝日(ばんだいあさひ)国立公園の標高1600mほどの地点にある湿原。観光の中心として、浄土平天文台や浄土平ビジターセンター、レストハウスなどがあります。

浄土平天文台は、全国の天文ファンの聖地として知られています。この展望台は日本一高い所にある公開天文台で、光害がほとんどないため、高確率で流れ星に出合えます。高湯温泉に宿泊して、夜に天文台を訪れる観光プランもおすすめですよ。

天体観測だけでなく、福島の澄んだ空気の中、日没前後に見る美しい空、雲、光はSNS映えするとあって人気があります。展示コーナーには天体観測に関わる資料が展示されており、入館は無料なので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。

3.「吾妻小富士」火口壁を1周するお鉢巡り観光が楽しめる!

「吾妻小富士(あづまこふじ)」は、吾妻連峰の標高1,707mの山。福島市側からこの山を眺めると富士山のように見えるので「吾妻小富士」という名がつけられました。吾妻連峰は古くから信仰の山としてさかえ、中吾妻山の西側にある「吾妻山神社(吾妻山大権現)」には、山伏修行をするための麓からの登山道がありました。

吾妻スカイラインのほぼ中間地点にある浄土平の駐車場から、階段を10分ほど上がると山の稜線にたどり着きます。ここに、直径500mほどの火口があり、その眺めは圧巻!この火口は1時間程度で1周でき「浄土平」や「福島盆地」が一望できますよ。

4.「浄土平湿原」1周20分ほどの観光コースで自然を満喫!

出典: PROKohei Fujii

磐梯朝日国立公園の「磐梯・吾妻地域」にする浄土平湿原は、磐梯吾妻スカイラインの中間地点に位置する湿原地帯。東には吾妻小富士、北側には一切経山(いっさいきょうざん)、南西には東吾妻山があります。この湿原は浄土平ビジターセンターに隣接している新しい火山地域で、標高1600mほどの亜高山帯にあります。

火山活動が繰り返されてきた中で乾燥地と湿潤地が生まれ、その中間の適潤地ができました。多くの種類の土壌それぞれに、その特性にあった異質の植物群落を見ることができます。

手軽に湿原を楽しめる観光コースは、「磐梯吾妻スカイライン」の広い駐車場からスタート。浄土平ビジターセンターに隣接して木道や案内表示が整備されています。1周約1km、所要時間わずか20分ほどで福島の自然の一部に触れられるのでおすすめ。浄土平ビジターセンターでは、観光ハイキングコースの紹介や、登山のアドバイスも受けられますよ。

5.高湯温泉

「一切の鳴り物を禁ず」とは、高湯温泉で開湯以来、400年守られてきたしきたりです。温泉街といえば、歓楽街のイメージがつきものですが、高湯温泉はそういった温泉街とは雰囲気が異なり、静かな佇まいのある温泉街としてあり続けてきました。

高湯温泉のその静ひつで厳粛な魅力は、斎藤茂吉をはじめとした文人たちにも愛され、その作品にも影響を及ぼしました。東北出身の茂吉は、故郷の蔵王を愛したのと同様に吾妻山を愛しました。高湯温泉滞在記念に歌を詠んだことから、歌碑も残されています。

高湯温泉は磐梯吾妻スカイラインの入り口にあるため、高湯温泉目的の観光客だけでなく、吾妻連峰へドライブや観光に訪れた観光客が多く立ち寄る温泉として、また地元の人々にも愛されています。そんな高湯温泉を楽しめる、高湯温泉共同浴場「あったか湯」、あったか湯公園内「湯溜り」ご紹介します!

