ヤクスギランド④【やくすぎの森コース】150分の本格登山で屋久杉を堪能
ヤクスギランドの奥まで周遊する150分コース【やくすぎの森コース】は、多彩な屋久杉を堪能できる本格的な登山道です。
台風で倒れた蛇紋杉、樹齢2600年と推定される母子杉など、存在感を放つ銘木を観察できる魅力的なルート。
4つの周遊コースの中では最も巨木の森を体験できます。
目次
ヤクスギランド④【やくすぎの森コース】150分の本格登山で屋久杉を堪能
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150分【やくすぎの森コース】の魅力
〔入口→くぐり栂→林泉橋→千年杉→荒川橋〕→ひげ長老→蛇紋杉→小花山歩道→天柱杉→母子杉→三根杉→沢津橋→〔仏陀杉→双子杉→くぐり杉→清涼橋→出口〕
※〔 〕内は、50分コースと重複
▶ヤクスギランド50分【いにしえの森コース】の見どころを解説！
150分【やくすぎの森コース】は、ヤクスギランドの森を一番大回りに、奥まで周遊する150分（2時間半）を想定したロングコース。台風で倒れたインパクトの強い蛇紋杉や、幹の空洞に入れる三根杉など、いろんな屋久杉を鑑賞できます。
さっそく、50分コースから先にある【やくすぎの森コース】ならではの見どころを紹介していきましょう。
※つつじ河原を回る80分【③つつじ河原コース】と重複する見どころは特にありません。
ひげ長老
「ひげ長老」は、推定樹齢1000年、樹高約32mの巨木。
たくさんの着生植物が幹に絡みついている様子が老人のヒゲのように見えたことから、小学1年生の女の子が「ひげ長老」と命名した屋久杉です。
蛇紋杉（倒木）
蛇紋杉は、1997年（平成9年）の台風19号で倒れてしまった屋久杉です。しかしその美しく存在感のある姿は、まるでオブジェのよう！
天柱杉
推定樹齢1500年の「天柱杉」は、樹高約33.8ｍと、天に届く柱のように高い屋久杉です。
母子杉
そそり立つ2本の屋久杉の根元が一体化した「母子杉」は、枯死している母杉に子杉が寄り添い、支えているように見えることから名付けれられました。
屋久島では杉同士が合体している姿はよく見られる現象です。 この巨大な屋久杉は、推定樹齢2600年と言われており、屋久島の古い歴史を感じるでしょう。
三根杉（みつねすぎ）
比較的若い屋久杉で樹勢のある三根杉
倒木更新と見られる「三根杉」は、推定樹齢1100年と比較的若い屋久杉。樹勢があり、ヤクスギランドの中では最も太く、胸高周囲（きょうこうしゅうい：成人の胸の高さの幹周囲）が約9.3mもある巨木です。
210分【天文の森コース】、太忠岳にも行ってみよう
蛇紋杉のある〔地図⑮〕から周遊せずに先へ歩くと、新設された210分【天文の森コース】、さらに天柱石が印象的な太忠岳の登頂ルートへと進みます。機会があれば、こちらへもぜひ行ってみてくださいね。
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