名称:津和野カトリック教会
住所:〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ66-7
公式・関連サイトURL:http://www.sun-net.jp/~otome/
津和野町にある殿町通りは、島根県の人気観光スポットのひとつです。山陰の小京都とも呼ばれる殿町通りには見どころがたくさんあります。
津和野町の殿町通りにあるおすすめスポットや見どころをご紹介します。休日にのんびり散策するのにピッタリの場所ですので、ぜひ出かけてみてください。
目次
「山陰の小京都」と呼ばれる津和野・殿町通りの見どころ5選
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1.堀割を泳ぐ無数の鯉
津和野町のメインストリートとして知られる「殿町通り」には、駅から徒歩10分ほどで到着します。
城下町として栄えてきた街中には今も当時の姿のまま佇む土蔵や史跡が点在しており、津和野町の観光スポットとしても注目されています。
まっすぐ1本の道が続く殿町通りは中央に石畳の道があり、石畳の道をはさむように歩道と堀割となまこ塀が両サイドに続くのが特徴的です。
堀割は用水路として使われていたもので、城下町を築いたとされる坂崎直盛公がボウフラを退治するために鯉を養殖したという由来があります。
メインストリートの堀割だけでも500匹前後の鯉がいるといわれており、地元の人や観光客を楽しませています。
5月になると堀割に咲く花菖蒲が見頃を迎えるので、ゆったりと泳ぐ錦鯉と花菖蒲という風情ある光景を楽しめるのがポイントです。
2.津和野カトリック教会
津和野駅からのんびり10分くらい歩くと、城下町の中に突如として石造りの津和野カトリック教会が姿を現します。
昭和6年にヴェケレー神父が建てた教会は、聖堂に畳敷きというユニークな一面を持っています。
外観は西洋ゴシック建築だというのに、聖堂に足を踏み入れると畳が見えるという意外なギャップがあり、椅子ではなく畳に座るというユニークさが注目されています。
ステンドグラスを使用した窓からは、さまざまな色の光が差し込み幻想的な光景を楽しめるとあって、写真を撮影していく観光客も少なくありません。
敷地内には乙女峠展示室があり、浦上キリシタンが使用していた水瓶や、浦上キリシタンの中心人物として知られる、守山甚三郎の日誌やデスマスクなどを展示しています。
津和野カトリック教会に行くなら、ぜひ乙女峠展示室にも立ち寄っていってください。
3.藩校養老館跡
津和野藩主亀氏が天明6年に創建した、津和野藩の学校だった場所です。
嘉永6年の大火で一度は焼失するものの、安政2年に現在地で再建されるという経緯があります。
明治5年に廃校となってからは昭和46年に一度修復されるも、老朽化により平成27年に解体後復元工事が行われ現在に至ります。
藩校養老館跡一帯は県指定史跡として、津和野町でも有名な観光スポットです。
館内には偉人を紹介するパネルや貴重な資料が展示されています。
槍と剣術を教えていた「武術教場」は、当時の姿のまま今も残されているので要チェックです。
先ほど紹介した殿町通りの一角にあるので、お堀の鯉や花菖蒲を見に行く際に立ち寄れますよ。
・入館料: 100円(税込・料金は2020年2月時点)、館内見学のみ
・営業時間: 9時から17時
・休館日: 12月30日から1月4日
名称:藩校養老館
住所:〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ66
公式・関連サイトURL:http://www.tsuwano.net/www/contents/1000000023000/index.html
4.津和野藩家老・多胡家表門
津和野藩筆頭家老として時代を担った多胡家の表門は、殿町通りの一角に佇んでいます。
切妻造りの茅葺屋根に、4本の本柱に2本の控柱という当時のままの姿を見物できる貴重な観光スポットです。
多胡家表門は、薬医門という特徴があります。
薬医門というのは門を開けずとも横に設置した扉から出入りできる構造で、患者が出入りしやすいようにという目的で造られた門のことです。
現在は門しか残されていませんが、歴史を感じさせる佇まいでも不思議と周囲に馴染んでいます。
県の有形文化財に指定されている建造物は、なかなか見られない貴重な観光スポットとしておすすめです。
名称:津和野藩家老・多胡家表門
住所:〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田
5.食事処&土産処「沙羅の木」
殿町通りをゆっくり散策して、休憩やランチを食べたくなったら「沙羅の木」に行きましょう。
カトリック教会の向かいに、赤い瓦屋根が特徴的な建物があります。
津和野出身の森鴎外を偲ぶ文芸茶房としても有名です。
名物の特選コーヒーは地元の人にもファンが多く、お店の看板メニューとなっています。
食事は郷土料理やお弁当など豊富なメニューが揃っており、お弁当は店内でも食べていけますしテイクアウトも可能です。
店内の一角には源氏巻を製作する工房があり、作業している様子を窓越しに見物できます。
民芸品の販売もしているので、お土産もこちらで購入できて便利です。
手漉き和紙や和紙人形作りを体験できる教室もあるので、観光の記念にいかがでしょうか?
名称:沙羅の木
住所:〒699-5605島根県鹿足郡津和野町殿町
公式・関連サイトURL:http://www.saranoki.co.jp/index.html
◎花菖蒲が美しい初夏にぜひ
津和野町にある殿町通りは、城下町の風情が残る魅力的なスポットです。
山の麓にあるため普段はとても静かですが、花菖蒲がシーズンを迎える初夏には観光客で賑わいます。
メインストリートの殿町通りには休憩に便利な食事処もありますし、お土産も売っているので観光にピッタリです。
路地を入ると歴史を感じさせてくれる土蔵や庄屋が今も当時の姿のまま佇んでおり、タイムスリップしたような不思議体験ができますよ。
花菖蒲の季節は夏本番を迎える過ごしやすい時期でもありますので、機会があったら遊びに行ってみてください。
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