名称：富岡製糸場
住所：群馬県富岡市富岡1-1
営業時間：9:00～17:00（最終入場は16:30）
定休日：年末（12/29～12/31）
入場料金：大人 1000円 / 高校生・大学生 250円 / 小・中学生 150円
※ 富岡市民・未就学児・障害者手帳お持ちの方と介助者（1名）は 無料
公式・関連サイトURL：https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/
群馬県の人気観光名所「富岡製糸場」は、生糸輸出強化を図るために造られた官営模範工場です。昭和62年に操業を停止しましたが、現在はコロニアル様式のノスタルジックな建物が人気を誇り、施設を一般公開しています。2014年に世界遺産登録されたことで注目されている富岡製糸場。今回は魅力溢れる富岡製糸場の観光情報について紹介します。
目次
富岡製糸場でどんな見学ができる？群馬の近代化遺産巡り
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富岡製糸場ってどんな工場なの？
富岡製糸場は明治5年に建築され、生糸の輸出を強化するために造られました。江戸時代末期から外国と貿易を始めた日本ですが、最大の輸出品は”生糸”でした。大量に作られる半面、質の悪い生糸も出回ってしまったため、新たな工場の建設を計画したのです。
外国から生糸の品質改善を求められ、洋式の糸を作る機械の導入、外国人を指導者として迎える場所の用意、そして職人を育てることを目的とした模範工場を造ることになり、完成したのが富岡製糸工場。模範製糸の工場として、日本で初めて建造されました。
現在も工場内には繭から糸を作る建物や繭を保管する建物、繭を選別する建物、そして外国人指導者の住居などがほぼ当時のまま残っているので、見学することができます。
富岡製糸場へアクセスするには？
車でアクセスする場合は、上信越自動道・富岡ICを降りて10分ほどで到着します。
富岡製糸場には専用駐車場がないため、車での乗り入れができません。近隣の駐車場を利用することになりますが、「富岡駅東駐車場」は無料で利用できておすすめ。約200台駐車可能で、富岡東駐車場から富岡製糸場までは徒歩20分くらいかかります。そのため「まちなか周遊観光バス」という、富岡東駐車場を起点に駅や富岡製糸場を周遊するバスを利用すると便利です。
電車でアクセスする場合は高崎駅から上信電鉄に乗り換え、「上州富岡駅」で降りると、10分ほどで富岡製糸場へ向かうことができます。
ガイドツアーに参加してみよう
富岡製糸場では、解説員によるガイドツアーが毎日開催されています。有料ですが、大人200円・子供100円と低料金。約40分ほどの興味深いツアーで、場内の見どころや歴史を学びながら見て回れます。
自分のペースで回りたい方も安心してください。発券所では、音声ガイドのレンタルもあります。
携帯電話のような大きさで、解説ポイントの番号を入力すると、音声で工場内の解説を聞くことができますよ。また、有料ですがスマートフォンなどでも音声ガイドとして使用することが可能です。専用のQRコードを読み取るだけで、誰でも気軽に音声ガイドを楽しめます。
東置繭所
正面から入ると目の前にある「東置繭所」は、巨大な繭を貯蔵する倉庫です。長さ104mあるこの建物は、2014年に国宝指定され、富岡製糸場のシンボルでもあります。
1階は事務所や作業場として使われ、2階は乾燥させた繭を貯蔵するための場所でした。窓がたくさんあるのも特徴です。2階部分は期間限定公開ですが、1階部分は総合案内所として利用されています。
繰糸所
「繰糸所」は繭から何本もの糸を引き出し、やがて1本の糸にする繰糸の器機が設置されている工場です。繰糸所の長さは140mもあり、富岡製糸場最大のサイズを誇っています。創業当初の繰糸器はフランス式のものが300釜設置され、世界でも最大規模を誇っていました。
現在は営業停止まで使用されていた日産製の自動繰糸機が保存され、見学することができます。実際に自動繰糸機が動いている様子を映像や写真で見ることができるので、ぜひ見学してみてくださいね。
体験コーナー・イベント情報
今日は浅間山の麓までキャンプに来ています。
— kanaco (@honeybee_dragon) September 22, 2018
昨日のショックで想定外に体力消耗してしまったので、集合はパスさせてもらい富岡製糸場集合
糸巻き体験させてもらいました。 pic.twitter.com/xHv4GQZXlG
富岡製糸場では毎日様々なイベントが開催され、実際に体験できるイベントもあります。飼育されているカイコの生態を見学できるイベントや、繰糸器の原動力となる「ブリュナエンジン」が動いている様子を見学できるイベントも開催中です。
また、毎週土日祝には座繭から糸をたぐりながら糸枠に巻き取るイベントが実演され、体験することもできます。そして平日には創業当初に輸入されたフランス式の繰糸器の実演も行われていますよ。
さらに、座繰りによる糸枠づくりや繭クラフトなどの手作り体験もできるので、体験を通して富岡製糸場の歴史・文化に触れてみましょう。
◎富岡製糸場おすすめのお土産
見て
— みｽﾞ (@411booooom) September 23, 2018
富岡製糸場のお土産 pic.twitter.com/qfN7UWdfJc
富岡製糸場おすすめのお土産と言えばシルク製品です。販売場所は東置繭所内にある富岡シルクギャラリー。ここでは100％の富岡産シルクを使用したネクタイやコットンハンカチ、ペンケースや名刺入れ、ブックカバーなど国産シルクを使用した様々な商品が販売されています。
シルクを使用したコスメも販売されているので、女性へのお土産にいいですね。シルクは少し手が出しにくい印象がありますが、最高級の高価なものから、手頃なものも販売されていますよ。思い出の品にぜひシルクの商品を購入してはいかがでしょうか？
また、キモかわいいと話題のカイコチョコレートも人気です。カイコの形をしているのでインパクトありますが、ホワイトチョコの甘さが濃厚な味わいになっています。話のネタとして選ぶのもいいでしょう。
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