駅近スパから伝説の秘湯まで!旭川の銭湯・スーパー銭湯10選

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駅近スパから伝説の秘湯まで!旭川の銭湯・スーパー銭湯10選

皆さんは北海道の旭川市と聞くと、寒いというイメージが浮かぶでしょうか?上川盆地と呼ばれる場所に位置している旭川、実は日本の中でも一年の寒暖差が激しい地域のひとつとして知られているんです。夏の暑い時期には真夏日を超え、寒い季節には氷点下20度を下回ることも!かつて旭川で記録した氷点下41度は、日本最低気温と言われています。この暑さや寒さのメリハリも旭川の醍醐味のひとつといえます。そんな旭川で汗をかいてしまったり、凍えて体が冷えきってしまった時は、旭川の銭湯にゆっくりとつかって疲れを癒すのがオススメ。旭川の夜の過ごし方の一つとしても、銭湯を選択肢に入れておくのも良いですね。ここでは旭川の地元民も太鼓判のモダンなスーパー銭湯から、昭和レトロな温泉旅館、日帰り入浴可能なホテルのお風呂までを一挙にご紹介します。

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駅近スパから伝説の秘湯まで!旭川の銭湯・スーパー銭湯10選

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1. 大黒湯

「大黒湯」は旭川駅のひとつ隣、旭川四条駅から歩いて3分ほどの場所にある、旭川市内でも有数の老舗銭湯です。昭和6年創業の大黒湯は地元旭川の人々にも愛されている街中の老舗銭湯で、観光客でもアクセスしやすいのがポイント。銭湯では珍しい日替わりの薬湯露天風呂があり、サウナや岩盤浴風呂も人気なんですよ。

湯上りにはサンデーやフラッペなどの冷たいデザートを食べられるのも大黒湯の特徴。サンデーが300円、コーヒーフロートは280円(2018年11月現在)など、昔ながらの良心的な値段が嬉しいですね。さらに旭川市民の台所とも呼ばれている旭川銀座商店街からもほど近い場所にありますので、銭湯の帰りにそちらに立ち寄ってお食事や買い物を楽しむのもおすすめですよ。

2. スーパー銭湯 大雪乃湯(たいせつのゆ)

旭川の観光地「ラーメン村」の近郊にある「スーパー銭湯 大雪乃湯」。旭川のスーパー銭湯の先駆けとも言えるこの大雪乃湯には主浴槽のほか、電気風呂とテレビ付きスタジアムサウナ、そして4種類の浴槽を設けた露天風呂があります。旭川市内でも屈指の広さを誇るスーパー銭湯なので、のびのびとお風呂に浸かりたい人におすすめです。

館内には大浴場のほかにも女性専用の岩盤浴、お食事処や癒し処、散髪ができるクイックカットなど、設備も充実しています。驚くことにこちらのスーパー銭湯の料金は普通の銭湯並の価格。このコストパフォーマンスの良さから、常に旭川の銭湯好きの人たちで賑わっています。浴槽の種類も洗い場の数も多いので、混雑しすぎる心配もありません。なお、シャンプーやボディソープなどはありませんので、持参するようにしましょう。

3. 北彩湯処 御料乃湯(ほくさいゆどころ ごりょうのゆ)

大雪乃湯の姉妹館である銭湯「北彩湯処 御料乃湯」は、旭川駅から車で10分、美瑛方面に向かう途中にあります。大雪乃湯と同様にお食事処、癒し処、クイックカットが完備されている銭湯。癒し処は整体だけでなく、タイ古式マッサージやむくみ取り、さらにあかすりもありますよ。

銭湯には炭酸ガスが溶け込んだ高濃度炭酸泉や、ミクロの泡で体の老廃物を取り除いてくれる絹の岩風呂、さらに檜の和風呂や石窯風呂など、旭川でも屈指の種類を誇るスーパー銭湯です。もちろんサウナもあり、高温サウナ、よもぎサウナ、塩サウナと選べるのが嬉しいですね。体の芯から凍えるような旭川の冬には特にサウナがおすすめです。

御料乃湯は大雪乃湯より少し値段が上がりますが、シャンプーやボディソープなどが備え付けてあります。湯船やサウナがたくさんあるので、いろいろ試してみたい人はぜひ訪れてみてくださいね。

4. 旭川高砂台 万葉の湯

北海道長万部町からさらに山奥に入った場所にある秘湯、二股ラジウム温泉。日本屈指のラジウム温泉として全国的にも知られるこの秘湯は、旭川からは数百キロの距離があり、車で行けば3時間以上もかかってしまいます。しかし、旭川にいながらこの温泉を楽しめる銭湯があるのをご存知でしょうか?それがこちらの銭湯「旭川高砂台 万葉の湯」です。

