【skyticketスタッフの休日宗谷旅/前編】ANAプレミアムクラスで稚内!サハリンを臨む宗谷岬で平和を祈る…

【skyticketスタッフの休日宗谷旅/前編】ANAプレミアムクラスで稚内!サハリンを臨む宗谷岬で平和を祈る…

日本最北の都市である稚内。1945年まで日本領であったサハリン(樺太)を眺めることができ、日本の端っこに来たことを実感できます。今回、skyticketライターである筆者(以下、「私」と表記)は一人旅で稚内を旅しました。稚内に行くのは今回が初めてではありませんが、稚内はいついっても新たな発見があります。

新型コロナウイルス禍で国外に脱出できない今、異国となってしまったサハリンを見ることで、目の前にある国境を越えることができないもどかしさを痛感。意義深い旅となりましたよ。

そんな今回の旅行で感じたありのままを綴っていきます。

※この記事の料金・ダイヤ等は2020年10月現在のものです。

目次

【skyticketスタッフの休日宗谷旅/前編】ANAプレミアムクラスで稚内!サハリンを臨む宗谷岬で平和を祈る…

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まずは羽田空港から稚内空港へ

羽田空港第2ターミナル

ANAで羽田空港から稚内空港に出発します。出発するのは羽田空港第2ターミナル。ここから旅が始まると思うとワクワクしますね!しかも今回乗るのはちょっとラグジュアリーなプレミアムクラス。旅の楽しみがより一層膨らみます。

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プレミアムクラスの乗客はANAラウンジが利用できる

ラウンジの入口

チェックインを済ませ、保安検査場を通って出発ロビー内にあるANAラウンジへ向かいます。このラウンジはプレミアムクラスの搭乗客と一定数以上の搭乗をした上級会員専用。ビールサーバーも併設したドリンクバーもあり、ゆったり寛げる空間になっていますよ。

今回の稚内行きはバスでの搭乗なので20分前に搭乗口へと向かいました。

羽田→稚内のANAのプレミアムクラスに搭乗!機内食もある

プレミアムクラスの座席 座席背面

「プレミアムクラスご搭乗ありがとうございます」とプレミアムクラス担当の客室乗務員がお出迎え。シートも一般座席に比べて、広々ゆったりとしていますよ。機内にはUSBコネクタがあり、スマホの充電も可能。また、wifiもついているので、上空にいる間はインターネットで仕事や暇つぶしができますよ。

この日搭乗したのはエアバス社のA321という機種でした。

テーブルも広々

テーブルは前についているのではなく、サイドのひじ掛けから取り出します。広々していますよ。

プレミアムクラスでは機内食がある!

機内食が味わえる

ANAプレミアムクラスでは機内食があります。この日のメニューは明太子厚焼き玉子、赤魚西京焼き、鶏照り焼きなどが出てきました。どれも一流シェフが素材の味を生かしてメニューを作っているので、おいしかったです。

稚内空港が近づいてきた

眼下に宗谷丘陵が広がる

宗谷丘陵の地形を眼下に見ると間もなく稚内空港です。ここで、プレミアムクラスともお別れ。あっという間の2時間でした。

空港からは宗谷バスに乗り稚内市街へ。

稚内駅は日本最北の鉄道駅!レールはここで終わる

JR稚内駅・キタカラ

日本最北の駅、稚内駅です。近年改築され、道の駅「キタカラ」が併設されています。日本最北の映画館やお土産店、観光案内所、コンビニ「セイコーマート」も。近くには相沢食糧百貨店もあり、一通りのものはここでそろいます。

稚内駅構内

駅構内は広く、ターミナル駅といった感じですが、発着進列車は特急列車を含めて1日6~7本です。今では廃止された天北線が乗り入れていたころはもっとにぎわっていたのでしょうね。

最北端の線路

出典: HAPPY SMILE / PIXTA(ピクスタ)

最北端の線路モニュメントも

日本最北端の線路

JRとしては日本最南端の鹿児島県にある西大山駅から延びてきた線路はここで終わり。昔は稚内桟橋までもう少しレールが伸びていました。

せっかくなので乗車してみた

宗谷本線の列車

稚内駅を発着する列車です。「宗谷」「サロベツ」は4両~6両ですが、普通列車は1両編成。普通列車は1日3~4本しかありません。最終日、空港へ向かう際に連絡バスでなく列車に稚内駅から南稚内駅まで乗ってみましたが、ツアーのお客さんが多数で、地元の人はあまりいませんでした。

