「袋田の滝」は、大岩盤を四段になって落ちる滝の景観が素晴らしい名瀑。新緑・紅葉・氷瀑と季節によって異なった姿を楽しめる人気観光スポットです。
特筆すべきは、この大きな滝をすぐ間近で見られること。それも下から見上げるだけでなく、エレベーターで昇って、滝最上段の目線からも眺められるんです。
白糸のごとく繊細なラインを描いたり、水量によっては日本三名瀑に挙がるのにも納得の迫力を堪能できる「袋田の滝」。その見どころを、実際に訪れたスカイチケットスタッフと一緒にチェックしてみましょう。
目次
四段で落ちる「袋田の滝」へ行ってきました【スタッフの休日旅】
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袋田の滝とは?
茨城県北部に位置する「袋田の滝」は、茨城県を代表する観光名所。国名勝に指定され、日本の滝百選にも選ばれています。
三段目の滝が正面に見える第1観瀑台からは「袋田の滝」のスケール感を、エレベーターで上がった第2観瀑台からは滝上部から見下ろすことができるのも人気のポイント。
平安時代に詠まれた歌も残る歴史深い滝です。
この記事では、袋田の滝へ向かうトンネル部分から観瀑台についてガイドします。
遊歩道、駐車場・アクセス情報など、行く前に知っておきたい情報まとめもぜひ読んでみてくださいね。
▶「袋田の滝」入口周辺、遊歩道、駐車場・アクセス情報
1. 菅理事事務所で入場券を購入
トンネル手前にある建物が菅理事事務所です。ここで、入場券を購入。
●入場料
大人(中学生を除く15歳以上)300円
子供(小学生・中学生)150円
●営業時間(年中無休)
【5月~10月】8:00~18:00
【11月~4月】9:00~17:00
★ライトアップ「大子来人~ダイゴライト~」
【10月・11月】日没~20:00
【12月・1月】日没~19:00
※2024年10月の情報です。
検温したら、袋田の滝へ向かうトンネルへ入ります。
ちなみに、この辺りから滝はまだ見えません。
2. 「袋田の滝」早わかりマップ&見どころのポイント
トンネルやエレベーターの構造、観瀑台の位置などがわかるよう、案内看板を撮影した写真に、赤字で書き込んでみました!
トンネル入口から中へ進んでいくと、
①「恋人の聖地」モニュメント
② 吊り橋
③ 第1観瀑台
④ 四度瀧不動尊
⑤ エレベーター
⑥ 第2観瀑台
があります。
手前から順にみていきましょう。
◆袋田の滝 観瀑トンネル
トンネル全長は、約276m。
このトンネルが観瀑台などへの接続通路になっています。
トンネル内は幅約4mで、左側通行。
トンネルの入口から165mほど歩くと、右手に分岐があります。
この先が1つ目の観光スポット、「恋人の聖地」モニュメントです。
◆恋愛のエネルギーが満ちる「恋人の聖地」
袋田の滝は、風水から「富貴に恵まれ、即効的に恋愛のエネルギーが満ちる」ところ、五行説からは「火(噴火)・水(川と滝)・木・金(鉱物)・土」のエネルギーがあふれる場所といわれています。
モニュメントのモチーフは、大子町の町鳥であるオシドリ。
鉱物資源が多い山々に囲まれた滝周辺は、恋愛面でポジティブな気持ちになれると注目を浴び、2015年に「恋人の聖地」として認定を受けました。
アプリをダウンロードしてAR(拡張現実)マーカーを写すと、恋愛パワーが見えるらしい!?
この時は「別に、良いかな。」とダウンロードしなかったのですが、試してみれば良かったかも...と少し後悔しています。
フォトフレームコンテンツも用意されているそうですよ。
◆吊り橋
トンネルの本道に戻って50mほど進むと、また右方面に分かれ道があります。
ここを案内に従って右折すると、吊り橋へ行くことができます。
吊り橋からは、観瀑台と全く異なる景色を見られてオススメ!
吊り橋は滝の少し下流に架かっているので、上流方面に第1観瀑台(写真左下)が見えます。
訪れたのは夕方でしたので、滝左の断崖絶壁に夕日が当たってとても綺麗でした。
橋の下流方面は、このように巨岩がごろごろした不思議な光景。
順路的に吊り橋を先にご紹介しましたが、第1・2観瀑台からの帰りに寄れるので、吊り橋観光は後回しにしても良いでしょう。
吊り橋を渡った向こう側には遊歩道があり、トンネルの対岸を散策しながら滝見橋へ戻ることもできます。
▶「袋田の滝」吊り橋・遊歩道情報
3. 第1観瀑台
いよいよ、第1観瀑台が近づいてきました。トンネル最奥の少し手前、左方面には、第2観瀑台へ上がるエレベーター乗り場があります。
気になりながらも、まずは第1観瀑台へ行くため、ここは一旦スルー。
さらに奥へ進みましょう。
トンネルの突き当りには、四度瀧不動尊の拝殿があります。
四度瀧不動尊の右手が、第1観瀑台。
袋田の滝が、目前に迫ります。
想像していたよりも間近で見られてビックリ!
手すりまで近づけば、滝の上から下までじっくりと観察できます。
滝のスケールが大きすぎて、写真で全体像をお伝えするのは難しい...ということで、動画をアップしてみました!
撮影テクニックの未熟さはご容赦ください ^^;
第1観瀑台にはベンチが設置されているので、座ってゆっくりと眺めることができます。
西行法師、水戸黄門(水戸光圀)、大町桂月など著名な人物が、袋田の滝に魅せられた気持ちを歌に詠んでいるんですね。
4. 第2観瀑台
今度は、先ほどスルーしたエレベーター方面へ。
係員の指示に従ってエレベーターに乗り込みます。
第2観瀑台に到着!
開放感のある第2観瀑台は、一段目の上とほぼ同じ高さです。
第2観瀑台の動画は、下から上へカメラを動かしながら撮影してみました。
「でも、最後がなぁ...。」ですよね。本当に申し訳ございません。
この反省を活かし、録画停止の前には数秒静止するよう心掛けます!
第2観瀑台は、第1デッキから第3デッキまであります。
デッキ間の移動は階段のみですが、
高さや位置の違いで見える景色が少しずつ異なるので、各デッキから眺めてみてくださいね。
■吊り橋から遊歩道、駐車場・アクセス情報も要チェック!
「袋田の滝」の魅力をお伝えすべく、スカイチケットスタッフが現地に赴いて、感想を織り交ぜながらガイドしました。
さすが有名な観光スポットだなぁ、と思える素晴らしい場所でしたよ。
見どころがとても多かったため、この記事ではトンネルに入ってからの情報だけにしぼってご紹介。吊り橋や遊歩道、駐車場・アクセス情報については別にまとめたので、ぜひ併せてチェックしてください。
名称:袋田の滝
住所:茨城県久慈郡大子町袋田3-19
公式・関連サイトURL:https://www.daigo-kanko.jp/fukuroda-falls.html
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