【2022年最新版】鎌倉で行きたい桜の名所

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【2022年最新版】鎌倉で行きたい桜の名所

四季折々の花が楽しめる鎌倉のなかでも、3月下旬以降に見頃を迎える春の桜はひときわ美しく、多くの人々がお花見に訪れます。伝統ある寺社仏閣を中心に「鎌倉で行きたい桜の名所」の魅力と、桜の見頃時期をご紹介します。鎌倉観光とともに、咲き誇る桜を堪能しましょう!

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【2022年最新版】鎌倉で行きたい桜の名所

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鎌倉で桜の見頃はいつ?

妙本寺の桜

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日本を代表する観光名所の古都・鎌倉は桜の名所としても有名で、満開の桜を楽しめるスポットが数多くあります。

そんな鎌倉での桜の見頃は、平均すると毎年3月下旬〜4月中旬ごろ。かつては日本の中心として栄え、たくさんの神社や仏閣がある地として知られる鎌倉も、毎年春になると桜が咲き誇り、華やいだ雰囲気に早変わり。鎌倉を彩る桜を目当てに、春には毎年多くの花見客でにぎわいます。

建長寺

花かぐわしい建長寺

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建長寺は1253年(健長5年)、当時の執権・北条時頼により創建された日本初の禅寺。禅宗の格付けを表す「鎌倉五山」で第1位の格式ある寺院です。

国の重要文化財に指定された「唐門(からもん)」、「法堂(はっとう)」など多くの見どころがある建長寺は、桜の名所としても有名です。

例年2月下旬〜3月上旬には三門の前にあるオカメザクラ、3月下旬からは約300本ものソメイヨシノや枝垂れ桜が開花。特に美しい桜並木が並ぶ三門は鎌倉有数の桜スポットで、桜が作り出したアーチは見るものの心を奪うほどの絶景ですよ。

鶴岡八幡宮

鎌倉の定番スポット鶴岡八幡宮

出典: denkei / PIXTA(ピクスタ)

鎌倉を象徴する神社である鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝により創建されました。鶴岡八幡宮は武士の守護神として、またその後の戦国武将や徳川幕府からも厚い信仰を受けていたことで知られており、国の重要文化財にも指定されています。

鶴岡八幡宮の桜の見頃は、例年3月下旬〜4月上旬ごろ。鶴岡八幡宮の境内の各所で、色とりどりの花や桜が咲き誇ります。

特に源平池は桜の名所として知られ、池のほとりを囲むように咲き誇る桜は実に見ごと。ほかにも白旗神社、旗上弁財天社から臨む絶景の桜景色など、たくさんの見どころがあります。

光明寺

鎌倉光明寺の桜

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光明寺は1243年(寛元元年)、浄土宗の大本山として創立されたお寺です。
材木座海岸にほど近い場所にあるお寺で、光明寺の裏山からは絶景の由比ヶ浜を楽しむことができます。

そんな光明寺では、例年3月下旬〜4月上旬に桜が見頃を迎えます。
毎年3月下旬頃に開催される「観桜会(かんおうかい)」は、光明寺の春の恒例行事。鎌倉でも随一の大きさを誇る山門の楼上の限定公開、抹茶席の設置、チャリティーバザーなど様々な催しがあります。

※2021年の観桜会は、新型コロナウイルス感染防止対策のため中止

円覚寺

北鎌倉の円覚寺の桜

出典: Tony / PIXTA(ピクスタ)

鎌倉五山第2位の円覚寺は、元寇による犠牲者を弔うため1282年(弘安5年)、鎌倉幕府8代執権・北条時宗が創建した寺院です。
円覚寺は北鎌倉駅の目の前にあり、多くのお寺が立ち並ぶ北鎌倉エリアでも建長寺に並ぶほど人気のある観光スポット。日々多くの観光客が訪れています。

円覚寺は春になると桜の名所としての一面を覗かせ、横須賀線の車窓からも桜景色を見ることができます。
円覚寺の桜が見頃を迎えるのは、例年3月下旬〜4月上旬。約6万平方メートルもの広さを誇る広大な境内の至るところで満開の桜を楽しめます。

★2021年3月29日現在、境内の桜は満開です!

長谷寺

春の長谷寺は息をのむ絶景

出典: オフィスK / PIXTA(ピクスタ)

長谷寺が開創されたのは736年(天平8年)、奈良時代のこと。
特に有名な見どころは、長谷寺のご本尊である観音様です。高さ9.18mと、木彫り仏として日本最大級の大きさを誇る「十一面観世音菩薩像」はまさに圧巻!

