小田急が「赤い1000形車両」を8月に小田急全線で運転！車内は箱根仕様♪
2019年に箱根を襲った台風19号。箱根登山鉄道も大きな被害を受けましたが、7月23日から運転を再開します。それを祝して小田急電鉄では普段は箱根登山鉄道内を中心として運転されている赤い1000形車両1編成を普段乗り入れない新宿駅まで8月1日から8月31までの期間限定で運転します。
シルバーの6両編成1000形と併結され、10両編成で運転。車体色だけでなく社内でも特別な演出で箱根登山鉄道の復活を祝います。
※こちらの情報は2020年7月14日時点のものとなります。コロナウイルスによる影響で変更となる可能性があるため、詳しいお知らせは小田急電鉄、箱根登山鉄道のサイトをご確認のほどお願い致します。
目次
小田急が「赤い1000形車両」を8月に小田急全線で運転！車内は箱根仕様♪
車体色はスイス・レーティッシュ鉄道のベルニナ急行をイメージしている
箱根登山鉄道は、鉄道として3番目に世界遺産に認定されたスイスのレーティッシュ鉄道と姉妹提携を結んでおり、今回走行する1000形もレーティッシュ鉄道の塗装を取り入れ、車体色を赤色にしました。
上の写真はレーティッシュ鉄道の画像です。箱根登山鉄道とレーティッシュ鉄道ベルニナ急行はどちらも山に挑む鉄道で、どちらも雰囲気も似ています。
スイスのレーティッシュ鉄道の記事は下記の記事をご覧ください。
車内にはBGMも流れたり、箱根のポスターも掲示されたりと乗って楽しい工夫がいっぱい
箱根の美しい風景などのポスターが掲示され、スマホで添付された2次元バーコードで読み取ることにより動画を楽しめます。
また、箱根ゴールデンコースオリジナルテーマ曲「ＨＡＫＯＮＥＣＴＩＯＮ（ハコネクション）」が日中時間帯において新宿駅停車中や走行中に放送されます。
同曲は連続テレビ小説「マッサン」BGMを手掛けた富貴晴美さんが作曲。メインテーマ1曲を含む32曲で構成されており、箱根の11か所で聞けます。
小田急多摩線や江ノ島線でも見られるチャンス
赤い1000形車両は多摩線や江ノ島線を普段走行することはありませんが、今回はそちらも走行するので、見る機会があります。ただ、1編成しか期間中いないので見られたらかなりラッキーです。8月1日から8月31日まで走りますが、同車が車両検査の日は走りません。
箱根登山鉄道は7月23日に運転を再開し、箱根は多くの人でにぎわうでしょう。同日にはロマンスカー「おかえり登山電車号」も運転されます。
なお、電車の撮影の際には周りの方の迷惑にならないようにルールを守って撮影しましょうね。
画像提供：小田急電鉄株式会社
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