新潟県のご当地グルメ7選!

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新潟県のご当地グルメ7選!

お米とお酒が美味しい県として有名な新潟県。良質な水は食材にも料理にも恩恵をもたらします。また開港五港のひとつ新潟市を中心に、独自にアレンジした西洋料理も最近注目を集めています。バラエティ豊富な新潟県のご当地グルメをご紹介します!

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新潟県のご当地グルメ7選!

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新潟県の食文化について

新潟県の食文化について(画像は稲穂)

新潟県は漁業が盛んなため、新鮮な海鮮料理をたっぷり味わえます。
米どころ、酒どころでもあるため、お酒にあう料理や、ご飯のおいしさを引き立てるグルメが豊富です。
また新潟市は開港五港のひとつ「みなとまち」であり、古くから西洋料理の盛んでした。
洋食をアレンジしたグルメや、さらに最近はカラフルな焼きそばなどのB級グルメも人気になっています。

へぎそば

へぎそば

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へぎそばとは、魚沼地方が発祥のおそばです。
つなぎとして「布海苔(ふのり)」という海藻をつかい、おそばは「ヘギ」と呼ばれる器に盛りつけます。

また冷やしたそばを1口程度に盛り付けるのが特徴で、これを「手繰り」と呼びます。
独特の風味と強いコシ、ツルツルした食感が特徴で、薬味はわさびでなく、からしを用いるのが一般的です。
一般的なそばとは異なる特徴で、病みつきになる方も多いおそばです。

おすすめポイント!

ふのり

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へぎそばに使われる布海苔は、2~4月にかけて採取されます。
一般的に寒い時期のものほど風味がよいとされていますが、良質とされるものは限られた場所でしか採取されません。

さらに機械化が一切できないため、現在でも人の手によって摘み出されている非常に貴重なものです。
布海苔にはビタミンKとたんぱく質が多く含まれ、さらに海藻のため一般的なそばよりも低GIだと考えられています。

のっぺい汁

のっぺい汁

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のっぺい汁とは、新潟の郷土料理のひとつです。
野菜をたっぷり使った煮物で、とろみがついているのが特徴です。
新潟県における正月料理の代表でもありますが家庭料理であるため、具材やだしの種類もさまざまです。
鶏肉、こんにゃく、しいたけ、にんじん、里芋などを使用するのが一般的で、お正月やお盆などは、いくらやかまぼこ、鮭などを入れて豪華にすることもあるそうです。
また冬は温かくして、夏は冷やしてもいただけます。

おすすめポイント!

新潟の郷土料理

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のっぺい汁は豊富な具材が入っているため、栄養満点!
特にのっぺに多く含まれる根野菜は、滋養が豊富で身体を内側から温めてくれます。
寒い季節には風邪予防にも一役買ってくれ、雪深い新潟にぴったりのお料理です。

燕三条背脂ラーメン

燕三条背脂ラーメンとは、燕市、三条市が発祥のラーメンです。
極太麺で大量の背脂が降りかかっていることが特徴で、新潟4大ラーメンの1つに数えられています。
スープは煮干しなどの魚介の濃厚醤油スープで、こってっとしていますがくどさはなく、独特の深いコクと甘味が味わえます。
うどんのようなモチモチした太い麺は、食べ応え十分です。

おすすめポイント!

拉麺キッチン

燕三条背脂ラーメンは、ものづくりの町として知られる燕市の力仕事の職人さんたちを支えてきたラーメンとして有名です。
豚ロース肉の上側にある背脂を煮干しのダシがきいた豚骨スープに加えて作られたこってりラーメンは、「ガツンとしたラーメン」が食べたいという職人さんたちの願いから生まれたとされています。
「ラーメンはこってりがっつり食べたい」という方にはイチオシです。

油揚げ(栃尾)

油揚げ(栃尾)

油揚げは栃尾の名物になり、ご当地グルメとして有名です。
「栃尾あぶらげ」と呼ばれますが、サイズはなんと通常の油揚げの3倍!
厚揚げと見紛うほどですが低温鍋と高温鍋で1回ずつ揚げるため、外側はパリっとし中は芯までふっくらしています。
日本で一番おいしい油揚げともいわれていますが、日本酒のおつまみとして最高です。

おすすめポイント!