長谷寺は四季を通じて季節の花を楽しめることから、「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれます。
長谷寺の境内に咲き誇る季節の花を目的とした観光客も少なくありません。

長谷寺に植えられている桜の木の本数は多くありませんが、時期によって多種の花を見られるのが魅力です。桜スポットとしての長谷寺は、例年1月下旬〜4月上旬までの長い時期に桜を楽しむことができます。

1月中旬から下旬には、コフクザクラ
2月中旬~ 河津桜(カワヅザクラ)

3月上旬~ 寒緋桜(カンヒザクラ)

3月下旬〜4月上旬には、ソメイヨシノやシダレザクラが満開を迎えます。

源氏山公園

源氏山公園は桜も見どころ

出典: FotoCAT / PIXTA(ピクスタ)

源氏山公園は豊かな自然が楽しめる公園です。
かつて源氏山は、戦の勝利を祈った源氏の白旗を建てられたことから「白旗山」や「旗立山」とも呼ばれていました。園内には国の史跡・鎌倉の七切通しの1つである化粧坂や、源頼朝像などがあります。

毎年春になると源氏山公園も、花見客でにぎわう鎌倉有数の桜スポット。桜の見頃は例年3月下旬〜4月上旬で、源頼朝像の眼前に広がる桜が人気です。

鎌倉大仏高徳院

鎌倉の大仏とのコントラストも

出典: Tony / PIXTA(ピクスタ)

1252年(建長4年)に建立された高徳院は「鎌倉大仏」で有名なスポットです。
高さ13.35m、重さ121トンの鎌倉大仏は国宝に指定されており、大仏を目当てに国内からはもちろん、外国からも大勢の観光客が訪れています。

高徳院では春になると、鎌倉大仏といっしょに桜を眺めることもできます。
鎌倉大仏の周りには桜の木が植えられていて、例年3月下旬〜4月上旬になると満開に!

誰が何のために、いつ造ったのか明らかにされていない、ミステリアスな一面を持つ鎌倉大仏。
そんな神秘的な鎌倉大仏と大きな桜の組み合わせを楽しめるのは、高徳院だけですよ。

東慶寺

東慶寺 鎌倉

出典: hiroshi / PIXTA(ピクスタ)

東慶寺は1285年(弘安8年)の創建以来、長きにわたって「縁切り寺」として親しまれ、今もなお人気が高いパワースポットです。
封建制度の鎌倉時代~江戸時代には、女性から離婚を求めることができませんでした。そんな世、東慶寺に駆け込むことで多くの女性が救われたといわれています。

東慶寺では一年を通じて四季の草花を楽しむことができます。
春には桜、特に東慶寺ではシダレザクラが有名で、山門や本堂前などいたるところでシダレザクラを愛でることができます。
シダレザクラの見頃は例年3月下旬〜4月にかけて。地面に向かって垂れるシダレザクラの妖艶な魅力をゆっくり堪能してくださいね。

妙本寺

鎌倉・妙本寺

出典: bebenko / PIXTA(ピクスタ)

妙本寺は1260年(文応元年)に創建された日蓮宗最古の寺院です。

もともとはお寺ではなく、鎌倉幕府の有力な御家人であった比企能員の屋敷でした。
しかし1203年(建仁3年)、「比企の乱」が勃発。比企一族は北条氏によって討たれてしまいました。
その後、比企一族の霊を弔うためにお堂を建てたのが妙本寺の起源とされています。

妙本寺が位置する比企谷は豊かな自然がある土地で、春にはあふれんばかりの桜が咲き誇る人気の桜スポットになります。

妙本寺の桜は例年3月下旬〜4月上旬に見頃を迎えますが、鎌倉にある他の桜スポットよりやや早めに開花します。さらに桜が開花した後には少し遅れてカイドウが満開に!春の鎌倉観光におすすめのスポットですよ。

まとめ

鎌倉観光の定番は歴史を感じる寺社仏閣めぐりですが、古都鎌倉は1年を通じて季節の花の色どりを楽しむことができることも大きな魅力。四季折々の花が咲き誇りますが、特に春には満開の桜を愛でに多くの観光客が訪れとてもにぎわいます。

鶴岡八幡宮や長谷寺、鎌倉大仏など、鎌倉には桜の名所がたくさんあります。ソーシャルディスタンスに気を付けながら、寺社仏閣だけではない鎌倉の魅力をぜひお楽しみください。

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