もう一度行きたくなる町・竹原市のおすすめ観光スポット4選

画像出典:俺の空 / PIXTA(ピクスタ)

もう一度行きたくなる町・竹原市のおすすめ観光スポット4選

竹原は昔、京都下鴨神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれていました。その昔の風景を今も残しているのが竹原市の中でも上市と下市です。昔ながらのお屋敷や街並みが今も残り、訪れた人からの評判も良いので多くの観光客が訪れます。海と山、両面からの恩恵をうけた美味しいグルメがあり、夏になると海水浴やハイキングなどのアクティビティも盛んになります。春夏秋冬を通して様々なお祭りが行われ、地元の方々の結束力と竹原市を愛する気持ちが伝わってくる素敵な観光都市なのです。

そんな竹原市に来たらぜひとも訪れてほしい観光スポットを4つ紹介します。ゆっくりと散策しながら竹原市の歴史にも触れてみてください。きっと竹原市が好きになること間違いありません。

目次

もう一度行きたくなる町・竹原市のおすすめ観光スポット4選

1. ここだけは外せない「竹原市重要伝統的建造物群保存地区」

出典: K.F. (CC BY-SA 3.0)

昭和57年12月16日に国の指定を受けた保存地区では、様々な歴史を持った建物に出会えます。重要伝統的建造物群保存地区の最古の建物は、1691年のもの。散策しているだけでどこか懐かしい気持ちになり、そのほかにも妻入り、平入り、長屋型、高塀をもつ屋敷型なども見られます。

特徴として他の地区のように統一されたデザインではないので、歩きながら発見できるのも楽しみの一つ。江戸・明治・昭和が調和した街並みは、デザイン性が豊かで竹原市でしか体験できないですよ!中でも県内屈指の老舗として知られる竹鶴酒造は、ニッカウィスキーの竹鶴政孝の生家としても知られ享保18年に作られたものです。

現在は酒造関係の資料館としても公開されており酒造についての歴史を今に伝えています。歩いているだけで様々な発見がありとても魅力的な場所。格子なども透かし彫り、出格子などこだわりのデザインがあるので歩きながら探してみるのも中々味なものですよ。時間をかけてゆっくりと楽しむ竹原の観光スポットです。

2. リゾートアイランド「休暇村 大久野島」

出典: 菅野崇 (CC BY-SA 3.0)

竹島市の瀬戸内海に浮かぶリゾートアイランドとして知られる「休暇村 大久野島」は周囲4.3キロメーターの小さな島。フェリーに乗って移動します。一般の車が走らないでこの島では、時間が遅く感じられます。ソテツやヤシの木など南洋植物で彩られた景色がリゾート気分を盛り上げてくれますよ。

地図から消された島としても知られ、別名「毒ガス島」とも言われています。太平洋戦争の時に化学兵器製造の実態を今も伝える貴重な島で、一般向けの地図からは消されていた島なんだとか。

毒ガスの影響で多くの犠牲者が出たことでも知られています。今ではウサギ島ともいわれ島中に可愛らしいウサギがたくさんいます。人慣れしているので餌をあげると寄ってきますよ。

そもそもなぜ島にウサギがいるのかというと、小学校で買っていた数羽のウサギが繁殖を繰り返し今の状態になったとのこと。今では700匹以上に上り、ウサギ目当てで観光客が訪れるほど。ホテルにいながら野生のウサギが生活している姿を見ることができるので何だか癒されます。

休暇島では瀬戸内海の綺麗な海と美味しいグルメも堪能でき、夏になれば海水浴場・ハイキングなど遊べる場所がたくさんあります。釣りやサイクリングなどもできるので、夏は特に賑わいます。

3. 清水寺を舞台にした?「西方寺普明閣」

出典: OS6 (CC BY-SA 3.0)

西方寺の観音堂である普明閣は、明和2年(1756年)に建立されました。西方寺本堂横の高台に位置し、京都の清水寺をもとにしているとも言われていて、竹原市で一番有名な建物といえるでしょう。

『時をかける少女』や『たまゆら』というアニメの舞台になったことでも知られています。西方寺普明閣の名前は聞いたことがなくても、その姿を見たことはあるという人もいるのではないでしょうか。

普明閣に上がると竹原の町全体を見ることができます。心がほっとして旅行に来たことを忘れてずっとここにいたくなるような風景です。竹原市のシンボル的な存在なので一度足を運んでみてくださいね。

4. 体験型観光スポット「石風呂温泉岩乃屋」

瀬戸内海周辺の風呂文化、石風呂が体験できる「石風呂温泉岩乃屋」。大久野島や大三島などの島々が目の前に広がる海沿いにある、忠海宮床海岸の洞窟に海の藻を敷き詰めた日本古来の蒸し風呂です。高温多湿の石室の中で新陳代謝を高めることができます。戦前はこのような石風呂がいくつかあったようですが今は残っているのはここだけ。

かつては瀬戸内海周辺など温泉の出ない地域を中心に、疲れを癒やす施設としてあちこちに存在し、庶民に親しまれてきたそうです。 60~90度と40~60度の2つの浴室があり、入浴施設ではないので体を洗うことはできませんが、入ったあとは肌がさらさらになり美肌効果も抜群です。男女混浴のため水着の着用が必須です。

1年中営業しているわけではないので、季節によっては利用できない場合もあります。旅行前に公式ページを要チェック!

◎まとめ

竹原市は深い歴史と昔ながらの街並みが息づく広島観光では外すことができない観光スポットです。都会ではないけれど、ここにしかないものがたくさんあるので広島に来たときは一度訪れてみてくださいね。

今回紹介した観光スポット以外でも「かぐや姫美術館」「たけはら美術館」「藤井酒造㈱酒蔵交流館」といった観光施設があり、1日では見て回ることができないほど観光できる場所がたくさんあります。

自然も多く春は桜、秋になると紅葉で彩られ、観光スポットをより美しく彩る日本ならではの風景が広がります。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

竹原でおすすめの記事

竹原のアクセスランキング