【茨城・つくば市】筑波宇宙センターで最先端の宇宙開発技術を学んでみよう！

「科学のまち」つくば市を代表する観光スポットとして大人気の「筑波宇宙センター」。緑あふれる広大な敷地内には、試験用として開発された本物のロケットや人工衛星が展示されており、子供から大人まで幅広い世代に親しまれています。この記事では、まるで宇宙にいるかのような気分を味わえる「筑波宇宙センター」の見どころやアクセス方法、楽しみ方について詳しくご紹介していきます。

※ 掲載情報は2020年3月現在のものです。

筑波宇宙センターとは？

「筑波宇宙センター」は、1972年に開設された宇宙開発の研究施設です。東京ドーム約11個分という広大な敷地には、宇宙飛行士の育成施設や人工衛星の管理を行う管制棟のほか、ロケットの歴史や研究内容について学べる展示館「スペースドーム」と、さまざまなイベントを行う「プラネットキューブ」が備えられています。

宇宙に関する資料や映像をただ見て学ぶのではなく、実際に触って体験できるのが魅力のこの施設。かつて宇宙飛行士を夢見た方はもちろん、宇宙開発に興味がある方にぜひおすすめしたい観光スポットとなっています。

見学ツアーでより詳しく！（事前予約制）

筑波宇宙センターでは、より施設の魅力を知ってもらうための見学ツアーを開催しています。一般では立ち入ることのできない宇宙飛行士養成施設や、国際宇宙ステーション「きぼう」の運用管制棟の見学も含まれているので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか？

【所要時間】約70分
【開催時間】11:30～／15:00～（各定員40名）
【料金】一般（学生を除く18歳以上）500円
【予約方法】公式ホームページからのWEB予約
※中学生以上の参加者は、写真付きの身分証が必要となります。
※情報は2020年3月現在のものです。

見どころ①：スペースドームはロケットエンジンの展示が人気

「スペースドーム」は、2015年にリニューアルされた無料の展示館です。日本の宇宙開発の歴史を学べる資料や歴代の人工衛星、実際に使用されたロケットのエンジンなどが展示されており、宇宙好きにはたまらない空間となっています。

最大の見どころは、国際宇宙ステーション「きぼう」の実物大モデル。忠実に再現された内部では、かつて「きぼう」に滞在した若田宇宙飛行士と筑波宇宙センター管制室との通信の様子が映像で流れており、臨場感あふれる宇宙体験を楽しめます。

館内は自由見学となりますが、説明員による無料ガイドも行われているので詳しく学びたい方はぜひ。ガイドは1日5回の開催で、途中参加および途中退出が可能です。

【開催時間】10:00～／11:00～／13:00～／14:00～／15:00～

見どころ②：コラボ企画も多いプラネットキューブ

スペースドームに隣接する「プラネットキューブ」では、季節ごとにさまざまな企画展が開催されています。過去には、人気漫画『宇宙兄弟』とのコラボ企画展も行われ、大いに賑わいました。現在開催中の企画展や今後のスケジュールは、公式ホームページを要チェック！

見どころ③：ミュージアムショップでお土産や宇宙食を買う

筑波宇宙センターに来たらぜひ立ち寄りたいのが、プラネットキューブの中にある「ミュージアムショップ」です。ここでは「JAXA」のロゴ入りアイテムや宇宙食など、筑波宇宙センターならではの商品を手に入れることができます。

中でもおすすめは、宇宙飛行士が実際に食べている宇宙食。フリーズドライなので食感はパサパサしていますが、味はしっかりと再現されておりまるでスナック菓子のようです。たこやきやグラタン、カレー、ケーキ、プリンなどフレーバーも豊富に揃っていますよ。

その他にも、「JAXA」のロゴ入りTシャツやピンバッチ、宇宙モチーフの文房具といったお土産にぴったりのアイテムが目白押しです。

筑波宇宙センターのアクセス

【電車】
・JR常磐線「荒川沖駅」西口のバスターミナル4番のりばから、関鉄バス「筑波大学中央行き」または「つくばセンター行き」で約15分。バス停「物質材料研究機構で」下車後、徒歩1分です。
・つくばエクスプレス線「つくば駅」のバスターミナル4番のりばから、関鉄バス「荒川沖駅行き」で約6分。

【高速バス】
・JR各線「東京駅」八重洲南口から、関鉄バス「つくば号」で約1時間。バス停「並木一丁目」で下車後すぐです。

【車】
・常磐自動車道「桜土浦IC」から約7分。
・圏央道「つくば中央IC」から県道19号線を経由して約12分。

【茨城・つくば市】筑波宇宙センターで最先端の宇宙開発技術を学んでみよう！