宗谷本線は赤字路線ですが、国境地帯へ向かう路線として重要な位置を占めています。

ちなみに南稚内駅と抜海駅の間では利尻山の絶景が拝めるポイントがあり、観光客にも人気です。

案内板や道路標識もロシア語併記!国境の町稚内を感じる

ロシア語も表記 道路標識もロシア語併記

バス停や道路標識にもロシア語が併記されています。稚内港からサハリンのコルサコフまで以前はフェリーが出ていましたし、船員さんも多いのでこのようになっているのでしょうね。キリル文字にエキゾチックさを感じます。

筆者が宿泊した宿「The Stay Wakkanai- ホステル」は気さくなスタッフが対応してくれる

稚内駅からすぐそばの場所にあるホテル 明るいロビー

今回は「The Stay Wakkanai- ホステル」の4人部屋のドミトリーに宿泊。稚内駅から徒歩30秒というロケーションにありながら、安らぎのひと時を過ごすことができました。「GoToトラベル」の対象ではありませんが、気さくなスタッフや他のお客さんとも交流できてよかったです。

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おすすめホテルはほかにも!

日本最北のシティホテル サフィールホテル稚内室内

サフィールホテル稚内は日本最北のシティホテル。宗谷湾を眺められるオーシャンビューの客室は絶景ですよ。シングルでも客室は広く、快適に過ごすことができます。私が以前宿泊したとき印象に残ったのが朝食で、とてもおいしかったことを覚えています。また、稚内空港行きバス乗り場や利尻・礼文行きのフェリーが発着する稚内港フェリーターミナルもすぐです。

ドーミーイン稚内の温泉 ドーミーイン稚内の室内

こちらも以前宿泊したことがあるのですが、最上階にある露天風呂から眺める稚内の夜景が美しかったことを覚えています。稚内の夜景は2018年「日本夜景遺産」の自然夜景遺産部門に認定されています。こちらも朝食にイクラといった海鮮料理が出てくるなど、美味でしたよ。

日本最北の地、宗谷岬へ向かう

日本最北のバス停

稚内駅前バスターミナルから9:39発のバスに乗って宗谷岬へ向かいます。宗谷岬へ向かうバスで利用できるのは13:20発との実質2便のみ。ほかのバスに乗ると帰りのバスがありません。運賃は1420円(小児、障がい者半額)

バスは稚内空港近くの自動車学校前バス停を過ぎ、富磯、宗谷地区へ向かいます。結構長い距離を走り50分ほどで宗谷岬バス停に到着。日本最北のバス停もここです。

宗谷岬の歌碑

「宗谷岬」歌碑

船村徹氏が作曲し、ダ・カーポ(一番初めは黒木真理さんという方が歌っていました)が歌ったことで有名になった「宗谷岬」の歌碑があります。ボタンを押すと音楽が流れる仕組みです。私もこの歌はよく知っているので、感慨深い気持ちになります。

日本最北の地の碑

日本最北端の地の碑

「日本最北端の地 The northmostpoint in Japan」と書いてあります。北方領土を除き民間人が到達できる日本最北端の地がここ。北極星をイメージした三角錐のモニュメントが特徴的です。

クリリオン岬(西能登呂岬)も見える!

クリリオン岬が見えた

この日はサハリン(樺太)のクリリオン岬(日本名:西能登呂岬)が見えましたよ。日本から異国の地が見える数少ない場所です。

宗谷岬周辺のモニュメント

日本とロシアの国境ということもあり、さまざまな平和を考えさせられるモニュメントが建てられていますよ。

あけぼの像

あけぼの像

北海道における牛乳生産量100万トン突破と、飼育乳牛50万頭突破を記念して建立されました。「天北酪農の夜明け」を象徴しています。

ラ・ペルーズ顕彰記念碑

ラ・ペルーズ顕彰記念碑

西洋人として最初に宗谷海峡を通過したフランスの探検家、ラ・ペルーズを顕彰する記念碑です。宗谷海峡はラ・ペルーズ海峡と国際的には呼ばれています。彼とその船はオセアニアの探検の途中で消息を絶ってしまうのですが、乗員の1名が遭難前にカムチャツカで降り立ち、そこからフランスに記録を持ち帰えりました。また、消息を絶つ直前にシドニーで遭遇したイギリス艦に記録を渡したりしたため、彼の功績が後世まで伝えられています。