こちらの銭湯には、この二股ラジウム温泉の鉱石が利用されています。それにより、リュウマチや神経痛、肩こり、腰痛などの様々な症状に効能があると言われているんですよ。露天風呂も広々としていて、気持ちのいい温泉は旅行などの疲労回復にも一役買います。さらにボディケアや韓国式エステもあるので、ぜひ試してみるのもおすすめです。

23時間営業で、平日なら手ぶらで訪れても浴衣・バスタオルなどが付いて税別950円(2018年11月現在)。貸し部屋もあり、旭川へ観光に行く予定があれば宿代わりにするのもひとつの手段です。もちろん食事処もあるので食べるのにも困りませんよ。

5. 旭川健康ランド

10年以上も旭川市民に愛されてきたのがこちらの「旭川健康ランド」。1階には大浴場やレストラン、2階にはゲームコーナーやレストルーム、マッサージコーナーやカルチャースタジオなどがあり、訪れた人が楽しみながらリラックスできる空間を作り上げています。

大浴場は体の芯まで温まる薬湯をはじめ、ジェットバス、低温サウナ、露天風呂などが利用できます。漢方薬湯の「薬仁湯」は冷えや肩こり、湿疹やしもやけなどに効能があり、薬湯に草津温泉の成分が配合された「草津湯」にはアトピーやにきびなどの皮膚疾患にも効果があるとされているんですよ。

旭川で観光などで疲れた体を癒すなら、銭湯だけでなく健康ランドも一案です。大浴場だけの利用もできるので、都合にあったプランを選びましょう。

6. 杜のSPA神楽

「杜のSPA神楽(もりのすぱ かぐら)」は旭川駅から車で5分、リゾート気分が楽しめるオリエンタルな雰囲気のスーパー銭湯です。旭川の杜のSPA神楽にもお食事処やマッサージがあり、癒しの場となっています。

こちらの特徴である薬湯は、無農薬の自然の薬草のみを使用しているため添加物などは一切入っていません。天然の色や香りを楽しめる薬湯にはよもぎ湯やしょうが湯、びわ湯、桃湯など様々。体温に近い温度の不感湯は血圧の急激な上昇を防ぎ、湯舟に長く浸かることによって副交感神経が働いてリラックスでき、筋肉のほぐれや安眠効果などをもたらしてくれる効能があります。他にも肌にしっとりと馴染み、美肌・保湿・保温の効果のある石塔の湯や、超音波により真っ白なミクロの泡を発生させ、老廃物の排出にも効果のあるシルクの湯など、多彩な銭湯を楽しめます。

サウナや岩盤浴も完備で、旭川の人気スーパー銭湯のひとつです。岩盤浴ではホットヨガ教室が開催されていることもあるので、もし予定が合えば参加してみてはいかがですか?

7. 天女と仙人の露天風呂 高砂温泉

お風呂のデパートと評判のアットホーム感溢れる旭川の銭湯です。レトロ感に満ち溢れたノスタルジックな内装は、まるで昭和時代の銭湯の迷路に迷い込んでしまったかのような気分を楽しめます。

中国漢方エキスを使用した薬湯や、ラジウムブレンドのお風呂、色が変わるナイヤガラの滝や、灯台のモニュメントがそびえる岩盤気泡風呂、別府マグマ泉、ゲルマニウム鉱石を配した足湯など、個性的な浴槽が所狭しと配備されています。階段を上った先の屋上には天女と仙人の露天風呂と呼ばれる複数の浴槽があり、湯船に浸かりながら旭川の景色が一望できます。高砂台自体がその名の通り高台で旭川の市街地にも近いため、夜に露天風呂に入浴すれば夜景も楽しめますよ。

大浴場の他に貸切の家族風呂や女性専用の岩盤浴、さらにお子様専用の滑り台付きのプールもあるんですよ。館内には他にもカラオケボックスやゲームコーナー、卓球場などもあり、銭湯とは思えない充実の旭川の隠れた人気スポットです。

8. 龍乃湯温泉

こちらは銭湯ではありませんが、日帰り入浴が可能な旭川の宿泊施設のお風呂です。「龍乃湯温泉(たつのゆおんせん)」は2016年春にリニューアルしたばかりの清潔感ある温泉宿泊施設です。夢に出てきた龍のお告げ通りに掘ったら温泉が湧き出したという逸話をもつため、「神秘の湯」とも呼ばれています。

こちらは東旭川駅から徒歩5分、人気観光スポットである旭山動物園へ車で10分ほどの場所にあります。駐車場も完備されているので、観光の帰りに寄って温泉に浸かるのがおすすめ。宿をお探しの場合は、こちらにも宿泊施設がありますよ。