栃尾の一口油揚げのおろしポン酢のせ

出典: Rhetorica / PIXTA(ピクスタ)

新潟県ではスーパーや一部のセブンイレブンでも販売されているため、ご家庭で気軽に楽しむこともできます。
でも一番おいしいのは揚げたてです。
お店によっては、揚げたてをトッピングつきで食べられます。

ネギやかつお節が一般的ですが、それ以外にもキムチ、ミョウガ、納豆、青じそ、梅、大根おろしなど、さまざまな種類があります。
ビールとセット販売されているところが多いため、お酒好きにはたまりません。
お好み焼き感覚で、絶品の揚げたてを味わってみてください。

レッド焼きそば

レッド焼きそばとは、妙高市赤倉温泉がある赤倉地区の飲食店などで食べられるご当地グルメです。
文字通り赤い麺なのが特徴で、見た目だけで非常にインパクトのある焼きそば。
どう見ても辛そうにしか見えないのですが、実際はマイルドな口当たりで全く辛くありません。
赤い秘密はトマトやパプリカから抽出した赤い成分を凝縮して作ったソースと、麺にも同じ成分を練りこんだためなのです。

ただし麺とソース以外はお店によってアレンジが加えられているため、中には見た目とおりの超激辛のレッド焼きそばもあります。
お好みの味を探してみてくださいね!

おすすめポイント!

トマト

新潟にはなんと赤以外にもカラフルな焼きそばがあり、その種類は、赤を入れて4色なんです。
レッド以外は糸魚川のイカスミで作られた真っ黒の「ブラック焼きそば」、上越の雪山をイメージした真っ白な「上越ホワイト焼きそば」、魚沼のヨモギを練り込んだ緑色の「グリーン焼きそば」があります。

新潟で4色すべてを制覇したら、写真映えもインパクト大なことが間違いなしです。
それぞれ全く違った味わいが楽しめるため、ぜひ挑戦してみてください。

タレカツ丼

タレかつ丼

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タレカツ丼とは、卵でとじない「タレカツ丼」です。
揚げたての薄めのとんかつを「甘辛醤油だれ」にくぐらせ、ご飯にのせただけのシンプルなもの。
最近ではB級グルメとして、新潟以外にも専門店ができています。

醤油をベースにダシやみりん、砂糖などを加えたものが基本ですが、お店ごとの醤油だれがあるため、さまざまな味を楽しめます。
甘辛い独特の風味がとんかつの味を引き立て、ご飯が止まらなくなるおいしさです。

おすすめポイント!

洋食がさかんな新潟県ですが、それを日本人好みにアレンジしたのがタレカツ丼です。
似た料理にソースカツ丼がありますが、こちらはいうまでもなくカツの上にソースがかけられています。
タレカツ丼はオリジナルのたれに漬けてあるため、味付けが飽きにくいという特徴があります。
かつ丼を食べたいけど、こってりしたのは苦手…というときには、あっさりしたタレカツ丼がおすすめです!

わっぱ飯

わっぱ飯

出典: マーボー / PIXTA(ピクスタ)

わっぱ飯とは「わっぱ」と呼ばれる薄い木の板を丸く形作られた箱に、ご飯やさまざまな食材を入れてのせてホカホカに蒸した料理です。
福島県の会津でも愛用されていますが、会津では山菜やきのこなどの山の幸がメインです。
それに対して新潟は鮭やカニなど海の幸を使うのが主流で、色鮮やかな具材は見た目にも楽しめます。
わっぱのフタを開けると、ふんわりと香りが立ち上るのも食欲をそそります。

おすすめポイント!

日本弁当曲げわっぱ

わっぱ飯は味がおいしいのはもちろん、素朴な曲げわっぱも食欲をそそります。
新潟のわっぱ飯のわっぱは杉が利用されていますが、杉の香りには、防虫、防菌、防臭、消臭作用があり、お弁当箱としても人気です。

わっぱ飯はもともとはシンプルな食材を使われる料理でしたが、最近は見た目を豪華にした懐石料理などにも応用されています。
ぜひ曲げわっぱを利用した、蒸したてのアツアツをお召し上がりください。

まとめ

新潟県は海鮮料理はもちろん、西洋料理をアレンジしたグルメや個性あふれるB級グルメが盛んな場所です。
お米料理はとくに絶品ですが、やはり本場のコシヒカリと合わせていただくのがベストです。
新鮮な海鮮料理と一緒に、ぜひ現地で味わってみてくださいね。

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