大自然が創り上げた驚異の美景「大歩危・小歩危」の楽しみ方

大自然が創り上げた驚異の美景「大歩危・小歩危」の楽しみ方

大歩危・小歩危は、徳島県の三好市にある観光名所です。およそ2億年という長い時間をかけてできた渓谷は非常に美しく、見る人の心を魅了します。遊覧船に乗って楽しむ大歩危峡舟くだりや日本で最も激しい流れを体験できるラフティング、情緒あふれる観光列車・四国まんなか千年ものがたりなど、楽しみ方は様々です。季節によっても様々な表情を見せてくれるため、とても魅力的な観光名所として知られています。今回はそんな大歩危・小歩危の魅力に迫っていきましょう。

目次

大自然が創り上げた驚異の美景「大歩危・小歩危」の楽しみ方

大歩危・小歩危とは?

大歩危・小歩危とは?

大歩危・小歩危は、およそ2億年もの長い月日をかけて吉野川の激流が生み出した渓谷です。その長さは、およそ8kmとなっています。

大歩危・小歩危の名前の由来は複数あります。一つ目は、古語の中で断崖という意味を持つ「ほき」という言葉から名付けられたという由来です。二つ目は、「大股で歩いても小股で歩いても危険だ」と言われたことで、名付けられたのではないかと伝えられています。

大歩危は、日本列島がどのようにできたのかを垣間見れる場所でもあるため大変貴重です。そのため、2014年には国が指定する天然記念物に、2015年には国指定の名勝になっています。

散策しながら渓谷美を満喫

大歩危・小歩危の楽しみ方は色々ありますが、周辺を散策するのも楽しみの1つとなっています。特に、大歩危・小歩危ならではの渓谷美を楽しみたいという人には、ウォーキングがおすすめです。この周囲には、平家の落人(おちゅうど)が過ごしたと言われている祖谷(いや)もありますが、祖谷まではかなり距離があるので、小歩危駅から大歩危駅までのウォーキングも一緒に楽しんでみましょう。

大歩危峡の全景を見られる展望台が大歩危峡遊歩道にあります。大歩危の美しい景色を楽しむのであれば、大歩危峡遊歩道も非常におすすめです。展望台まではおよそ20分歩くので、散策を楽しみながら目指してみましょう。

遊覧船に乗って川下り体験

遊覧船に乗って川下り体験

遊覧船に乗って楽しむ大歩危峡舟くだりも大歩危・小歩危を満喫するためのポイントになります。大歩危峡舟くだりの遊覧船に乗るためには、レストラン大歩危まんなかの1階にあるフロントで乗船券を購入してください。

■運航時間

9:00~17:00
最終出航は16:30の予定ですが、天候によって変更になる可能性があります。

■料金

・大人 1,500円
・子ども 750円(3才から小学生まで)

■遊覧船の所要時間

往復でおよそ30分

■時刻表

出航時刻は特に決まっていないので、人数が集まり次第随時となります。
※料金などの情報は、2024年3月現在のものです。

観光も楽しめる道の駅「大歩危」

道の駅「大歩危」

道の駅「大歩危」は、大歩危峡を一望できる場所に建つ道の駅です。道の駅「大歩危」を楽しむために知っておきたいおすすめポイントをご紹介します。

■妖怪屋敷と石の博物館

道の駅「大歩危」妖怪屋敷と石の博物館

妖怪屋敷と石の博物館は、道の駅「大歩危」の中にあります。妖怪屋敷では、妖怪に関する展示物を見たり、クイズに答えて楽しめる場所。石の博物館は、宝石の原石や宇宙からやってきた隕石などが展示されています。

■ミュージアムショップと特産品販売

道の駅「大歩危」にはミュージアムショップがあるだけではなく、地元の特産品も販売しています。ミュージアムショップでは、妖怪に関するお土産や天然石などを購入できます。地元の特産品としては地酒や蕎麦、野菜などがあり、毎月第1日曜日には朝市(9:00~11:30)が開催されるので、タイミングが合えば朝市にも足を運んでみてください。

◎紅葉の季節を狙って

大歩危・小歩危は春には桜が咲き誇り、夏には青々とした緑が生い茂ります。そして秋には紅葉、冬には雪景色を楽しめるため、四季を通して様々な景色を堪能できる観光名所です。そんな大歩危・小歩危に行くなら、秋がおすすめです。渓谷を流れる吉野川の青さと紅葉の美しい赤やオレンジとのコントラストは大変、魅力的で写真撮影に最適です。

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