名称:小牧山
住所:愛知県小牧市堀の内1-1
公式・関連サイトURL:http://komaki-kanko.jp/history/
愛知県北西部に位置する小牧市は、歴史ファンには胸が躍る町。信長・秀吉・家康など、歴史に名を残す偉人や出来事にゆかりのあるスポットが数多くあります。
歴史の舞台としても有名な小牧山は、ハイキング感覚で手軽に登れる山。小牧城や稲荷神社を訪れたり、頂上からの素晴らしい眺望が楽しめますよ。寺社や町屋、少し変わった祭り、体を動かすことのできるスポーツ施設など様々な観光スポットがあるのも小牧の魅力!そんな小牧のおすすめ観光スポットを中心に、グルメ情報も少し織り交ぜてご紹介ていきたいと思います。
目次
愛知県小牧市の観光スポット15選!小牧山からブルーインパルスまで
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1.小牧といえば 小牧山
小牧といえば「小牧山」と言ってもいいほど、尾張ではその名を馳せる小牧山。織田信長が築城し居住していましたが、後に徳川家康と豊臣秀吉による「小牧・長久手の戦い」では、家康の本陣となりました。
小牧山の標高は約86mと低いので、頂上まで登っても20分~30分ほど。また、山中には全長約1000mのランニングコースがあり、ジョギングや散歩にもってこいの場所です。芝生広場、遊園地もあって家族連れにぴったり。
山全体が公園のようになっており、正面南側は芝生公園の広がる都市公園のような雰囲気ですが、反対側にまわると原生林が残る神秘的なエリア。桜の名所としても有名で、四季でさまざまな景色を見せてくれるところも魅力のひとつです。
3段の石段が発掘され、日本最古の「石垣で造った城」ではないかと注目されています。未開の歴史を秘めた小牧山に訪れてみてはどうでしょうか。
2.天下統一をかかげた男たちが見た景色「小牧山城(小牧市歴史館)」
先ほど紹介した小牧山の頂上には、かつて織田信長が築城した「小牧山城」がありました。現在の小牧山城は、西本願寺の「飛雲閣」をモデルに、平松茂氏が資産を投じて建てた建物。1968年に小牧市へ寄贈され、「小牧市歴史館」として開館しました。
1階から3階は歴史資料が展示され、4階は展望室となっています。映像での紹介もあるので、小牧市の歴史がより一層深まるのではないでしょうか。展望室からの眺望は抜群で、天気の良い日には鈴鹿や御岳、濃尾平野まで一望できます。桜の夜間ライトアップが行われる期間には、歴史館も開館時間を延長し、小牧の夜景を楽しめる貴重な場所を提供しています。
名称:小牧山城(小牧市歴史館)
住所:愛知県小牧市堀の内1-1
公式・関連サイトURL:http://www.md.ccnw.ne.jp/seinen/rekisikan/top1.htm
3.アートに親しむことができます「メナード美術館」
女性の方なら「メナード」という言葉に聞き覚えがあるのではないでしょうか。「メナード美術館」は、化粧品を販売している日本メナード化粧品の創業者である野々川大介氏夫妻が20年にわたりコレクションした美術品を一般公開している美術館です。
けやきの大樹がシンボルとなった、左右対称の平屋建ての建物。外壁には御影石を積んでおり、重厚感があります。館内には絵画・版画・彫刻・工芸・古美術などあわせて約1400点を展示。ゴッホやマネをはじめとする有名画家の作品も多く展示されており、美術に詳しくない方も楽しく観賞することができます。世界の芸術だけでなく、日本の絵画も鑑賞でき、様々な芸術家の感性を感じ取れます。
期間限定のイベント展示を企画するなど、いつ訪れても楽しむことができる美術館です。展覧会にちなんだ講演会やコンサート、ワークショップも開催。「芸術って難しそう」という方でも気軽にアートに親しむことができますよ。
名称:メナード美術館
住所:愛知県小牧市小牧5-250
公式・関連サイトURL:http://museum.menard.co.jp/
4.スピード満点のソリスベリが楽しめる「市民四季の森」
「市民四季の森」は、子どもに人気のソリスベリ、冒険広場、動物と触れ合うことができるちびっこ動物村、ディスクゴルフ、バーベキューなど楽しみ方がたくさんある総合公園施設。広い敷地で体を思いっきり動かすことができ、ファミリーに人気があります。
人工芝の上を滑る「ソリスベリの丘」は、スピード満点!ヘルメットや軍手、膝パッドを貸してもらえるので、安心して遊べます。冒険広場はメルヘンチックな作りで、見ていても飽きない広場。幼児から低学年向けの遊具が並んでいます。
