西表島の観光にはレンタカーがおすすめ!予約も必須
大自然が残っており、イリオモテヤマネコなど、多種多様な生物が生息する西表島。空港こそありませんが、その面積は289.27平方キロメートルと、東京23区よりも大きいのです。西表島に路線バスはありますが、本数は少なめ。レンタカーは必須といってもいいでしょう。レンタカー会社は南東部の大原港と北西部の上原港に集中しています。会社によって乗り捨ての可否も違いますので、チェックが必要です。安いレンタカーを予約して西表島観光を楽しみましょう。
沖縄でレンタカーを予約
西表島でレンタカーを予約
目次
西表島の観光にはレンタカーがおすすめ!予約も必須
西表島でのレンタカー事情!当日予約なしでも利用可能?
西表島の玄関口は2つ。北西部の上原港と南東部の大原港です。両方とも石垣港からの船が発着します。
やまねこレンタカー、オリックスレンタカー、西表サザンレンタカー、ティンクレンタカーの4社が大原港に、やまねこレンタカー、西表サザンレンタカー、西表マックインレンタカーが上原港に店舗を構えています。やまねこレンタカーと西表サザンレンタカーは島内での乗り捨てが可能です。各社とも当日の予約なしでの利用も受け付けていますが、繁忙期は予約で埋まっている場合も多いので、ネット予約がおすすめです。
料金の相場はやまねこレンタカーの場合、軽自動車で9時間まで4500円、1000cc 5名乗りが9時間まで5,500円(その他に免責補償1,000円)という値段設定になっています。24時間の場合は軽自動車が5,000円、1000cc5名乗りが7,000円です。また、大原港と上原港の間で乗り捨てされる場合は1,500円の追加料金がかかります。
また、西表サザンレンタカーでは10人乗りまでのワゴンを借りることも可能です。そして、スカイチケットでも予約可能な大原港から1分のオリックスレンタカーでは、コンパクト(フィット・デミオ・スイフト・ノート)といったレンタカーを用意しています。
各レンタカー会社の連絡先と住所
やまねこレンタカー
大原:竹富町南風見201-109(電話:0980-85-5111)
上原:竹富町上原984-57(電話:0980-85-6111)
西表サザンレンタカー
大原:竹富町南風見191(電話:0980-84-7005)
上原:竹富町上原383(電話:0980-85-6906)
オリックスレンタカー(大原港のみ)
竹富町南風見201-204(電話:0980-85-5888)
ティンクレンタカー(大原港のみ)
竹富町南風見 203(電話:0980-85-5657)
西表島マックイーンレンタカー
竹富町上原870-117(電話:090-9786-9280)
ドライブに関するQ&A
西表島にガソリンスタンドはたくさんあるの?
上原港と大原港周辺を除いてガソリンスタンドはほとんどありません。ガソリンの量に気を付けてドライブしましょう。
送迎はあるの?
レンタカー会社によっては港まで迎えに来てくれる場合もあります。(※画像は大原港)
西表島の回り方は?
基本的に観光地は県道215号という一本道で結ばれているので、迷うことは少ないです。ただ、船浮集落へは船でしか行くことができません。観光は石垣から日帰りでも可能ですが、できれば1泊以上されることをおすすめします。
時間に余裕があればマングローブの川を下る体験なども面白いですよ。
西表島のドライブの注意点は?
スピードの出しすぎに注意が必要です。イリオモテヤマネコなどの貴重な生物も残念ながら交通事故で死亡するケースがあるので、制限速度は守るようにしましょう。
路線バスやタクシーと比べてレンタカーはお得?
西表島には路線バスもあります。最南端の豊原バス停から終点の白浜バス停まで1,470円ですが、1日フリーパスの方が安価。1,050円、3日間フリーパスならば1,570円とお得ですが、バスは1日4本(2020年冬季ダイヤ)なので、行ける観光地も限られてしまいます。
西表島には、いりおもてタクシーとやまねこタクシーの2社のタクシーもありますが、台数は少なめです。流しのタクシーに出会えることはめったにないので、電話で呼ぶしかありません。ちなみにいりおもてタクシーは貸切専用で、通常利用できるのはやまねこタクシーのみになります。初乗りは470円、貸切は3時間で11,600円(いりおもてタクシーは11,640円)となります。自動車免許があるのならば、レンタカーがお得です。
大原港発ドライブで行きたいスポット
ここでは石垣港から西表島の大原港に着いた時のモデルコースをご紹介いたします。大原港周辺には仲間川のマングローブが見られるクルージングなどのアクティビティがありますよ。大原港から西に行けば南風見田の浜があり、きれいな貝殻を拾うことができます。
北東方向へと向かうと、西表島の固有種である、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点として使用されている野生生物保護センターがあります。さらに先に進むと水牛車で渡る由布島などの観光スポットも。
さらに進めば、西表島最東端、小浜島を臨む野原崎(のばるざき)に出ます。進路を西に変え、その先の大見謝ロードパークは西表島らしい風景が見られる場所になっています。
その先の沖縄一の落差を誇るピナイサーラの滝を見るのならば、「海中道路」からの眺めがおススメです。レンタカーでは滝の間近まで行けませんが、ここに向かう徒歩のツアーもありますよ。
「海中道路」を越えれば上原の集落です。お買い物やガソリンの給油などはここで済ませておくと便利です。食堂もこの付近のものがおススメです。
上原の集落を過ぎ、215号から外れた脇道にある星砂の浜はその名前の通り、星形の砂が拾えることで有名なスポットです。星野リゾート付近を過ぎたら浦内(うらうち)川に出ます。ここは自動車を降りて風景に酔いしれるのがおすすめ。
ここを越えれば白浜集落まではもうすぐ。白浜集落からは船が出ており、船浮という集落へ向かうことができます。
ここでは、タダの浜やイダの浜などといった絶景も。ここ船浮集落で食べておきたいのが「ぶーの家」のイノシシカレー。評判で売り切れるのも早いのでご注意を。
ここから西は人の手がほとんど入っていないジャングルになります。
西表島の観光はレンタカーで快適に!
いかがだったでしょうか。西表島の観光名所は大原港から上原港をはじめとして、県道215号沿いに立地しているものが多く、大原港から上原港を経て白浜集落まで1本道なので迷うことはあまりないでしょう。イリオモテヤマネコが暮らす島、西表島。そこでの主役はあくまでも動植物たち。ルールとマナーを守って楽しい西表島ドライブを楽しみましょう。
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