◆高湯温泉共同浴場「あったか湯」

高湯温泉共同浴場「あったか湯」は、その名前のとおり高湯温泉の共同浴場。男女それぞれの露天風呂と貸切露天風呂があります。天然かけ流しの露天風呂で、洗い場はなく、露天風呂と掛け湯のみ。温度調節も湯量の調整のみで行っているという、100%天然のお湯を純粋に楽しむことができる温泉です。

◆高湯温泉あったか湯公園内「湯溜り」

「高湯温泉あったか湯公園」は高湯温泉から50mほど上にある公園です。ここには高湯温泉でできた池「湯溜り」があります。高湯温泉共同浴場や高湯温泉のお宿と同じく、この湯溜りも100%天然温泉かけ流しスタイル。温度は約40度と若干低めになっていますが、泉質や効能にかわりはありません。足湯や手湯として、高湯温泉への観光客が気軽に高湯温泉を楽しめる場所です。

園内からはあったか湯の源泉や、高湯温泉の風景を見下ろせます。また、吾妻山に生えていた木々が植樹されており、周囲の山々の雰囲気を感じながら観光することもできます。日帰り観光で高湯温泉を訪れた方でも気軽に高湯温泉のお湯を楽しむことができます。

6.高湯温泉のお宿

◆「玉子湯」明治元年に設立された高湯温泉、湯小屋のお宿

出典: commons.wikimedia.org

明治元年に設立された温泉宿「玉子湯」は、硫黄のにおいが漂う山の中の温泉宿です。泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉で、源泉掛け流し。硫黄泉の白濁したお湯に浸かると、玉子のように滑らかな肌になることが名前の由来です。

福島の情緒が感じられる庭園内に、男女別の内湯があります。また、宿の露天庭風呂は、1日おきの男女入れ替え制。「天渓の湯」には大小2つの浴槽があり、「天翔の湯」には大きな御影石の燈篭があります。

宿の館内4階にある大浴場「滝の湯」は24時間いつでも利用可能。1階にあるこじんまりした内湯の「仙気の湯」も24時間利用できますよ。また、女性に嬉しい女性専用露天風呂「瀬音」は、川のせせらぎの聞こえる庭園内にある温泉。「足湯」もあります。椅子席のお食事処や個室お食事処、庭園を眺めながら食事ができるビュープレース「花山水」、大宴会場などいろいろな食事場所があります。記念日や大切な観光旅行など、いつもよりも少し特別な高湯温泉観光におすすめなお宿ですよ。

◆「花月ハイランドホテル」乳白色の温泉の後にエステも楽しめる高湯温泉のお宿

「花月ハイランドホテル」は、運が良ければロビーから、早朝に雲海を見ることができます。日中には雄大な山々が広がり、夜は福島市内の夜景が一望。大浴場「山の湯」 と露天風呂、空中露天「杜の湯」 がありますが、大浴場が苦手な方は内湯の貸切風呂と貸切露天風呂「ひめさ湯り」 を利用できます。湯上がり処やエステルームもありますよ。

お食事は、福島の新鮮な海の幸や豊かな山の幸を、9室ある料亭やレストラン、夜食処で味わえます。宴会の後にご利用いただけるクラブやカラオケルームもあります。会議や宴会もできる団体の利用にも適した福島のお宿です。

◆「ひげの家」毎月変わる季節膳を楽しめるお洒落な高湯温泉のお宿

「ひげの家」は、秘湯にありながらアジアンテイストの家具がレイアウトされたおしゃれな宿です。ロビーラウンジが明るく、フロアからウッドデッキが続いており、中庭や渓流が見渡せます。「ひげの家」では2つの内湯と露天風呂、貸切風呂で温泉が楽しめます。内湯は2009年にリニューアル。男女入れ替え制になっており、全て源泉かけ流しの温泉です。露天付きや、テラス付きのお部屋では、のんびり高湯温泉を堪能するのもいいですね。

◎まとめ

高湯温泉とその周辺観光ではどんなプランをたてることができるでしょうか。高湯温泉に泊まって福島の幸を味わったり、磐梯吾妻スカイラインをドライブして高湯温泉で日帰り入浴したり、などなど高湯温泉観光でいろいろな観光プランを立ててみてください。高湯温泉の白濁したお湯につかれば、観光の疲れは忘れてしまいます。

高湯温泉周辺には、自然を満喫できる観光スポットも充実しているので、観光に訪れればリラックスした時間を過ごせること間違いありません。ぜひ高湯温泉を訪れて、温泉と観光をお楽しみくださいね。

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