動物広場では、ウサギやモルモットを抱っこしたり、ポニーの乗馬体験など可愛い動物たちと触れ合えるイベントを週末に開催。人気イベントのため、整理券が配布されます。いずれの遊具、施設も無料なのがうれしいポイント。バーベキューは事前予約が必要です。
名称:市民四季の森
住所:愛知県小牧市大字大草5786-1
公式・関連サイトURL:http://www.city.komaki.aichi.jp/midori/park/shikinomori/002226.html
5.大規模屋内レジャープール「小牧市温水プール」
小牧市温水プール。 pic.twitter.com/jcE9tJFFG1
— ハシビロコウ (@syncrolag) November 8, 2014
「小牧市温水プール」は市営にもかかわらず、流水・渓流・スライダー・ちびっこ・競泳などバリエーション豊かなプールを備えた大規模屋内レジャープール。隣接する環境センターの余熱を利用しています。市営のため、入場料はとてもリーズナブル。
市民プールとは思えないプールやスライダーの数が特徴!プールは全部で7つあり、どこから泳ごうか迷うほど。波が打ち寄せるプールでは、浜辺にいるかのような気分でゆっくりできますよ。歩行コースが備わった競泳用プールは、健康増進したい方におすすめです。スライダーは3本あり、中でも渓流スライダーは迫力満点!浮き輪に乗り、全長約109mあるスライダーの中を加速し、左右に揺れながら駆け抜けます。ぜひ全制覇してみてくださいね。そのほか、季節にちなんだイベントも随時行っているので、盛り上がること間違いなしです。
場内はいつでも夏!冬季でも室温32℃・水温30℃に保たれているので、南国気分を味わえます。家族・友達・恋人とのレジャーで行ってみましょう。
名称:小牧市温水プール
住所:愛知県小牧市大字野口2394-3
公式・関連サイトURL:http://www.komakicity-onsuipool.jp/
6.子孫繁栄・安産祈願に行こう「田懸神社」
田懸神社には五穀豊穣の神である御歳神(みとしのかみ)と、子宝の神である玉姫命(たまひめのみこと)が祀られています。
毎年3月15日に行われる「豊年祭」は「天下の珍祭」ともいわれ、五穀豊穣・子孫繁栄を願う祭り。「野も山も みなほほえむや 田懸祭」という詩歌もあります。ご神体のインパクトが強く驚かれる参拝者も多いそうですが、ほかでは見ることのない珍しい祭りで有名になっています。子どもが欲しい方や安産祈願をしたい方は足を運んでみてください。
名称:田懸神社
住所:愛知県小牧市田懸町152
公式・関連サイトURL:http://www.tagatajinja.com/index.html
7.日本で唯一のお乳のお寺「間々観音(龍音寺)」
「間々観音(ままかんのん)」は、日本で唯一の「お乳のお寺」。正式には「龍音寺」という浄土宗の寺院です。元々は小牧山にありましたが、織田信長が現在の場所に移したと伝わります。山門は、尾張徳川家の先祖代々のお墓がある建中寺から移されました。
本尊の千手観音は女性の安産授乳にご利益があります。手水舎・線香立て・絵馬など、こちらもインパクト大。ご利益を求め、女性や夫婦、妊婦さんが多く参拝しています。
名称:間々観音(龍音寺)
住所:愛知県小牧市間々本町152
公式・関連サイトURL:http://www.city.komaki.aichi.jp/kanko/modokoro/002871.html
8.五枚岩が有名な「熊野神社(岩崎山砦)」
岩崎山中腹に位置する「熊野神社」は、県指定天然記念物の「五枚岩」がある神社。五枚岩は、花崗岩の節理面に沿って風化・浸食がすすみ、分離したもの。5枚の岩が平行に並んで高く突出した珍しい景観を作り上げています。近寄って見てみると、岩の裂け目の1つに石像がひっそりと祀られています。
熊野神社は、豊臣秀吉と徳川家康が争った「小牧・長久手の合戦」において、徳川家康が本陣を置いた小牧山を臨む最前線の砦として、秀吉側が築いた砦跡。
岩崎山から産出される岩は、名古屋城の石垣にも使われています。熊野神社一帯は、都市公園としての整備が進行中。山頂からは、小牧山周辺の眺望が楽しめます。
名称:熊野神社(岩崎山砦)
住所:愛知県小牧市大字岩崎1337
公式・関連サイトURL:http://www.city.komaki.aichi.jp/bunkazai/bunkazai/ken/002785.html
