世界に誇る奇祭も！愛知県小牧市でオススメしたいお祭り6選

愛知県小牧市は名古屋市の北方にあり、東名高速・名神高速・中央自動車道の結節点で、交通の要衝となっています。街の中央には織田信長が築城した小牧山城があり、このお城を中心に栄えてきた街なんです。古い城下町のため、神社仏閣も多く、特に田縣（たがた）神社の「大男茎形神輿」は奇祭として国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れます。また間々観音は間々乳観音とも呼ばれ、日本で唯一授乳にご利益があるというお寺もあるというユニークな街です。そんな小牧市でオススメのお祭りをご紹介します。

1. 田縣神社豊年祭

愛知県小牧市、田縣（たがた）神社の豊年祭は天下の奇祭です。「野も山もみなほほえむや田縣祭り」とうたわれ、地元の人達も国内外から訪れた大勢の観光客もみな笑みがこぼれてしまう愉快なお祭りです。このお祭りの主役は、直径60センチ、長さ2メートル、重さ250～300キロという巨大な男性のシンボルをかたどった「大男茎形神輿」です。毎年ヒノキの巨木から新たに彫り出されます。

それを神輿にして男衆たちが担ぎ、御旅所から行列をなして、田縣神社に奉納する祭事です。五穀豊穣、万物有成、子孫繁栄を祈願するお祭りで、毎年3月15日に行われます。お神輿は3台あり、先頭は鳳輦という、田縣神社の御神体を納めたお神輿、続いて、祭神建稲種尊を納めた御前神輿、そして陽物神輿が続きます。その迫力に度肝を抜かれる日本が誇る奇祭、ぜひ体験しに訪れてくださいね。

2. 小牧平成夏祭り

小牧市の夏の風物詩「小牧平成夏祭り」は、毎年7月下旬に開催されます。このお祭りは小牧市の友好都市・北海道二海市八雲町で行われている八雲山車行列を参考に、平成元年から始まった市民まつりです。小牧市の中心部を20台ものねぷた山車が練り歩き、地元の人達による華麗な踊りパフォーマンス、そして約60軒もの屋台が祭りを盛り上げています。

祭りは2日間行われ、最終日のフィナーレには手筒花火や、アメリカ花火など1,000発を超える花火が打ち上げられます。勇壮な和太鼓演奏も披露されます。小牧市が大いに盛り上がる2日間、ぜひ訪れてみてくださいね。

3.小牧神明社春の神明祭

小牧神明社春の神明祭（小牧まつり）は、小牧市指定有形民俗文化財に指定されているお祭りです。初代藩主徳川義道が小牧に来遊したおり、ボタンの造花数十本を下賜し、子供たちに持たせて歌舞揺踊りさせたのが始まりといわれています。山車は一両で、山車の上で出し物が演じられます。昔は子供歌舞伎でしたが、現在では舞踊が演じられています。

4. 小牧神明社秋葉祭

神明社秋葉祭は、毎年8月20日前後の土日に行われます。神明社の境内社秋葉社のお祭りです。江戸時代から続く伝統のお祭りで、山車とからくり人形が有名です。地域を火災から守ることを祈願したお祭りです。4両の山車（唐子車、聖王車、湯取車、西王母車）がどんでんと言って、山車の前輪を担ぎ上げ、山車を回転させる妙技が披露され、クライマックスを迎えます。

5. 小牧市民まつり

「小牧市民まつり」は小牧市最大の市民祭りです。「ふれあいの輪をひろげよう」がテーマとなっており、市民団体が中心となって市内全域で様々な催し物が開催されます。小牧市誕生25周年を記念して始められたお祭りです。三英傑（織田信長、豊臣秀吉、徳川家康）パレードもあります。

小牧山会場では保育園のお遊戯、和太鼓演奏、ヒーローショー、子供相撲など。市民会館会場ではクラシックバレー、大正琴、日本舞踊、バンド演奏など。駅前会場ではダンスコンテスト、物産展、親子映画劇場など盛りだくさんなプログラム。ぜひおこしくださいね。

6. 小牧山さくらまつり

小牧市の「小牧山さくらまつり」は、小牧山で毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催されます。小牧山には約10種類1200本の桜があり、毎年11万人以上の人達が訪れています。夜間にはライトアップされ、昼、夜と楽しむことができます。

お城と桜のコントラストが見事で、見所となっています。開花時期は毎年少しづつ違いますからお出かけ前に確認してください。さくらまつり期間中は各種のイベントもたくさん計画されています。お城の小牧市歴史館もこの時期に限って午後8時まで入館可能ですよ。

◎まとめ

愛知県小牧市でオススメしたいお祭りをご紹介しました。伝統を感じるお祭りや市民の手作り感が暖かいお祭り、そして世にも奇妙な奇祭など、興味深いお祭りがたくさんありましたね。この他にも、福厳寺の秋葉大祭の火渡り神事、小牧市総合公園のバラ・アジサイまつりなども有名です。ぜひ小牧市を訪れてお祭りを楽しんでくださいね。

世界に誇る奇祭も！愛知県小牧市でオススメしたいお祭り6選