海軍望楼

海軍望楼の建物

海軍望楼は樺太・千島交換条約で日ロ国境となった宗谷海峡を見張るために建設されました。明治時代から残る稚内市内でも珍しい建物になっています。

世界平和の鐘

世界平和の鐘

世界81か国から集められたコインやメダルにより鐘を鋳造。2つあり、もう1つは沖縄県石垣市に設置されています。

子育ての鐘も併設。

宗谷海域海軍戦没者慰霊碑

宗谷海峡戦没者慰霊碑

太平洋戦争中に宗谷海峡ではさまざまな船や潜水艦が撃沈されています。この記念碑は犠牲になったそれらの船の乗組員を慰霊するものです。

平和の碑

ワフー号の乗組員も慰霊する

宗谷海峡で沈んだアメリカの潜水艦「ワフー号」と「ワフー号」によって日本海で沈められた日本商船5隻の犠牲者696名を慰霊するために1995年に日米合同で建立しました。日米合同で慰霊碑を設置するのは珍しいです。

祈りの塔

大韓航空機撃墜事件の慰霊碑 大韓航空機撃墜事件の碑

1983年9月1日にサハリンのモネロン島沖で起きた大韓航空機撃墜事件の慰霊碑です。脇には亡くなった1人1人の名前が刻まれており、犠牲者の多さを物語っていますよ。

19.83mある塔の高さは事故発生の年を、16枚の羽は遭難者の母国を、269枚の白御影石は遭難者の数を表現。宗谷岬公園における平和祈願の象徴の1つです。

アルメリアの花が周りを彩っています。

宮沢賢治文学碑

宮沢賢治文学碑

宮沢賢治は教え子の就職のあっせんと、亡くなった妹トシの鎮魂のために当時日本領だったサハリン(樺太)へ渡る前に宗谷にも立ち寄っています。宗谷挽歌として記録にも残っており、この記念碑はそれを記念したものです。

おなかが減ったら間宮堂で塩帆立ラーメンを

間宮堂で塩帆立ラーメンを 間宮堂のラーメン

おなかが減ったら公園のそばにある間宮堂で塩帆立ラーメンをいただきましょう。あっさりとしたスープに海鮮のうまみが詰まっておいしいです。

宗谷岬ならではの記念品&お土産をゲットしよう

日本最北のお店「柏屋」

日本最北のお店であるお土産店「柏屋」では「最北端到達記念証明書」を100円で売っていますよ。また、お土産も日本最北端にちなんだものがたくさん置いてありますよ。

日本最北の郵便局で「風景印」をもらおう

日本最北の郵便局「宗谷岬郵便局」では、63円以上の切手を貼った用紙・手紙・はがきを持っていけば風景印という特別な絵入りの消印を押してくれますよ。そのままもらって帰ってもいいですし、差し出したら差し出した相手に自慢できますよ。

風景印自体は日本全国の郵便局においてあり、郵便局によって絵柄も違うので集めてる方も多いですよ。

また、平日、貯金窓口で「ゴム印をください」といって預け入れれば、貯金通帳に預け入れた証明のゴム印を押してくれます。旅行で通帳を持っていくことはあまりないでしょうが、全国の郵便局で記念スタンプをもらうことを趣味にしている人もいます(旅行貯金)。

弁天島は真の日本最北端

真の最北端、弁天島

民間人が入れる最北端の地は宗谷岬ですが、北方領土(北方領土を含めばカモイワッカ岬)を除いた日本の実行支配下にある日本最北端はこの弁天島という島なのです。珊内(さんない)のバス停付近からよく眺めることができます。

間宮林蔵渡樺の地も

宗谷岬の西側には間宮林蔵がサハリンへ渡った場所があります。彼はサハリンにわたりサハリンが島であることを確認しました。そして、間宮林蔵はアムール川下流まで調査を行ったので、当時を知る貴重な資料になっていますよ。

旅はまだまだ続く

間宮林蔵と日本最北端の地の碑

いかがでしたでしょうか?後編は「稚内市樺太博物館」「氷雪の門」「開基百年記念塔・北方記念館」をそれぞれご紹介します。これらは稚内の歴史やサハリン(樺太)の歴史がわかるスポットになっていますよ。

続きにもご期待ください。

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