東京都のご当地グルメ7選!

画像出典:pixta.jp

東京都のご当地グルメ7選!

日本の首都として栄え、全国から食材や料理が集結する東京都。多種多様な食文化の交差は東京の豊かなグルメ事情を彩ります。また東京都には江戸から続く「東京ならではのグルメ」もたくさん。国内外の観光客から支持される、東京観光の際にオススメのご当地グルメをご紹介します!

▼大阪から 東京行きのバス予約はこちら

目次

東京都のご当地グルメ7選!

目次を閉じる

東京都の食文化について

日本の首都、東京への玄関口の東京駅

日本の中心都市であり、全国各地から様々な人や文化が集まる東京都。
「食」という観点から見ても多種多様な食材や料理が集まっており、東京はまさに食の中心地と言えます。

また東京には有名な江戸前寿司やもんじゃ焼き、さらに深川めしなど東京生まれの下町グルメがたくさんあることも見逃せません。
古くは江戸時代から日本の中心として存在し続けた東京ならではの食文化、さらに地方の味を楽しめる郷土料理店などなんでも揃っているのが東京の食文化の魅力です。

江戸前寿司

世界に認められている日本グルメ、寿司。
日本の伝統料理である寿司の原点は東京であり、東京で生まれた寿司のことを「江戸前寿司」と呼びます。

そもそも江戸前寿司というのは、東京湾でとれた魚をネタにして作った寿司を指した名称です。
江戸前寿司の特徴は、ネタを酢や塩でしめる、蒸す、タレをつけるなど様々な工夫が施されていることにあります。
またネタに味がついている一方、シャリの甘さは控えめなため味のバランスがいいことが江戸前寿司の魅力です。

おすすめポイント!

すし職人

江戸前寿司をお店で食べるときには、おいしく食べるためのポイントがあります。
その答えはシンプルなもので、寿司が出されたら素早く食べることが重要です。

なぜなら江戸前寿司はすぐ食べることを想定し、シャリの温度まで考え抜かれたうえで提供されます。
SNSに載せるための写真撮影やおしゃべりは我慢して、黙々と食べるのが江戸前寿司を楽しむベストな食べ方です。

もんじゃ焼き(月島)

もんじゃ焼き

月島といえば、もんじゃ焼きというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
街中の「もんじゃストリート」と呼ばれる通りには、実に80店舗を超えるもんじゃ焼きのお店が軒を連ねています。

キャベツや豚肉などの具材を先に鉄板で炒めてから土手を作り、その中に生地を流し込むのが月島もんじゃの特徴。
鉄板で焼かれたもんじゃは熱いので、火傷をしないように注意してお召し上がりください。

おすすめポイント!

もんじゃ焼きを熱々の鉄板で調理

出典: pixta.jp

もんじゃ焼きにはお店によってさまざまな種類がありますが、焼き方はどれも共通です。

1.鉄板に油をひいて、具を乗せる
2.ヘラで具材を細かく刻みながら炒める
3.キャベツがしんなりしたら、具材をドーナツ状に整える
4.ドーナツ状に整えた土手の真ん中に生地を流し込む
5.水分が飛んできたら全体を混ぜ合わせ、小さいヘラで食べる

もんじゃ焼きは、慣れれば簡単に作ることができます。
また初めてもんじゃ焼きを食べるという場合も、店員さんが代わりに焼いてくれるのでご安心ください。

ちゃんこ鍋

ちゃんこ鍋

大相撲の本場所が開催される両国国技館があり、相撲ファンにとって聖地ともいえる両国。
しかし両国は大相撲だけでなく、おいしいちゃんこ鍋が食べられるお店があることも見どころです。

ちゃんこ鍋とは力士の体を作るために相撲部屋で食べられている、肉や野菜などたくさんの具材が入った鍋のことを表します。
両国にはそんなちゃんこ鍋の名店がたくさんあり、普段力士が食べているものと同じ味・見た目のちゃんこ鍋をどなたでも食べることができるんです。

おすすめポイント!