9.狐の吉五郎伝説を想う「小牧山稲荷神社」
小牧山を歩いていると、朱色の鳥居が並ぶ「小牧山稲荷神社」が見えてきます。小牧市は狐伝説が多く伝わる地域。小牧山稲荷神社は、「吉五郎伝説」に登場する小牧山に住んでいた狐の親分「吉五郎」を祀っています。
「小牧・長久手の合戦」で徳川の本陣となった小牧山も、やがて人の入らぬ原生林が生い茂り、狐の住処になりました。そんな中、親分的存在だったのが吉五郎。小牧山の狐と正眼寺の狸が化け比べをした、芝居見物に狐が現れたなど、狐に関する噂が飛び交います。小牧の土地を研究していた津田応助が、この狐の噂に昔話を盛り込んでみました。そして完成したのが、『伝説・老狐小牧山吉五郎』。
お梅という美女狐をめぐり、恋人の美男狐だった藤九郎と、小牧山の吉五郎が恋のバトルを繰り広げ、やがて吉五郎一家と藤九郎・お梅連合軍との争いに発展していきます。小牧山を登る際は、狐伝説を髣髴しながら、ぜひ稲荷神社にも訪れてくださいね。
名称:小牧山稲荷神社
住所:愛知県小牧市堀の内1 小牧山中腹
公式・関連サイトURL:http://www.komaki-kanko.jp/sub1/kanko-spot.html
10.脇本陣としての役割を果たした旧家 岸田家
1800年頃に建てられた「岸田家」は、江戸時代末に脇本陣としての役割を果たした旧家。それから180年余りの時を経て、小牧市の指定有形民俗文化財に選定されました。建物のひさし屋根の部分に「屋根神様」と呼ばれる屋根神を祀り、小牧村の庄屋が江戸時代末期に書き記した古文書が多く残っています。
かつて、建物の西側には小牧御殿や代官所がありました。現在も目の前を走る道路は、旧・上街道です。北側には、ポケットパークという町家見学者用に作られた小牧宿や代官所についての解説板が設置されています。
岸田家は江戸時代の小牧宿をしのぶことができる建物です。予約をすれば内部見学ができますが、同家の方の住居でもあるため、マナーを守って見学しましょう。
名称:岸田家
住所:愛知県小牧市小牧4-827
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/ShRVut
11. 、飛行機に浪漫を感じる 航空自衛隊小牧基地 オープンベース
飛行機にロマンを感じる方におすすめなのが、航空自衛隊小牧基地で行われる「オープンベース(航空祭)」と呼ばれるお祭りです。小牧基地に配備されている飛行隊の機内公開をし、その内部を見学することができます。陸上自衛隊・海上自衛隊・名古屋市消防局の航空機も参加し、飛行展示や航過飛行を行います。中でも、一番の見所となっているのがブルーインパルスのアクロバット飛行!想像以上の迫力に目が離せません。
2014年の大規模災害で小牧基地から松島基地へ大規模な空輸活動をしたことから、それ以降災害対策を中心にした展示が行われ、私たちの防災意識が高まる場にもなっています。オープンベースは、毎年2月~3月頃に開催。公式サイトをチェックして見逃さないようにしてくださいね。
名称:航空自衛隊小牧基地「オープンベース」
住所:愛知県小牧市東田中1200
公式・関連サイトURL:http://www.mod.go.jp/asdf/komaki/index.html
12.信長が過ごした秋の夜「こまき信長夢夜会」
毎年中秋の名月の頃、織田信長が天下統一への道を踏み出した小牧山で開催されるイベントが「こまき信長夢夜会(ゆめやかい)」。「もし信長が現代に生きていたら、どのような夜会をするのだろう?」というコンセプトのもと、「美・食・癒」をテーマに、信長が過ごした秋の夜が再現されます。
まずは、ポルトガルから日本に伝わったワイン。信長はワインを日本で初めて飲んだ人と言われています。会場内では、ワイン講座が開かれ、バルがオープン。小松ワイナリーが醸造したワインの販売も行われます。
信長にはもう1つ「日本で初めて」といわれる記録があります。それは、ライトアップ。信長は、無数の提灯で城を闇夜に浮かび上がらせ、人々を楽しませたといわれています。これにちなんで、会場内は光の演出で彩られます。月光に照らされた小牧城と相まった光景は幻想的。
また、信長は能や狂言を好んでいたことも有名です。自ら踊りを披露したり、「御狂」を催していたことから、夢夜会では信長が好んだ薪能やタンゴのステージを展開。フードコートや和洋のスイーツが楽しめるカフェエリアもあり、夢夜会は毎年大盛り上がり。信長に招かれた客人になったつもりで、夢夜会を楽しんでくださいね!
