京都のランドマークタワー！京都タワーを徹底紹介

京都の玄関口にそびえたつ京都タワー。京都観光へ行ったことのある人なら、一度は目にしているのではないでしょうか。何の変哲もないビルの上にタワーがのっているだけのように見えますが、実はビル内だけでも京都の魅力を存分に味わえる観光スポットになっているんですよ。そんな京都タワー観光の楽しみ方をご紹介します。

京都タワーとは？

1964年12月に誕生した、高さ131メートルの京都タワー。京都市街では最も高い建造物で、街を照らす灯台をイメージして京都駅前に作られました。

京都タワーは鉄骨を使用しない特殊な構造ですが、京都市で震度5を観測した阪神淡路大震災の時も地震動に耐え、高い安全性を証明しました。また無鉄骨タワーとしては、なんと世界一の高さを誇っているんですよ。

そんな京都タワーは展望台だけでなく、ホテルやレストラン、ショッピングなど様々な楽しみ方ができます。京都観光では意外と見逃せないおすすめスポットなので、ぜひチェックしてみましょう。

京都タワーへのアクセス方法

京都駅と京都タワーは地下道で直結しています。雨などの天候や気温を気にせず訪れることができるのも、おすすめポイントです。また、京都駅の各路線からの所要時間は下記の通りです。

■JR「京都駅」
　新幹線中央口より　徒歩4分
　中央口より　徒歩3分
　地下東口より直結　徒歩2分
■京都市営地下鉄「京都駅」北改札より直結徒歩2分
■近鉄「京都駅」近鉄改札口より徒歩8分

展望台で京都を空から眺めよう

地上100メートルの高さにある京都タワーの展望台からは、京都市内を360度ぐるっと見渡せます。無料の望遠鏡がいくつか設置されていますので、ぜひ覗いてみて下さい。

京都タワーの展望台にはタッチパネル式の観光案内モニターがあるので、どの方角に何が見えるか分からなくても大丈夫！清水寺や西本願寺などの京都を代表するお寺はもちろん、晴れた日には大阪の街まで見えることも。

同じ京都の景色でも、夕陽に照らされる夕方や、夜景が輝く夜は昼間とは雰囲気へと変わります。訪れる時間によって色んな京都の顔を見られるので、京都タワーの展望台はいつ行っても楽しめる場所です。

ビュッフェを楽しむ「タワーテラス」

京都タワービル3階（京都タワーホテル内）には、ビュッフェを楽しめるレストラン「タワーテラス」があります。朝食・ランチ・スイーツ・ディナーとどの時間でも楽しめるようになっていますが、特におすすめなのが朝7時から営業している朝食ビュッフェ！

ホワイトたまごを使ったホワイトジャンボオムレツ、アサイージュース、そしてラクティーエッグという卵白を乳酸菌で発酵させて作るドリンクなど、他のビュッフェでは珍しいものもあります。もちろん京都といえばのおばんざいもあるので、ここでエネルギーをチャージしてから観光に行くのもいいですね。

ラウンジで大人の１杯

京都タワーの展望階3階にあるスカイラウンジ「空」－KUU－。地上45メートルから京都の夜景を一望できる大人の空間になっています。京都駅から近いので、時間を気にせずロマンチックな時間を過ごせるのもポイント高いですね。

実はここからの景色、京都タワーの展望室とほぼ同じなんです。午後はカフェ営業もしているので、食事をしながらゆっくりと京都の景色を楽しみたい方にもおすすめですよ。

「京都タワーサンド」でお土産も

京都タワービル地下1階・1階・2階では京都の食・ショッピング・ワークショップを楽しめます。その中でも特におすすめのお店を紹介しましょう。京都タワー限定品も見逃せませんよ！

「加美屋」京都タワービル1階

あぶらとり紙やスキンケア商品など、先人の知恵と伝統を受け継いだ京コスメを多数取り揃えています。特にあぶらとり紙は充実しており、竹炭を配合したものや生八ツ橋風のものなどスタンダートなものから京都らしいものまで幅広く、ついつい手に取ってしまうこと間違いなし！

その中でもおすすめなのが【なが～いあぶらとり紙】。こちらは京都タワーサンド限定商品となっており、京都タワーにちなんで従来品よりタテに2倍長いロングサイズ。皮脂が多いTゾーンや頬のように、広い範囲も一瞬でカバーできます。京都タワーの柄も可愛いですよ。

「ROLLY'S ROLL ICE CREAM KYOTO」京都タワービル1階

今や東京にも出店していますが、実は京都発のロールアイスクリーム専門店なんです。メニュー以外にもオリジナルアイスをオーダーすることができますが、ぜひ京都タワーサンド限定アイスをご賞味ください。

【京都宇治抹茶プレミアム】￥1,100（税別）　
京都の宇治抹茶を使用したロールアイスにオレオをミックスイン、さらに抹茶ロールケーキやわらび餅をトッピング。京都がぎゅっとつまったロールアイスで一息つくのもいいですね。