ちゃんこ鍋を調理する

一口にちゃんこ鍋といっても、使われている具材や味は様々あります。
相撲部屋ごとに代々引き継がれている、個性豊かな作り方や味付けがあることがちゃんこ鍋の特徴です。

またちゃんこ鍋は、そもそも力士が相撲をとるための体格を身につけるため、効率よく栄養をとるために考案された料理。
食べておいしいことはもちろん、栄養バランスが良いのが「ちゃんこ鍋」です。

深大寺そば

調布市にあり、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』のロケ地となったことで知られる深大寺。
このお寺の周辺にはお蕎麦屋さんが数多く営業しており、深大寺の近くで食べられるお蕎麦のことを深大寺そばと呼びます。

深大寺そばのルーツは、江戸時代。
当時、深大寺周辺の土地では米を育てることができず、小作人は代わりに蕎麦作りに励んでいました。
そして生産された蕎麦は深大寺に納められ、深大寺では蕎麦を作って来客をもてなしていたというのが深大寺そばの由来とされています。

おすすめポイント!

蕎麦打ち職人

出典: papilio / PIXTA(ピクスタ)

深大寺の周辺は、蕎麦作りに適した気候や土地となっています。

・昼と夜は温度差が5度以上ある
・季節を問わず、湧き水の水温が常に約17度を保っている
など

こうした環境で作られる深大寺そばは風味が強く、またコシもしっかりとしていて絶品です。

柳川鍋

江戸時代に生まれた、日本伝統の鍋料理「柳川鍋」。
柳川鍋とはドジョウとゴボウを甘辛い割下で煮て、仕上げに卵でとじた鍋料理のことになります。
ドジョウは日常的に食べられているような食材ではなく、馴染みがない方がほとんどかもしれません。
しかし栄養が豊富で、古くからスタミナ食として好んで食べられていました。

おすすめポイント!

柳川鍋と同じく、ドジョウを使用した料理に「どぜう鍋」があります。
2つの料理の主な違いは、ドジョウの調理方法です。

・柳川鍋 → 内臓や骨をとったドジョウを煮込み、卵でとじる
・どぜう鍋 → ドジョウを丸ごと煮込む

最後に卵でとじる柳川鍋は、全体的にまろやかな風味が強まるのが特徴です。

深川めし

深川めしとは、味噌で煮込んだアサリと長ネギをご飯にぶっかけた漁師めしです。
江戸時代、漁師の町として栄えた「深川」で誕生しました。
かつて深川ではアサリや牡蠣などの魚介類が豊富にとれ、深川名物とされていました。
現代では深川の地にあった海は埋め立てで無くなりましたが、深川めしは地元に伝わる郷土料理として現代によみがえっています。

おすすめポイント!

アサリ

深川めしに使用されているアサリは、肝機能促進・血行改善などの効能が期待できるタウリンやビタミン類が豊富に含まれています。
また長ネギは疲労回復・殺菌効果があり、風邪予防に有効な食材です。
深川めしは地元に伝わる健康食であり、深川地区の飲食店や東京駅の駅弁として食べることができます。

荻窪ラーメン

ラーメン激戦区と呼ばれた街、荻窪。
戦後、荻窪では醤油味の魚介系スープを使ったラーメン屋さんが多く営業しており、それらのラーメンを総称して「荻窪ラーメン」と呼ぶようになりました。
魚介系の旨味が凝縮された荻窪ラーメンは荻窪のソウルフードとなり、その後東京を代表するご当地ラーメンとして全国に知られるようになりました。

現在の荻窪駅周辺にも多数のラーメン屋さんが営業しており、今なおラーメンの一大激戦区と呼ばれています。

おすすめポイント!

荻窪ラーメンの元祖は、醤油味の魚介系スープです。
しかし現在では魚介系に限らず、豚骨醤油などお店によってバラエティ豊かなラーメンが荻窪に登場しています。
老舗のラーメン店で提供されている元祖荻窪ラーメンだけでなく、店舗ごとに個性あふれる十人十色のラーメンが楽しめるのが荻窪ラーメンの魅力です。

まとめ

長きに渡り文化の中心地として栄えてきた東京の地には、様々なご当地グルメがあります。
東京のご当地グルメには江戸時代に生まれたものも多く、長い歴史がある東京だからこそ発展した食文化です。
全国各地から食べ物が集まっている東京ですが、観光の際は東京でしか楽しめない、東京のご当地グルメをぜひご賞味ください。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

新宿でおすすめの記事

新宿のアクセスランキング