松江・八重垣神社の楽しみ方|最強の縁結びスポットで恋占い♪

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松江・八重垣神社の楽しみ方|最強の縁結びスポットで恋占い♪

島根にある八重垣神社(松江市)は縁結びのご利益があることで女性に人気の神社です。島根県は出雲大社を始めとしたたくさんのパワースポットが点在する、古の神話の神々がまるで現代にも存在しているかのような神秘の土地。そんな島根県松江市にある八重垣神社の境内には、縁結びにまつわるスポットがあり、参拝だけでなく縁結びを願う方々に嬉しい見所もあります。とくに鏡の池での恋占いが有名でこちらを目当てに多くの方が訪問されています。ここでは最強の縁結びスポット、八重垣神社の魅力をご紹介します。※写真はイメージ

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松江・八重垣神社の楽しみ方|最強の縁結びスポットで恋占い♪

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八重垣神社とは?

八重垣神社

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八重垣神社は宍道湖にも近く、周辺一帯は古墳や遺跡が多い縁結びの里と言われています。神話の世界のヤマタノオロチ伝説は、誰しも聞いたことがある有名なお話ではないでしょうか?八重垣神社は、神代(かみよ)に素盞鳴尊(すさのおのみこと)が稲田姫(いなたひめ)と出会いこの地で結ばれたという伝説の地です。

稲田姫をヤマタノオロチから森に隠したとき、素盞鳴尊は八重垣をめぐらせて姫を隠しました。「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」という求婚の古歌は有名です。この古歌が八重垣神社という名の由来になりました。

八重垣神社には、仲むつまじい夫婦神にあやかり縁結びや家庭円満・子宝祈願を願う人たちが沢山参拝されています。ヤマタノオロチを退治した後、2人はこの地に宮を造って仲良く住まわれました。神様が住まわれていたかも知れない神聖なこの場所に八重垣神社は鎮座しています。

日本最古の結婚式が行われた場所

神前婚のイメージ

神社境内から恋占いで有名な“鏡の池”に続く細い道を進むと、駐車場と結婚式場の間に「古代結婚式発祥の地」と書かれた木の看板が立っています。

素盞鳴尊はヤマタノオロチを退治した後、稲田姫の両親の承諾を得て正式な結婚をしました。八重垣神社のご祭神は、現代の結婚の形を作ったと言われています。神様が結婚した場所で結婚式ができるなんて縁起がいいですね。※写真はイメージ

「鏡の池」で恋占いにチャレンジ

松江・八重垣神社の鏡の池で恋占いにチャレンジ

出典: commons.wikimedia.org

八重垣神社内にある「鏡の池」は稲田姫が鏡として使ったという神秘の池です。水がとても澄んでいて美しい場所。夏でも肌寒い凛とした空気がすがすがしい気持ちにさせてくれます。鏡の池からは以前、古代祭祀に使われたと見られる土偶(どぐう)の一種が発見されています。ここが古来聖地とされていた証しですね。

そんな「鏡の池」で恋占いにチャレンジしてみて下さい。まず拝殿に参拝しご挨拶を。神札授与所で占い用紙をいただきます(100円)。続いて拝殿裏の佐久佐女の森(さくさめのもり)の鏡の池に向かいましょう。稲田姫が祭られている天鏡神社に参拝後占い用紙を池に浮かべます。沈む場所は運命の人との距離、沈む早さは良縁の時期と言われています。15分以内に沈めば良縁が早く訪れるとか。紙の上をヤモリが横切ると大変な吉縁に恵まれるそうです。ヤモリは少し暖かい日に現れてくれるみたいです。出てきてくれたら嬉しいですね。

男女の縁だけではなく、良い仕事や良い人脈等、人との良縁は自分自身の開運の鍵になるでしょう。是非とも良い縁を結んで下さい。

※記載の金額は2020年01月のものです。

夫婦椿で見られるハート型の葉を探そう

出典: 安ちゃん / PIXTA(ピクスタ)

八重垣神社入り口には夫婦椿(連理玉椿)と呼ばれる樹が生えており、ゆったりとした雰囲気で迎えてくれます。稲田姫が立てた2本の椿が起源とされており、根元は2本なのに地上で幹が1本にくっついているという、とても仲むつまじい椿です。夫婦一心同体、愛の象徴として神聖視されています。

幹がピッタリと寄り添ったこの椿を見て人生のパートナーとの幸せな生活を願う人が思わず手を合せてしまう、とても神聖な樹です。この椿は、時々二枚の葉がくっついたハートの形の葉が生えるらしく縁起物です。見つけられたらラッキーですね。がんばって探してみて下さい!

また奥の院には子宝椿という名前が付いた夫婦椿が。この椿は花が咲く頃の3月下旬~5月上旬になると、何故か同じ場所に複数の椿が咲きます。このことから子宝椿と呼ばれるようになりました。季節になると美しく真紅の色の椿が楽しめます。

平安時代の壁画を見られる「宝物殿」

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参拝後は宝物殿で貴重な壁画を見ましょう。約1100年以上前に描かれたといわれる素盞鳴尊・稲田姫命・天照大神(あまてらすおおみかみ)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・脚摩乳命(あしなづちのみこと)・手摩乳命(てなづちのみこと)の六神の貴重な壁画が保存、公開されています。とても古いので剥げ落ちが多く見づらいところもありますが、稲田姫の美しいお顔は色鮮やかにはっきりと見ることができます。

この壁画は日本の神社建築史上最も貴重な壁画といわれているので拝観必至です(入館料200円)。美しい稲田姫命、猛々しい素盞鳴尊の御姿は、忘れずに見て帰りましょう。

※記載の金額は2020年1月現在のものです

八重垣神社のアクセス

八重垣神社へのアクセスをいくつかご案内します。

不便な場所にある印象の八重垣神社ですが松江駅からバス1本で行けるんです。20分ほどで到着してとても便利ですね。八重垣神社行きのバスに乗って八重垣神社バス停で下りてすぐ目の前です。バスの本数は少なめなので、バスの時間をきちんと確認することをお勧めします。

車で来る場合はJR松江駅から約15分、山陰道(松江道)松江中央ICより約6分です。駐車場は150台ほど駐車できる無料駐車場が利用できます。

お賽銭は穴の開いた硬貨がおすすめ

ご縁がある五円玉

八重垣神社の参拝は、出雲大社とは違い2礼2拍手1礼です。穴の空いた硬貨(5円や50円)をお賽銭にするとご利益がアップすると言われています。5円や50円は穴が開いているので見通しが良く縁起がいいとのこと。現在は電子マネーを使用されている方も多いので硬貨は事前に用意されたほうが安心です。しっかりと良縁を頂いて下さいね。

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