名称:こまき信長夢夜会
住所:愛知県小牧市堀の内1-1
公式・関連サイトURL:http://www.nihon-kankou.or.jp/detail/23219ba2212072714
13.生きるために必要なことを学ぶことができるお寺「福厳寺」
室町時代に創建された「福厳寺(ふくごんじ)」は、参詣して終わりではなく、生きるために必要なことを学ぶことができる寺院です。
日ごろのストレスなど心身にたまった負担を和らげるデトックス合宿などのテンプルステイは、海外の方からも人気。一般企業を対象にした研修合宿も実施。精進料理や写経、座禅など日本文化を体験できます。
愛知県小牧市大草に540年続く福厳寺秋葉大祭
— #剣道 バズウォール (@BuzzWall_Kendo) December 7, 2016
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赤鬼を本堂まで担ぎ込めるか!?もみくちゃ必至
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毎年12月の第2日曜日には、有名な「秋葉大祭」を開催。火渡り神事で身も心も清め、一年の反省とより良い次年をお祈りします。祭りのメインである火渡り神事は、毎年数千人の人々が建物の2階部分まで燃え盛る火の中を渡ります。怖く感じるかもしれませんが、その気持ちに負けない強い精神力を持つことの大切さを学び、1年の穢れを焼きはらいます。
名称:福厳寺
住所:愛知県小牧市大草5229
公式・関連サイトURL:http://daisozan.fukugonji.com/
14.名古屋コーチン専門店「かな和」
愛知県小牧市を訪れたら、グルメも堪能したいところ。小牧市は名古屋コーチン発祥の地であり、市内には記念モニュメントがあります。名古屋コーチン専門の「かな和」は、テレビや本でも紹介された新鮮な名古屋コーチンを食べられる評判のお店。
親子丼やかつ丼はもちろん、コーチン石焼・コーチン味噌鍋・刺身などメニューが豊富です。コーチン石焼は陶板にのせ、自分で好みの焼き加減に焼いて食べられます。醤油ダレに漬け込んだコーチンが香ばしく、皮はパリッと、中はジューシー。ご飯が何杯もすすむ美味しさです。
刺身には、名古屋コーチンのたたきも入っています。リクエストすれば生が苦手な方にも対応してくれるので安心。個室もあり、ゆっくり過ごすことができるお店です。ランチメニューもあるので、気軽に利用してみてくださいね。
名称:かな和
住所:愛知県小牧市東田中1632-1
公式・関連サイトURL:http://nagoyakochin-kanawa.jimdo.com/
15.名古屋コーチン100%!「ハム・ソーセージ工房ヒラテ」
ハムやソーセージといえば豚肉を思い浮かべる人が多いですよね。ここ、「ハム・ソーセージ工房ヒラテ」では、鶏肉100%のハムやソーセージを製造・販売しています。使用している鶏肉は、もちろん小牧発祥の「名古屋コーチン」!鮮度の良いコーチンを、国産のさくらチップでじっくり一つひとつ丁寧に手作りしています。オーナーは鶏肉一筋50年と、まさに鶏職人。
名古屋コーチンのもも肉を燻製したスモークチキンハムは、普通のハムとは一味違います。ハムの周りに鶏皮が巻かれているのも特徴的。加熱すると、ハム全体から脂があふれ出ますが、、この脂は上質な味わい。全くくどくありません。身は柔らかく、コーチン特有のコリコリとした歯ごたえも活きている一品。ご飯のおかずやお酒のつまみにぴったりです。鶏肉なので、ヘルシーなところっもうれしいですね。
店の前には「豚じゃなくて、ごめんなさい!」というユニークな看板が目をひきます。鶏好きな方にはたまらないお店ではないでしょうか。ぜひ一度、ご賞味ください。
名称:ハム・ソーセージ工房ヒラテ
住所:愛知県小牧市大字岩崎321
公式・関連サイトURL:http://www.nagoya-kouchin.com/
◎まとめ
愛知県小牧市の観光スポットを中心にご紹介しました。信長・家康・秀吉など有名な偉人とゆかりの深い小牧市には、小牧山をはじめ、歴史ファンにうれしいスポットがいっぱい。さまざまなタイプの寺社、美術館、公園、プール、航空自衛隊小牧基地やおすすめのグルメスポットなどがそろっています。
歴史探訪も良し、アクティブな旅やグルメ観光も良しと自分に合った過ごし方ができる町。年に1度しか開催されないお祭りやイベントもあるため、事前に公式サイトなどで調べて、小牧への旅のプランを立ててくださいね。
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