苗場スキー場といえば、冬はスキーのメッカとしてその名前を知られていますが、実は紅葉も有名なスポットです。全長5481mにも及ぶ「苗場ドラゴンドラ」では、10月10日から11月3日まで標高に応じて変わりゆく紅葉のさまを眺めることができますよ。
今秋は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止として「プライベート空間で安心、気軽にゆったり空中散歩」をコンセプトにゴンドラの定員を8名から4名(同一グループの場合は5名以上可能)に減らして営業しますよ。
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日本最長5,481mの長さを誇り、片道約25分の道のりをアップダウンしながら進んでいくゴンドラです。
一番の絶景ポイントと呼ばれる14号柱付近では、まるで紅葉の中に飛び込んで行くような急降下を体感でき、鮮やかに色づいた錦秋の山々の姿には圧巻。また、美しい清流のせせらぎに心癒やされる清津川やエメラルドグリーンに輝く二居湖等、季節の移ろいで日々変化していく大自然の姿を思い思いに楽しむことが可能。
下り乗車の31号柱付近からは、ドラゴンドラのほぼ全区間を見下ろせる絶景ポイントがあり、その姿はまるでドラゴンの背のような景色ですよ。真下には清津川やエメラルドグリーンに輝く二居湖も広がります。
標高が、山麓駅は921m、山頂駅は1,346mと、400m以上の標高差があるのが特徴。乗車時間は約25分です。
標高1000~1200m付近の紅葉が色づき始めます。14号柱~24号柱付近では紅葉の中に包まれていくような景色をはじめ、美しい清流のせせらぎに心癒される「清津川」や錦秋の山々に包まれたエメラルドグリーンの「二居湖」とのコラボレーション、そして31号柱付近では、ドラゴンドラのほぼ全区間を見下ろせる景色等、まさに苗場ドラゴンドラからの空中散歩を満喫できる時期となります。
標高900~1,000m付近にある「カラマツ」が黄金色に染まり始めます。カラマツはマツ科カラマツ属の落葉針葉樹なのに黄葉するめずらしい木であり、山頂方面の山々の紅葉が終わった頃からその姿を黄金色に変えていきます。西日に照らされると、さらにその輝きを増し、色鮮やかな紅葉とはまた違った黄金色の絨毯(じゅうたん)の上を空中散歩で楽しめます。