「京都しゃぼんや」京都タワービル1階

Made in Kyotoにこだわった無添加石鹸を中心としたバスグッズや美容用品を取り扱っています。

魅力的な商品はたくさんありますが、特におすすめなのが人気店とのコラボリップクリーム。なんと唐辛子や八つ橋など、京都の定番土産がリップクリームになっています。コラボアイテムの特徴を生かしつつ、厳選された素材を使い開発には3年もかかったのだとか。一瞬ぎょっとするフレーバーですが、唇もしっかりとうるおうため女子には喜ばれること間違いなし！竹製の容器も京都らしく、お土産にぴったりですね。

「The Roots of all evil.」京都タワービル地下1階

京都タワーサンド内にあるスタンディングバーでは、見た目だけでなく味も独創的なカクテルが豊富に揃っています。

植物を使ったカクテルでは、花やフレッシュハーブがそのまま浮かんでおり、飲むのがもったいないくらいの美しい仕上がりに。普段写真を撮らない人も、ここではつい撮ってしまうのだとか。もはや味が想像できない竹炭や鰹ダシを使ったカクテルも試す価値あり！

カクテルだけでなくインテリアにも植物を多く使っているせいか、店内はほのかに自然の香りも。ぜひフォトジェニックな空間を京都タワーでお楽しみ下さい。

「七條甘春堂」京都タワービル2階

京都タワー2階の老舗和菓子屋さんでは、京都らしい和菓子作りを体験できます。

季節の花をモチーフにした練り切りやきんとん。家で作るにはハードルの高いお菓子ですが、シンプルな工程で作るためどなたでも楽しく作れます。完成した和菓子のうち1つは抹茶を点てていただき、残りはお持ち帰り。

1時間前までの予約で体験できるため、当日観光途中に思い立ってからでも間に合うのがありがたいですね。また1回約60～90分と短い時間で作ることができますので、観光だけでなく色々楽しみたい方におすすめです。

京都タワーサンドでは、まだまだ紹介しきれないくらいワクワクするお店がたくさんあります。予定より長居してしまった！なんてことになるかもしれませんよ。

北新館にも注目のレストラン

京都タワービル北新館には、美味しいだけでなく遅い時間まで営業しているレストランがあります。駅近で遅い時間までがっつり食べられるお店、覚えておくと助かりますよ！

「創作厨房菜花亭」北新館1階＆3階

京都タワーの北新館にある「創作厨房菜花亭」は、中華ベースの創作料理店ですがお刺身や串焼き、点心など、１品料理の種類も豊富なのが魅力です。もちろんラーメンや炒飯などの定番中華も。夕方早い時間、まだ居酒屋が開いていない時間に飲めるのもポイントで、京都観光の合間にサクッと飲みたい方にもおすすめのレストランです。

「ダニエルズルーチェ」北新館4階

こちらは本場さながらのイタリアンが味わえるレストランですが、他ではあまり見かけない珍しいクラフトビールも豊富に揃っています。ビアタワーから注がれる生ビールに熱々ピザなど、ビール好きにはたまらない場所なのは間違いなし。京都観光でビールの飲み比べをするのもいいですね。

観光途中に京都タワーの大浴場でリラックス！

京都タワービル地下3階には、なんと大浴場～YUU～があります。

京都駅直結！ハンドタオル付き！と、気軽に立ち寄れますね。7時から22時（最終入場21：30）まで営業しているので、夜行バスで早朝に到着した方が観光前によく利用しています。観光客だけでなく地元の人にも愛されるお風呂で、心も体もすっきりしてみてはいかかでしょうか。

憧れのきもので京都観光

京都タワービル3階にある「きものレンタルwargo」では、着物や浴衣を借りられます。

京都エリア最大級のレンタル店とあり、ベーシックな着物から豆千代モダンやアンティーク、袴など珍しい着物がたくさん！お子様用や外国人のお客様でも着られる大きめサイズもあるので、誰と来ても一緒に楽しむことができます。

京都は坂や階段が続く観光スポットが多いので、慣れない草履歩きでは不安になりますよね。ゆっくり歩きこまめに休憩することが、着物＆草履で観光するポイントです。

アクセス抜群！宿泊にもおすすめ

「京都タワーホテル」は京都タワービル内のホテルです。魅力はなんといっても、アクセス抜群のロケーション。JR・地下鉄の京都駅すぐなのはもちろんのこと、バスターミナルも目の前なので、天候が悪くてもスムーズに移動できます。京都タワービル内には飲食店や京都ならではのお店も数多く入っているので、建物から出ずに食事をしたりショッピングを楽しめるのも魅力の一つですね。

またこちらのホテルには京都タワーのキャラクター、たわわちゃんのコンセプトルームがあります。部屋中にたわわちゃんがあふれているこのお部屋は、大変人気の限定ルーム！宿泊したい方は早めに予約しましょう。

最後に

もはや京都観光がここで完結するのではないかと思わされる京都タワー。観光をゆっくりする時間はないものの、帰りの新幹線やバスまで少し時間がある時にもぴったりですね。こちらには観光客向けのインフォメーションセンターもあり、荷物を預けたり、京都以外の交通チケットや入場券を購入することもできます。京都観光後、次の目的地の準備までできるなんて他にはありません！ぜひ色々な楽しみ方で京都タワーを満喫して下さいね。

京都のランドマークタワー！京都タワーを徹底紹介