高知県いの町の観光10選 体験型観光からグルメまで体感できる場所が満載

画像出典:シュート / PIXTA(ピクスタ)

高知県いの町の観光10選 体験型観光からグルメまで体感できる場所が満載

高知県の中央に位置するいの町。日本で最も水質が良いと言われている「仁淀川」と国定公園にも指定されている「石鎚山」があり、とても自然が豊かな場所です。

いの町には、川と山にまつわる魅力的な観光スポットがあります。今回はこの町のことをあまり知らない方のために、絶対に足を運んでほしい観光スポットをいくつか紹介します。

目次

高知県いの町の観光10選 体験型観光からグルメまで体感できる場所が満載

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1.道の駅「木の香」

道の駅「木の香」は、四国山地の中央に位置する道の駅。山岳観光の起点になる場所として、多くの登山者が集まります。「木の香温泉」という宿泊施設も備えているのと同時に、豊かな山の幸、川の幸を味わうことができるとあって、いの町の魅力を濃く感じることができる場所です。渓流下りの基地でもあることから、登山をする予定がなくともレジャーを楽しむことが可能で、県外からも多くの家族連れ観光客が集まります。

普通車専用の駐車スペースが58台分あるので、自家用車やレンタカーでの観光にも対応。食事処もあるので、ランチに立ち寄ってもいいでしょう。お勧めはアマゴの塩焼き。オープンテラスで食べるアマゴの塩焼きは、山の空気と川の美味が合わさって、とても美味しく感じられます。

木の香温泉も併設されていて、温泉宿に宿泊することもできます。隣接する宿泊施設では、新鮮な山の幸や川魚料理が出されて、本格的なヨーロッパ風料理も食べることができます。道の駅木の香の一番のポイントは、四季折々の景色です。冬場は特に山々の雪化粧を見る事ができて最高の眺望です。秋には紅葉が素晴らしく、草木が色鮮やかな紅色に変わった姿はここでしか味わえません。

2.633美の里

出典: ja.wikipedia.org

道の駅「633美の里」は伊野インターチェンジから車約30分。国道439号線と国道194号線が交わる所にあります。「633」という数字は、この2つの国道の番号を足した数字で、そこに「美」の文字を付け加えて「633美(ムササビ)」と読むことにしたのだとか。実際、この近くの森にはムササビがいて、その存在と掛けて命名したのだそうです。

道の駅「633美」では、地元農家がこだわって生産した野菜のほか、軽食やパンなどが売られています。「さつまいもパン」や、吾北地区で採れた小麦粉を使った「アーモンドマカロン」、3日もかけて作る「パイ」などが人気で、その美味しさから多くのリピーターがいます。すべて地元のお母さんたちの手作りで、その味からはお母さんたちの愛情をいっぱい感じることができるはずです。

食事処では地元で採れた野菜を使った料理が味わえる「633美定食」が人気。お土産品なら「田舎みそ」や「手作り丸こんにゃく」「手作り豆腐」「山菜ピクルス」などが人気です。

3.レストパークいの

レストパークいのは「高知」と「おいしい」をキーワードに、海・山・川・人の恵みを大切にした野菜や魚介類のおいしい食材などを販売しています。地元の農家が育てた新鮮な野菜、丁寧に育てた苗が購入できるほか、美味しいご飯を食すことができる「手作りおふくろの味食堂」があります。

食堂のおすすめメニューは、土佐牛のカレーライスと四万十うどん。そのほかカツ丼や季節の天ぷらなどもありますので、子供から大人まで美味しく食べられるメニューがそろっています。

地元の農家が育てた産直野菜は、スーパーで買うそれとは鮮度が異なりとても美味しいので、ぜひ買っていってもらいたいところ。春はキャベツ、いんげん、スナップえんどう、アスパラガス。夏はナス、トマト、ゴーヤ、ズッキーニ。秋はジャガイモ、サツマイモ、ゴボウ、シイタケ。冬は大根、白菜、ショウガ、ホウレンソウ、水菜などが販売されています。

また、「おいしいごはん本舗」というネットショップもあり、観光でいの町に来てからお土産で買って帰った後にもう一度欲しいと思ったときは、ここで購入可能。たくさんの特産品が販売されていますが、その中でも四万十川の恵みの水で作られた「香り米」が最高に美味しくておすすめです。

4.仁淀川リバークルーズ

「仁淀川リバークルーズ」とは、仁淀川で体験できるカヌーとラフティングのこと。最近知られるようになった、蒼く美しい川「仁淀ブルー」「奇跡の清流」を見ることができるアクティビティです。

