熊本県玉名市の観光スポット10選!漱石ゆかりの花の里へ行ってみよう

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熊本県玉名市の観光スポット10選!漱石ゆかりの花の里へ行ってみよう

熊本県玉名市は夏目漱石の名作『草枕』の舞台となった街。市内の至るところに『草枕』にゆかりある観光スポットがたくさんあります。また玉名市は菊池川の河口にあり、水の町として古くから発展しました。懐かしい雰囲気が漂う観光スポットもちらほら…。他にも、藤や菖蒲といった美しい花々が街を彩ります。そんな玉名市のちょっとオトナな観光スポット10選を紹介します。

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熊本県玉名市の観光スポット10選!漱石ゆかりの花の里へ行ってみよう

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1.玉名温泉・小天温泉

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玉名駅から玉名市役所の方向へ車で10分ほどのところに玉名温泉があります。温泉街には温泉旅館や日帰り温泉施設がたくさんあり、どこへ行こうか迷ってしまうほど。温泉街の中心にある立願寺公園では、無料の足湯もありますよ。観光の休憩に立ち寄るのにピッタリです。

小天(おあま)温泉は、玉名温泉から車で20分ほどのところにある温泉。夏目漱石の名作『草枕』に登場する温泉です!彼はロンドンに留学しているときに、日本に帰ったら小天温泉に行きたいというほどこの温泉を愛していました。公営の「草枕温泉てんすい」では、遠く有明海を眺めながら温泉に浸かることができます。

玉名が誇る二つの温泉。玉名観光の満喫するなら、欠かせない観光スポットですよ!

2. 蓮華院誕生寺奥之院

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風格のある五重塔のが印象的なお寺。願いを叶えるお寺として知られる蓮華院誕生寺奥之院です。玉名に生まれた皇円という僧を、大菩薩として信仰しています。

この蓮華院誕生寺奥之院の最大の見どころが、「飛龍の鐘」!世界最大の梵鐘で、その大きさには圧倒されます。毎朝6時と12時には鐘が撞かれ、多くの人々の願いを載せた音が境内に鳴り響きます。他にも仁王門や皇円菩薩の大仏など、迫力のある見どころがいっぱいの蓮華院誕生寺奥之院。玉名の神社仏閣を訪れるなら、必見の観光スポットです。

3.山田日吉神社

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山田日吉神社は、玉名市中央部からやや西に横たわる丘陵にあります。延暦寺で有名な比叡山とも関わりの深い神社です。

この山田日吉神社の観光の見どころといったら、境内に咲く藤の花!「山田の藤」の愛称で親しまれ、4月の後半には多くの観光客で賑わいます。推定の樹齢は200年に及び、藤棚いっぱいに紫の花が咲き誇ります。藤の花の素敵な香りに包まれて、神社を参拝しましょう。

4.草枕交流館

草枕交流館は、夏目漱石の『草枕』と彼の愛した小天の地の関わりを紹介する観光スポットです。ホールでは漱石と、小天に別邸を構えた前田家の暮らしについての映像を上映。他にも、前田家と関わりのある中江兆民や孫文らの資料を展示し、小天の魅力を観光客に伝えています。

玉名、とくに小天地区は『草枕』の舞台となった街。小説を片手に観光すると、よりいっそう楽しめることでしょう。

5.前田家別邸

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「漱石・草枕の里」の中にある前田家別邸は、玉名でも人気の観光地です。ここは、自由民権運動の活動家として知られる前田案山子が建てた別邸。夏目漱石は1897年に、この前田家別邸に宿泊しました。そして、漱石はこの屋敷をモデルに名作『草枕』を書き上げました。現在でも、漱石が宿泊した部屋や温泉などがあり、当時のようすを今に残します。

また、この前田家別邸は、スタジオジブリの宮崎駿監督作品『風立ちぬ』にも登場します!数々の超がつくほどの有名な作品のモデルになった前田家別邸。そこに流れる空気を吸うだけでも、風情ある雰囲気に魅了されるでしょう。

6.蛇ヶ谷公園

玉名温泉かたほど近くのところにある蛇ヶ谷(じゃがたに)公園。テニスやグランドゴルフなどのスポーツ施設があり、玉名の人々の憩いの場所です。また、有明海を眺めることができる展望所もあり、爽快感のある景色を楽しめます。

しかし、蛇ヶ谷公園の見どころはそれだけではありません。じつは、蛇ヶ谷公園は花の名所としてイチオシの観光スポット!特に3月下旬~4月上旬は桜とツツジが園内を華やかにします。花に彩られた街、玉名にふさわしい観光スポットに一度訪れてみませんか?

7.高瀬裏川花しょうぶまつり

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江戸時代に造られた石垣や眼鏡橋など、見どころの多い高瀬裏川。この高瀬裏川で5月下旬から6月上旬にかけて開催されるのが、「高瀬裏川花しょうぶまつり」!川沿いに広がる紫や白の花が、爽やかに街を彩ります。また、夜にはライトアップも。光に照らし出された花しょうぶの美しさにはうっとりします。

まつりが開催されているときは、玉名観光物産展など気になる観光客が気になるイベントも行われます。玉名観光のお土産などをここで手に入れるのもいいですよ。

8.玉名大神宮

玉名大神宮は、質素ながらも広い境内に構えるひとつひとつの建物から、長い歴史の重みを感じる観光スポットです。かつて景行天皇が九州征伐をした際に、玉杵名(たまきな)と呼ばれたこの地に軍を進めました。その際に、この地域に勢力をもった中尾玉守という人物が天皇の味方をし、「土蜘蛛」を討伐。その玉杵名は、のちに「玉名」という地名になり、中尾玉守はこの神宮の宮司になったそうです。

玉名大神宮の周辺には大坊古墳などの古墳遺跡が点在。歴史好きなら訪れたい観光スポットですね!

9.高瀬眼鏡橋

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江戸時代から、玉名の街の発展を支えた高瀬裏川。その当時の街のようすを思わせる観光スポットが、高瀬眼鏡橋です。芸術的なこの橋は、昔の玉名のシンボルであり、水運の拠点でした。

近くには、高瀬眼鏡橋とはまた違った形の秋丸眼鏡橋があります。100mほどと非常に近いので、合わせて観光するといいでしょう。街の雰囲気を楽しむのにオススメの観光スポットですよ。

10.玉名市歴史博物館こころピア

玉名市は菊池川の河口にあり、古くから港町として繁栄した街です。そんな玉名の歴史を紹介する観光スポットが、玉名市立歴史博物館こころピアです。古代・中世・近世と、それぞれの時代に活躍した玉名の街。よく知ることで、もっと玉名が好きになるはずです。

また、この歴史博物館こころピアの名物が同田貫(どうたぬき)!熊本が生んだ名刀、同田貫を展示しています。『子連れ狼』など多くの作品に登場する同田貫を近くで見学するのは、貴重ですとよ!また、近年の刀剣ブームで多くの観光客が訪れています。

まとめ

玉名市の観光スポット10選、いかがでしたか?ちょっと知的でオトナな観光をするのにピッタリの観光地がいっぱいありましたよね。夏目漱石の『草枕』にゆかりのある観光名所も、行けば自慢したくなりますよ。

実は玉名市は、熊本ラーメンの原型ともいわれる玉名ラーメンが名物グルメ!一度は食べておきたい逸品です。他にも、花しょうぶまつりのほかにも、大俵まつりなど大盛り上がりのイベントが行われます。九州新幹線の開通と新玉名駅の開業により、観光しやすくなった玉名市。九州を観光する際は、ぜひ訪れてみてください。

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