龍乃湯温泉は地下水をくみ上げた露天と内湯、そして濃厚な茶褐色の含鉄泉が楽しめます。循環ろ過し加温された温泉なのですが、毎日換水しているので塩素臭はほとんどありません。温泉の浴槽は通常の温度と高温の2種類があり、自分のお好みに合わせて使い分けることができます。そしてなによりの特徴が、含鉄泉の濃度です。赤茶色の温泉は、うっかり湯船に浸けてしまったタオルが茶色く変色してしまう程。桶や床も同様に染まってしまうために、湯船からの汲み出しは禁止されているほどなんですよ。湯上りに服を着る時には、しっかりと洗い流してタオルでよく拭かないと、着用する衣類にも色がついてしまうので要注意。

この成分の濃さで体が芯まで温まり、湯冷めもしにくく、さらにお肌もすべすべになるとの評判です。旅行者はもちろん、温泉好きの人や地元旭川市民にも愛されています。

9. 和風旅館 扇松園

「和風旅館 扇松園(せんしょうえん)」は、旭川市街から車で10分ほどの高砂台という場所にある和風旅館です。日帰り入浴も可能で、サウナ付の大浴場と露天風呂が楽しめます。こぢんまりとした造りになっていますが、自然石を積み重ねた岩風呂は風情があり、とても落ち着いた空間。冷泉を加温したお湯なのですが、そのまま飲んでも美味しいと評判です。

お風呂上りには旅館内にある和モダンな食事処「そば扇」での食事がおすすめ。60席の広々とした店内では旭川近郊の江丹別や幌加内のそば粉に、上質な地下水を利用した手打ちそばが堪能できますよ。蕎麦寿司や蕎麦鍋、湯豆腐、そばがきなど、バラエティに富んだ蕎麦料理が多数あります。げんこつザンギも名物メニューのひとつで、女性のこぶし大の大きさのザンギは食べ応え抜群!他にも地元旭川の食材を多く使った地産地消料理はぜひ食べておきたいおすすめばかりですよ。

館内にはギャラリーも併設され、手入れの行き届いた美しい和風庭園では四季感じられます。お風呂上がりにはぜひ旅館内を散策してみてくださいね。

10. 天然温泉みなぴりかの湯

旭川駅の周辺で温泉や銭湯を探している人にはこちらがおすすめです。旭川駅から徒歩2分、「ホテルWBFグランデ旭川」内にある「天然温泉みなぴりかの湯」はアクセスが抜群に良い温浴施設。旭川の街中にありながら広々とした大浴場や露天風呂が完備されたみなぴりかの湯は、宿泊しなくても利用できるのもポイントです。

お湯に溶け込んだ炭酸ガスによって血流の促進や肌の保湿が期待できる炭酸泉や水圧の刺激が気持ちいいジェットバス、他にも電気風呂や露天風呂、さらに岩盤浴もあります。岩盤浴はブッダの目が幻想的に光る「天の癒(てんのゆ)」、天然木でリラックスできる「地の癒(ちのゆ)」、蜂の巣のような狭い空間が落ち着く「洞の癒(どうのゆ)」など、6種類の岩盤浴が用意されてます。その時の体調や気になる症状によって選べるのは嬉しいですよね。

ホテルのスパといった感じの内装で、比較的リーズナブルな価格で本格的なお風呂を堪能できます。シェービングフォームやメイク落としなどのアメニティも用意されており、タオルや館内着も料金に含まれているため手ぶらで入館できる手軽さも人気の理由。エステやあかすり、鍼などもありますよ。

「みな」はアイヌ語で「笑う」、そして「ぴりか」は良質、美しいという意味。旭川の良質な温泉でお客様に笑顔になっていただきたいという思いが込められていて、その名の通り旭川でのんびり過ごすには最適な温泉です。

◎まとめ

古くから銭湯は、1日の疲れを癒すだけでなくコミュニケーションの場としても重宝されてきました。銭湯はまさに裸の付き合いができる場所で、普段より密なコミュニケーションが取れたりするものです。同じ時間と空間を共有しているからこそ感覚がそうさせるのかもしれませんね。旭川に行ったら、ぜひ銭湯に入ってみて下さい。地元の方や同じ旅行者など、旅先での見知らぬ人とのコミュニケーションは、より思い出深い旅のスパイスになるでしょう。自分たちがどこから来てどこへ行きたいのか、旭川でおすすめの場所はどこなのかなど、話題にも事欠きません。もし旭川の銭湯に入る機会があれば、情報収集やコミュニケーションにもぜひチャレンジしてみたいですね。

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