カヌー初心者でも一からレクチャーしてくれるので安心。カヌーの漕ぎ方から方向転換まで、すべてを教えてくれてもらえます。講習が終わったら、いざ出発です。カヌーは1人乗りと2人乗りがあるので、人数に合わせて選びましょう。1人乗りのカヌーは小学校4年生以上が対象。2人乗りのカヌーは、大人が同乗するのであれば3歳以上から乗れます。

カヌー以外にもラフティングがあります。こちらは3歳以上であれば、誰でも参加可能。カヌーとラフティングの両方を同時にできる欲張りなツアーもあるので、どちらも体験したいという人におすすめです。

5.にこ淵

仁淀川は、仁淀川は高知県と愛媛県を流れる川。流路全長は124km。流域面積1560平方kmにもなり、水辺の利用率が全国一です。

仁淀川は上流に行くほど水が綺麗で、水中の魚が全て水面から見ることができるほど。また仁淀川の上流には「にこ淵」と呼ばれる滝壺があり、その美しさは筆舌に尽くしがたいほど素晴らしいものです。

なお、「にこ淵」へは車で1時間以上かかります。最寄のパーキングへ着いたその後は、1人しか通れないような獣道を下って行くことで、やっと「にこ淵」に到着します。

6.「いの町紙の博物館」

いの町は土佐和紙の産地としても有名です。そんな土佐和紙の歴史を展示しているのが「いの町紙の博物館」。1000年以上昔から続く伝統の技について知ることができます。館内では、土佐和紙の歴史が1000年前から現在まで丁寧に書かれたパネルが展示されており、伝統技術の尊さを存分に学ぶことが可能です。

和紙の歴史を紹介している場所は2室あり、片方では和紙が実際にどのような役割をしてきたのか、どのように使われてきたのかを中心に展示しています。もう片方では、和紙ができ上がるまでの工程を紹介しています。

また、世界に一枚しかない自分専用の和紙を漉く体験コーナーがあります。紙の元となる原料を溶かしてから紙料を汲みあげ和紙を漉く本格的なもので、はがきや色紙を作ることができますよ。

7.道の駅「土佐和紙工芸村」

仁淀川沿いにある道の駅「土佐和紙工芸村」。キャンプやカヌー、その他川遊びをすることができる自然環境に恵まれた道の駅です。

道の駅土佐和紙工芸村では名前に「和紙」という言葉が付いていることから分かるように、伝統工芸の手すき和紙作りを体験することができます。その他にも「農産加工・炭焼き体験」もできます。いろいろなアクティビティがある「体験型道の駅」なので、子供と一緒に行っても楽しめますよ。

他にも、地元の食材を利用した料理を出すレストランや、薬用風呂があるクアハウスなど、いの町ならではの名物がたくさんある道の駅なので、ぜひ立ち寄ってみてください。

8. 蘇鶴温泉

蘇鶴温泉は、道の駅「土佐和紙工芸村」のすぐ近くにあります。地元住民もよく利用する、地元の風情が感じられる温泉です。

蘇鶴温泉は1000年の歴史がある高知県内最古の温泉で、鶴が傷ついた時、ここの温泉で湯あみをしてから蘇ったという言い伝えから「蘇鶴」という名前が付きました。その名が示す通り、傷の治療が期待できます。温泉周辺には宿泊施設もあるので、泊りがけで利用することもできますよ。

9.笹ヶ峰

笹ヶ峰には132ヘクタールにも及ぶ草原があります。そこには「笹が峰牧場」があり、明治35年に開場してから現在まで続いています。

標高1300mの高所にあり、降水量も少ないため夏は爽やか。まるでスイスの高原にでも来てしまったのではないかと思える環境です。6~7月にかけてはキンポウゲが花咲き、初夏の景色に彩を添えます。そんな風景を眺めながら、牧場内の牧道をトレッキングするのも一興です。

秋になると、あたり一面紅葉で埋め尽くされます。一年の中で最も美しくなる時期なので、秋の観光でいの町に行ったときは、絶対に足を運びましょう。

10. 瓶ヶ森UFOライン

瓶ヶ森UFOラインは絶景のドライブスポット。石鎚山を背景に全長約17kmの道路が走っており、いの町に行ったら一度は通ってもらいたい場所です。標高1300mから1700mの区間をドライブすることができます。空気が澄んでいて、都会では見ることができないような四季折々の絶景を眺めることができますよ。

なおドライブラインは、空に一番近い道ということで「UFOライン」という名称が付いています。もしかしたらUFOにあうことができる?? かもしれませんね。

◎まとめ

いの町の観光スポットをいくつか紹介してきましたが、読んでみて行きたくなりましたでしょうか?決して大きな町ではありませんが、サイズ以上に楽しめる観光スポットやアクティビティがいっぱいあります。高知観光を予定している方はぜひ、いの町まで足を伸ばしてみてください。

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